ゆうゆう自適。
つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」Così fan tutteに行ってきました。
演出はドイツ人映画監督・オペラ演出家・作家のDoris Dörrie(らしい)。
とある姉妹の恋人ふたり(男性)が、それぞれの貞節を試すために互いの相手を口説いたら、なんと姉妹そろって心変わりしてしまった……という喜劇。
1960年代(推定)に舞台を移した演出は、なかなか度肝を抜くものでした。
「フィガロの結婚」と同様、伝統的な演出を(勝手に)想定していたせいでもある。リブレット本文はそのままに、カラフルでキッチュで奇抜な雰囲気の舞台が展開される。衣装も、建物も。「戦場に赴く士官」フェルランドとグリエルモがサラリーマンなのが面白い。(それでもリブレット本文と舞台設定がぴったり合っているのがすごい)
最初こそ「えー」と思っていたけれど、ソリストたちの歌も演技もすごくいいし、話が進むにつれてどんどん楽しくなっていった。
ばたばたしすぎていて筋の予習すらできなかったんだけれど、舞台と字幕を読んだだけで問題なくついていけた。(このあたりはモーツァルト・オペラとストラヴィンスキー・オペラの違いでしょうか……)
演出が細かくて、なんだかよくわからないところもいくつかあったんだけれど、女性陣(フィオルディリージとドラベッラ)の着用しているカツラはファッションと理解していいのかな?(おしゃれなら「ウィッグ」というべきか……)
斬新ですごく面白かった。
こういう演出の仕方もあるんだなあ。
Doris Dörrieは映画「Männer」を断片的に観ただけだけれど、あの作品も(断片のみで判断する限り)面白そうな演出が組み込まれていたし、こういうのを得意とする監督・演出家なのかしら。映画もちゃんと観てみたいなあ。
演出はドイツ人映画監督・オペラ演出家・作家のDoris Dörrie(らしい)。
とある姉妹の恋人ふたり(男性)が、それぞれの貞節を試すために互いの相手を口説いたら、なんと姉妹そろって心変わりしてしまった……という喜劇。
1960年代(推定)に舞台を移した演出は、なかなか度肝を抜くものでした。
「フィガロの結婚」と同様、伝統的な演出を(勝手に)想定していたせいでもある。リブレット本文はそのままに、カラフルでキッチュで奇抜な雰囲気の舞台が展開される。衣装も、建物も。「戦場に赴く士官」フェルランドとグリエルモがサラリーマンなのが面白い。(それでもリブレット本文と舞台設定がぴったり合っているのがすごい)
最初こそ「えー」と思っていたけれど、ソリストたちの歌も演技もすごくいいし、話が進むにつれてどんどん楽しくなっていった。
ばたばたしすぎていて筋の予習すらできなかったんだけれど、舞台と字幕を読んだだけで問題なくついていけた。(このあたりはモーツァルト・オペラとストラヴィンスキー・オペラの違いでしょうか……)
演出が細かくて、なんだかよくわからないところもいくつかあったんだけれど、女性陣(フィオルディリージとドラベッラ)の着用しているカツラはファッションと理解していいのかな?(おしゃれなら「ウィッグ」というべきか……)
斬新ですごく面白かった。
こういう演出の仕方もあるんだなあ。
Doris Dörrieは映画「Männer」を断片的に観ただけだけれど、あの作品も(断片のみで判断する限り)面白そうな演出が組み込まれていたし、こういうのを得意とする監督・演出家なのかしら。映画もちゃんと観てみたいなあ。
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YuN
ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。