ゆうゆう自適。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ふつかめ。
ホテルのレストランで朝食。
最初こそひとりでもくもくと食べていたけれど、しばらくして副館長が姿を現したので、向かいの席を勧める。
朝食はビュッフェ形式で、和食と洋食の両方が用意されてある。
こういうとき、つい、変な欲を出して「和洋折衷」にしてしまう。昔から。
朝からごはん、はちょっと重すぎるので、主食は迷うことなくパン。(おかゆ、はちょっと迷った)
ソーセージとスクランブルエッグと……と、ここでやめておけば恰好がつくのに、のりとみそ汁も取ってしまう。更に、飲みものオレンジジュースとほうじ茶。我ながら、もうカオス
副館長が、これを「スタンダードな日本人の朝食」と勘違いしていないことだけを祈る。
そして、ようやく「ボス」たちと合流。
チェックアウトを済ませてから、4人で新津美術館へ。
電車で20分、更にタクシーで10分、美術館はなかなかに遠かった。
多少不便な立地条件かもしれないけれど、自然に囲まれた、よい場所だなあと思う。
「子どもにやさしい美術館」と謳っているだけあって、とっても明るくて親しみやすいつくりにもなっている。学芸員の方々もみんなフレンドリーで、あっという間に気に入ってしまった。なんとも気持ちのいい美術館。
副館長来日の最大の目的は、本日の講演会。
講演は英語で行われ、英語の通訳がつくので、わたしの今日の役目は気楽な「お付き人」。
まずは機材のチェックを済ませてから、展示の視察。
今日がオープン初日!一般のお客さんに交じって、ぐるーっと一回りしてきました。
一丁前に、撮影許可証なんかをもらって、ぱちぱち写真撮影に勤しむ。
自分が翻訳した書類(督促状)も展示されていて、驚いた。
どうやら東京浜松新津……と、作品と一緒に巡回してきたらしい。
そうか、きみも作品たちに交じって旅をしてきたのか……。ちょっと、感慨深い。
お昼は、近くのおそば屋さんでおそば&天丼のセット。
おそばも天丼もめちゃくちゃおいしいうあぁ、ご飯のためだけでも新潟に来てよかったと思う
副館長は、箸デビュー2日目という割には結構使いこなせていた。おそばと天丼をお箸で、というのは初心者にとってはかなり厳しいかと思うんだけれど、フォークの誘惑に負けずに(?)最後までお箸で食べ続けていた。
未知なるものに対して、とても柔軟なひと。ぜひとも見習いたい。
午後から、いよいよ講演会。バウハウスの「いろは」のわかる、入門講演。
うれしいことに、事前予約で会場はすでに満員
とてもわかりやすい講演で、すごく面白かった。バウハウスに関する知識が更に深まった気がする!
逐次通訳つきだったので、同じ話を二回聴いていることになるのだけは少し辛かったけれど
講演後は、学芸員の方々と一緒に北方文化博物館へ。
豪農伊藤文吉の邸宅は、とにかく立派だった……。
英語の話せるガイドさんがついてくれたので、副館長も含め全員が詳しい解説を聞けた。
うんうん、これは願ってもないありがたい展開。地元の人間ではないわたしたちには、きっと質問に答えることができないと思うもの。
庭の一部では紅葉がはじまっていてびっくりも、もう?早いなあ。
車でドライブがてら(海も見られたー)ホテルに戻り、フロントに預けていた荷物をピックアップして、駅へ。
ここで副館長とはお別れ。一日ちょっとしか一緒にいなかったけれど、なんだかもう名残惜しい。
今度ドイツに行くときは、ほんとにバウハウスまで足を運ばないとなあ。会いたい人が、たくさんいるよ。
新津美術館の副館長がめちゃくちゃいい人で、荷物を持って駅まで同行してくれました。
「にいがたっぽい」駅弁を買って、新幹線に乗り込む。
お弁当を食べてからは、くったり爆睡。
午後9時に東京着。家に到着したのは、それから1時間後。
強行軍だったけれど、ものすごく刺激的で濃い2日間でした。
ご飯はおいしかったし、ひとはやさしかったし、海も川も見られたし、もう言うことなしです。新潟、万歳
バウハウス第二章、これにて無事終了。
もしかしたら、
もしかしたら、
バウハウス第三章に携わることにもなるかもしれません。
来年1月、宇都宮。
事が順調に進めば、そのころ自由の身のはず。
ここまで来たら、最後まで見届けたい気もする
この記事へのトラックバック
かれんだー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。