ゆうゆう自適。
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一年ぶりに、おとなりキャンパス(正確には隣でもなんでもない)に行ってきました。
他専攻の人間であるにもかかわらず、嘱託さんや院生さん数名に覚えていただいて、感激。うわーん。脱・アウェーに2年ほどかかったけれど、ここでまた「ふりだしにもどる。」とかだったらどうしようかと思った。
「ここは相変わらずなので、またコーヒーでも飲みに来てくださいね」
とまで言っていただいて、じんわり感激……。
授業はクリスタ・ヴォルフの昨年発表された新作『天使の街』Die Stadt der Engelの講読。
本を買い、ヴォルフによる朗読会に足を運びサインまでいただき、更にヨーンゾン賞の授賞式まで行ったはいいけれど、実はまだ1ページも読んでいない『天使の街』。これを機に、じっくり読もうと思います。
本日は「イントロダクション・ヴォルフ」。
自分の修論は、当面「ゆんセラー」の中で熟成させなければならないほど未熟なシロモノだけれど、ヴォルフと向き合った2年間は無駄ではなかったなあ……と思ってもバチは当たらないかもしれない。
まだまだ本業に取り組める状態ではないので、ウォームアップも兼ねて、今晩から『天使の街』を読もう。
目標としては、昼の移動中はフォンターネ、寝る前にヴォルフ。
起きている間は?気難しい「仮想の夫」(というとなんか結婚サギみたいだけど)と向かい合いますよ。ええ。
帰宅途中で、比較的大きな地震が発生した。
ちょうど地下鉄に乗っていて、地震が起こったことはまったくわからなかった。
駅に停車したまま、いつまで経っても発車しないなと思っていたら、「地震が発生しました」のアナウンス。
安全の確認が取れるまでは動かない、
動いたら動いたで接続運転を中止、
そして徐行運転……
これ、かなり大事なんじゃないの?と思っていたら、東京で震度4だった。
西東京にいる母も外を歩いていて、まったく地震に気がつかなかったらしい。
家にいると3程度でも「揺れた!」ってびっくりするのに、外にいると感知できないんだろうか。
ロストックにいる仲間から「今東京に帰る決意をしたのは英断だと思う」とまで言われているけれど、原発そのものよりも、地震のほうがなおこわい。今は。
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。