2007/12/01 (Sat) 記念コンサート

「機械じかけの音楽展」記念コンサートに行ってきました。
音楽機械とヒトの、夢の共演。

第一部は機械音楽による演奏会と、大学院生が「機械じかけの音楽展」の一環として開催されたワークショップで手がけた「作品」のお披露目会。
セリネット（鳥オルガン）とフルート演奏機械の奏でる多彩な音に、酔いしれる。そこにフルート奏者やギタリストが加わって、ちょっと不思議なアンサンブルの開幕。

展示会がはじまって１か月とちょっと、親しみを覚えてきた機械の、また違う一面を見られた。楽しい！

第二部は、機械的な要素の見られる曲を中心としたコンサート。前半部が「人間的な演奏をする機械」なら、後半部は「機械的な演奏をする人間」といったところでしょうか。
ピアノ演奏者の真後ろに座っていたのだけれど、……演奏者の手の動きが尋常じゃなかった。超絶技巧！右へ、左へ、細かい動きで連打！楽譜に描かれた音階も右上へ、左下へとすさまじくて、まさにカオス。

「癒し系音楽」ではなかったけれど、はじめて耳にする類の音楽で、とても新鮮だった。耳によい刺激。


大学の同級生と思いがけなくばったり会ったり、同じゼミの先輩の旦那さまと顔を合わせたり、盛りだくさんの楽しい夜でした。

「機械じかけの音楽展」も、いよいよ明日でおしまい。
最終日の午前中も、監視に入ります。

毎週のように機械をながめて、作品のメンテナンスを行うアーティストさんを見ていられるのもあとわずか。なんだか、いつの間にか習慣化されてしまって、……この展示会が終わるのが少し、さみしい。

さみしいと感じるのは、それだけすてきな時間を過ごせたという証でしょうか。

さあ、明日もがんばろう！