ゆうゆう自適。
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Lukas宅のキッチンは、ガスコンロ・ガスオーブンが備わっています。
ロストックでは電気コンロに泣かされてきたので(正直カルキ除去以上にコンロ周りの掃除のほうがいやだった)、ガスコンロが使えるのはとてもうれしい。火力の調節が電気よりも簡単だし!
しかしガスオーブンのほうはなかなか手ごわい。入居前にLukasから聞かされていたけれど、火を保つのが非常に困難なのです。点火しても、すぐに消えてしまう……。
まあ、使いにくいなら使わなければいいさ、と軽く考えていたのですが。なにを考えたのか、昨日「オーブンで焼くパン生地」を買ってしまったため、どうにかしてオーブン(あるいはそれに類似するもの)を使う必要が出てきました。
さて、どうするか。
【 案その1 】 電子レンジを代用してみる
なんとかならんかなあ、と思って試してみましたが、「電子レンジ」の果たす役割を考えると、なんとかなるはずもない。ものの10分でパンが焦げました。1時間経った今でも部屋中が焦げくさい。ロストックの寮だったら確実に火災報知機が鳴ったな。日曜の朝、教会の鐘の音とシンクロするかのようにけたたましくなる火災報知機。うわあサイアク。
さて、6個あるパンのタネのうち3つだめにしたところで、自分の朝食を確保するための戦いがはじまる。
【 案その2 】 意地でもガスオーブンを使ってみせる
電子レンジの悲劇を再度引き起こしたくなければ、もはやこの手しかない。
チャッカマンを片手に、かちかち火をつける→火が消える→つけ直し、の繰り返し。
なんの偶然か、3度目くらいにぱっと点火した。つまみから手を離しても、火が消えない。オーブンを閉じても消えない。……もしや、成功?
有頂天になりながら、キッチンを片づける。
5分ほど経ったところで、オーブンのしゅんしゅんいう音が止んだ。
火 が 消 え た
戦い、再び。
5分くらい格闘したところで、ようやく火がつく。今度は、パンが焼きあがるまで保ちました。
しかし温度の調整ができないので(何度でパンを焼いているのかついに不明)、ちょっとパンの表面が焦げた。ハイレベルすぎる。一度使ったらオーブンに張りついていないと、危ない。……すっごくあったかいから、暖を取るには最適なんだけれど。
【 結論 】
使えるには使えるんだけれど、時間と心に余裕があるときじゃないと難しそう。「今晩、魚のグリルを食べるぞ!」「今日、お客さんが来るからオーブンを使ってケーキを焼こう」というノリで使ってはいけない気がする。(グリルに関しては、そもそもグリル機能を搭載していないから無理なんだけれど)
そう思うと、ロストックの寮のオーブンは最新式だったんだなあ……。欠陥住宅疑惑が際立ち過ぎて、ありがたみを感じる機会がなかった。
パンはおいしく食べられました。
苦労したあとだから、なおさらに。
うまく使いこなせたら、ほんとにいうことないんだけれどなあ……。
ガスオーブンを上手に使うコツをご存じの方、いらっしゃいます?
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。