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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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リヒャルト・シュトラウスのオペラ「ダナエの愛」を観てきました。
初演は、1952年ザルツブルクにて。シュトラウスの死後だそうです。

ベルリン・ドイツ・オペラでの初公演は、つい先日、1月23日に行われたばかり。
今日が2回目の公演。ネットで確認してみたところ、当日券がたくさん出そうだったので安心していたら、結構早めに来て順番待ちをしているひとがいた。(今日に限ってだいぶ早めにオペラ座に着いたので、さくっと列に並べた。やったあ!)

「ダナエの愛」はギリシア神話「ダナエとゼウス」を自由にアレンジした作品。
ダナエといえば、黄金の雨に姿を変えたゼウスと(そうとは知らずに)交わり、ペルセウスを産んだ王女。シュトラウスのオペラでも、ダナエがゼウスに見初められるところまでは同じですが、全能の神が黄金の雨となって登場するのはダナエの夢の中。後に、ゼウスはダナエの求婚者・ミダスの名前を借り、姫を誘惑しようとする。
一方、名前と地位と引き換えに「その手、唇で触れたものを黄金に変える力」を与えられたミダスは、伝令として愛しいダナエの前に姿を現す……。

「全3幕からなる明るい神話」だそうです。
まあ、喜劇といえば喜劇なのか。

筋はシンプルでわかりやすかった。
ソリストたちの歌もよかった。(ダナエ役が高音に苦労していたようなところも少しあったけれど、あのメロディーラインに乗せて歌うのは至難の業だと思う。ワーグナー級!)

しかし、演出がなんだかよくわからなかった……。

第1幕でスーツを来た男性が登場したり、グランド・ピアノが置いてあったりしたので、舞台を現代に移しての演出なのだとばかり思っていた。
でも、第1幕後半から急に「古代ギリシア」のトーンになって、なんだかちぐはぐな印象を受けた。冒頭に出たグランド・ピアノを天井から吊るす意味もなんだかよくわからない。休憩前(第1幕、第2幕)なら納得がいくけれど、休憩後の第3幕(舞台は砂漠!)でも相変わらずグランド・ピアノが吊るされていた……。なにかの記号?

「黄金の雨が降る」「黄金を差し出す」等の演出が、一部で「ビラ配り」「ビラ拾い」のような感じになっていたのも謎。黄金=ビラ?この記号(?)もよくわからない……。


友達が「舞台後方に非常口サインと消火器が見えた」といっていたのだけれど、これももしや演出の一部?だとしたらいよいよ中途半端だし、演出ですらなくて「うっかり隠すの忘れちゃった、てへっ」とかだったら残念極まりない。


「触れたものすべてが黄金に」という設定は、光で演出。なるほど。

ギリシア神話ベースなので、もっと華やかなものを勝手にイメージしていたら、案外そっけなくて少し残念。

これは自分の責任だと思うけれど、ちょっと集中力も切れた。
土曜日は休憩2回はさむみたいなのに、今日は1回……え、どこで違いが?


帰りの電車で、「ピアノが出てきててっきり現代風味に仕立てたのかと思いきや、現代まったく関係なかったね。それより、あの吊るされたピアノはどう解釈すればいいんだろう」と話しているおじさんがいて、激しく賛同したくなった。そうだよね!
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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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