ゆうゆう自適。
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「学問の一夜」というプロジェクトの一環で、ヨーンゾン関係の映像イベントに行ってきました。
ヨーンゾンのドキュメンタリー2本、
ヨーンゾンが台本を手掛けたニューヨークのドキュメンタリー1本、
ヨーンゾンについて語るトーク番組1本。
休憩時間を挟んで6時間弱。さすがに腰が痛くなった……。
ヨーンゾンが台本を手掛けたドキュメンタリーは、ドイツでも一度しか放送されなかったらしく、今回目玉の秘蔵映像。
前2本のドキュメンタリーがニューヨークを「幻想の地」と見なしていたのに対して、このドキュメンタリーはニューヨーク社会の下層部を徹底的に追及していた。ヨーンゾンの(意外なほど)シニカルなコメントとの組み合わせが強烈で、とても興味深かったんだけど、カメラワークが結構激しくて、途中で映像酔いして半リタイア。ものすごく惜しいことをした。
「動いているヨーンゾン」「話しているヨーンゾン」を見聞きするのははじめて。(声は、朗読で聞いたことがあるけれど)それだけで感慨深いものがあった……のだけれど、それ以上の衝撃は、その場にいた人たち(先生はもちろん、学生や一般人も)みんながヨーンゾンをきちんと読み込んでいる、ということ。
まだ足りない。
こんなんじゃ全然、足りない。
作品はたしかに読んだけれど、人物像に関しては、まだまだ勉強不足だ。
なにしてたんだろう、
なにしてるんだろう、
なんだか焦るけれど、こつこつ進めていくしかないんだよなあ。
しょんぼりする一方で、「ここに来なければこの現実を知ることもなかったのかもしれない」とも思うので、すべて含めての「しゅぎょう」なのでしょう。そうだよねえ、指導教官にも「もまれてこい!」って言われたしねえ。
とりあえず、まだ読んでいない本を読もうと、大学図書館のOPACで検索。
あるにはあるけど、なぜかすべて貸出禁止。
……書籍だけまとめて日本から送ってもらうのが案外一番安いかも……。
ヨーンゾンはよい声をしていました。
渋いイケメンだとも思います。
なぜ30代から40代にかけてあんなに老けこんだのかが謎だ。
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。