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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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@松下電工汐留ミュージアム。
ジョルジュ・ルオーの作品を数多く所蔵している美術館。その開館五周年も兼ねた展示会。

醜の中に美を見出す。
社会の最下層に属する人々を描く。

雨の日に、照明をぐっと落とした美術館に足を運ぶ。
ずっしりとのしかかる重厚感。「哀愁」でも「沈鬱」でもなくて、……うまくことばにできない。

ルオーの絵を見たのは、今回がはじめて。
色彩と、厚みのあるタッチと、「深い瞳」がとても印象に残った。
部屋に飾りたい!とまでは思わなかったけれど、どうしても目が離せない、そんな不思議な気持ちになる。


マティスは、鮮やかな切り絵シリーズ『ジャズ』がよかった。
「これはなにを表しているのかな?」って考えてから、タイトルを見る。なるほどって、うなずく。
ハサミは鉛筆以上に素描に適した道具らしい。

ふたりの師・モローの絵も展示されていたので、最初は誰が描いた絵なのかちょっと混乱したけれど(弟子入りした直後は、師匠も含めてみんなどこか似たり寄ったりなタッチで絵を描いてる)、徐々にそれぞれの個性が出てきて、なかなか楽しかったです。

入館料が割と安めだったので、小規模なのかと思っていたけれど、期待以上。


……どうでもいいけれど、「松下電工」ミュージアムって、松下電工がパナソニックになったら名前変わるのかな?

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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