ゆうゆう自適。
つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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授業でクリスタ・ヴォルフの肉声(といってもCDだけど)を聞く機会に恵まれる。
……なんか政治家みたいな声のひとだった(ドイツ統一に関するスピーチだったかもしれない)。前にお友達と話したときも話題になったけれど、ほんとに冗談が通じなさそうな印象。
彼女よりも一世代若いトーマス・ブルスィヒ(Thomas Brussig)という東ドイツ作家がいるのですが、彼はクリスタ・ヴォルフの演説および初期の作品を、自分の作品("Helden wie wir 僕らのような英雄")の中でパロディ化しています。これをヴォルフが読んだらどう反応するのか、気になる気になる。
ブルスィヒの作品はなかなか面白いと思うのですが(ブラック・ジョークが冴えてる)、日本語訳が少ないのが残念。上記の"Helden wie wir"も確かまだ翻訳されていないはず。
ブルスィヒが脚本を手がけ、のちに自らノベライズした"Sonnenallee 太陽通り"には日本語訳がある。でも、映画"Sonnenallee"は日本に上陸していない。5、6年前に歴史の授業で見て、以来大好きになったドイツ映画で、すごくおすすめなんだけれど……残念。(方向性としては"Goodbye, Lenin!"に似てるかな)
ドイツ語版DVDがほしいなあ、と思っても、リージョンコードの問題でたぶんうちのプレイヤーじゃ見られない。ああうう、誰か輸入してくれないかなあ。
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かれんだー
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YuN
ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
無題
輸入しちゃえ!…そして貸して(はあと)
なぬっ
問題はPALかNTSCか、なのかな。パソコンだと普通に見られるんですか?
DVDは10ユーロ以下で買えるらしいです。この際、本とセットでそろえちゃおうかな~。
セルフ輸入したらかもさん相手に「布教」します(笑)。
本は読んだのよ
Helden wie wirと新作のSchiedsrichter Fertigが読みたいんだけれど,持ってます?
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/booksea.cgi?ISBN=3701714819
新刊!
Helden wie wirは先生に借りて読んだので、所有はしてないんです
Sonnennallee、原作を読んだならぜひ、映画も見ましょう!今、かなり購入の方向に傾いてます。ユーロがちょこっと安いうちに……!