ゆうゆう自適。
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朝、勉強するつもりが、なぜか部屋の掃除に精を出す。
明らかに「ひとを呼べる状態」ではなかったので、いらないプリント類を処分し、研究資料・授業の教材を所定の位置に収める。
洗濯物も取り込んで、師匠のゼミの予習を終わらせて。とりあえずやることはやって、いざ出勤!……昨日提出し忘れた、小テストを返却するために。
というわけで、まずはKキャンパス。
ぼんやりとキャンパスを歩いていたら、思いがけなく後輩とばったり遭遇。Hキャンパス所属の彼と、まさかKキャンパスで会うことになろうとは。
過去2回ほど、Hキャンパスへと向かう道で「ニアミス」しているのだけれど、ようやくお話できる機会に恵まれました。感激こうなったら、昨日小テストを忘れたのは必然だったんだ!、といいほうに解釈しちゃえ。
来週、お茶をすることになりました。えへへ、うれしーい
そして小テスト。
コピーを取ってからボスに返却する必要があるんだけれど、急いでいるときに限ってコピー機の機嫌が悪い
ちょうど事務室に居合わせた後輩に、「先生(=師匠)、さっきHキャンパスに向かいましたよ」と聞き、しまった出遅れた!と焦る。
どうにかコピーを取って、キャンパスを飛び出す。快速乗って、走って走って、どうにか時間通りにHキャンパスに到着。今日、最初で最後の授業なのに、もう一仕事終えたような気分です。ふう。
授業後、師匠ゼミ@Hキャンパス+その他独文関係の方々と一緒に、飲み会。
修士はヴォルフ、博士はクライストを扱っているYさんとお話する機会を得る。
ヴォルフ作品についてじっくり語り合える機会なんて今までなかったから、すごく勉強になったし、すごく興味深かった。
この作品のここがおもしろいとか、おもしろくないとか、のびのびと意見を交わしたり、統一前後のヴォルフ文学のありかたについて話したり、本当に楽しかった!
『クリスタ・Tの追想』『幼年期の構図』は傑作で、
それらに引けを取らないのが『どこにも居場所はない』『カッサンドラ』で、
それ以降のものはどうも微妙……
というところで意見が一致。自分の感覚はそんなに間違ってはいないらしい。
そのほかの独文メンバーともいろいろお話できたし、大満足。
所属こそ違うけれど、今後ともがんばってHキャンパスに足を運ぶぞー
そんな、一日。
そもそもYさんとお話できるきっかけとなったのは、別の会話で登場した「ペンテジレーア」のひとことで、それに過剰に反応してしまった自分は相当毒されてる、と思った。
今自分の頭の中の大部分を占めてるのはカッサンドラでもメデイアでもなく、なぜかペンテジレーア。……魔性の女だ……。
Yさんや助教さんに、「あまり(ペンテジレーアで)深みにはまらないように」と釘を刺されたので、どの程度までコミットしていいのかをきちんと見極めなければ。
ひとまず、ヴォルフの「クライストのペンテジレーア論」だけは読破しないとなあ。来週、師匠と面談をすることになっているけれど、あと6ページ、果たして読み切れるかな?
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。