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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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4年に一度の冬季オリンピック@バンクーバー。
ウィンタースポーツ好きとしては見ずにはいられない!

注目競技はフィギュアスケートとスキージャンプ。

ジャンプは葛西の活躍、そしてアマンとマリシュの復活が嬉しかった。
アマンとマリシュが表彰台に乗ったのは8年前のソルトレイク五輪。当時はまだドイツ在住で、毎週のようにジャンプをテレビで観戦していた。ちょうど、ドイツのジャンプチームの黄金期。
団体戦ではドイツも銀。団体のメンバーに入っていたのは、黄金期にチームで金を取ったシュミットとウアマン。懐かしかったなあ。ソルトレイク以降は世代交代が行われたこともあって、しばらく低迷していたけれど、見事復活!DSV-Adler、空を舞う……。
葛西の8入賞、そして団体戦最後のジャンプも素晴らしかった。ベテランの活躍が目覚ましい一方で、全体的にあまり世代交代が進んでいないのかなー……という気もした。特に日本。若手がんばれ!


フィギュアスケートも白熱。
ランビエールのうつくしいスケーティングに魅せられ、小塚くんの4回転成功に感動。そして高橋大輔の銅メダル獲得、めでたい!
ライサチェクはSPの「火の鳥」が特にすごかった……曲との一体感ってこういうことか!とぼんやり納得。プルシェンコの4回転はもちろんすごいんだけれど、全体的に「ジャンプでごり押し」の印象が否めなかった。
織田くんはSPで好位置につけていただけに、FPのアクシデントが残念でならない。でも、笑顔で滑り終えた彼は素晴らしかったと思う。

一押しはスウェーデンのアドリアン・シュルタイス選手。そのユニークなFPが好きだったんだけれど、まさか4回転を持っていたとは……来シーズン以降が楽しみ。


そして今日からは女子。全体的にレベル高かったなー。自己ベスト更新の連発。
真央ちゃんの3アクセル+2回転のコンビネーションの成功、そして笑顔のスケーティングを見ていたら、もう順位なんてどうでもいい!と心の底から思った。明日も、きらきらの笑顔で滑り終えてほしい。


以下、巷で物議を醸し出している(?)フィギュアの採点基準についてほそぼそ。



わたしは素人なので、主観的な判断しか下せないのは重々承知の上でつらつら書いてみます。


ここ数年、フィギュアの採点基準方法に疑問を感じる。
というよりも、なにがなんだかさっぱりわからない。

難易度の高いジャンプを飛ぶよりも、難易度の低いジャンプ+加点のほうが高得点が狙える。
たとえ転倒しても、判断基準が不透明な「芸術点」(演技力・振り付け・音楽の解釈って、どうしても主観が入ると思う)で十分カバー可能。

小塚くんもパトリック・チャンも、どちらも3回転で転倒したけれど、小塚くんは4回転成功。なのにチャンとの得点差は10点以上。ジョニー・ウィアーもノーミスの演技をしたのに、チャンより得点が下。一回転倒しても、芸術点が高ければノーミスの人よりも得点が上回るらしい。
キム・ヨナが真央ちゃんを上回ったのはよしとしても、5点以上も点差が開いているのが不思議でならない。どうやら、3アクセル+2回転を決めても、3回転+3回転のほうが得点が上らしいです。SPで3アクセル(それもコンビネーション)を入れられるのは真央ちゃんだけなのに。やっぱり演技力?表情?振り付け?色気がないと上位は望めないのかしら。

フィギュアは美しさを競うスポーツだけれど、同時に技術を競うスポーツでもあるはず。それなのに、難易度の高いジャンプの点数は思ったよりも伸びない。これでは、練習を重ねて難易度の高い技を身につけても、まったく意味がない。「競技」である以上、難易度の高い技には、それ相応に高い得点をつけるべき。
プルシェンコがライサチェクの金に対してイチャモンをつけるのは正直どうかと思うけれど、彼の発言自体はさほど間違っていないと思う。ジャンプが認められないフィギュアスケートは、フィギュアではなくアイスダンス。ジャンプの失敗を恐れ、守りに入って「芸術点」を稼ぐことに腐心するのであれば、それはもう競技ではない。スポーツとしての発展も望めない。


まあ、ここで書いていることも結局主観に過ぎないのだろうけれど。


FPでは、得点や順位など気にせず、選手自信が納得のいく「最高の演技」ができればいいなと思う。やっぱり、真央ちゃんスマイルが見たいな。

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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