ゆうゆう自適。
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夏から、指導教官(=師匠)が編集長を務める雑誌のスタッフになりました。
同時にメーリングリストにも入れてもらったけれど、しばらく渡欧していたこともあって、スケジュールの管理がまったくできていない。
「わたしはスタッフとして、どうやってお手伝いできるんだろう?」
そう思っていた矢先に、校閲の日がやってきました。
師匠の授業を受けたあと、一緒に「作業会場」のある某キャンパスにくっついていきました。
なぜか師匠に電車賃をもらった。
会場に着くと、チェック作業の大半は終わっており、飛び入り参加のわたしがどうこうできるようなお仕事は残っていなかった。
師匠の差し入れ、おにぎりを食べた以外は誤字をひとつ指摘しただけで、そのほか特にすることもなし。1時間半程度で早退させていただきました。
……知らないキャンパスに「遠足」に行って、おにぎり食べて帰っただけか、わたし。
とはいえ、校閲の様子を見るのははじめてだったので、楽しかったです。
次回はちゃんとお手伝いがしたいな、とか、いつかこの雑誌に自分の手がけた翻訳を載せてみたいな、とか、そんな妄想を繰り広げた一日。
クリスタ・ヴォルフ『Kassandra』の翻訳を読んでいます。
ドイツ語で展開される『Kassandra』と、日本語で展開される『カッサンドラ』。
登場人物の雰囲気が自分が思い描いていたものとは違っていて、「これがことばのなせる業か!」と感心しながら読んでいます。
卒論は「原文日本語→翻訳ドイツ語」に見られる現象を扱ったけれど、その逆「原文ドイツ語→翻訳日本語」もまた気になる。
卒論では「日本語独特の男ことばや女ことばは、ドイツ語ではどうなるのか?」という問いを立てたけれど、ドイツ語はドイツ語で男ことばと女ことばを表現する「なにか」を持っているんだな、と改めて実感。その「なにか」とは、一体なんなのか。
いつか、なにかしら語れるようになれたらいいな。
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。