ゆうゆう自適。
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学校がはじまる。
が、どうもすっきりしない天気のせいか、朝からテンションがまったく上がらない。(やる気が天気に左右されるのもどうかと思うけど……)
学校に行く気は起こらない、でも、なぜか無性に掃除がしたくなる。
というわけで、3月の引っ越しに向けて、いらないプリント類の処分を開始。
大学受験の際に書いてもらった「推薦状」を発掘する。
当時の専攻科目(英語・ラテン語)の担任が書いてくれたもの。
ああ、そうだ。
願書を各段階になって、推薦状が必要なことがわかって、大慌てで国際電話かけたんだった……。
改めて読み返してみると、「学力のなさ」を「人徳」(あらん限りのでっちあげ)でがんばってカバーしようとしている感がいなめない。それも「宿題をちゃんとやってくる」「まじめに授業を受けている」とか、そのレベル
ごめん不出来な生徒で。
「YuNは、大学に進学するための学力を持っていることを保証します(特にラテン語において)」という、妙な念の押されかたまでされて(だって英語は平均以下)、さらにいたたまれない。
この「褒め文」を捻出するのに、先生はどれだけ苦労したことか……。
推薦状用紙の下のほうには、「××はクラス○○人中、△番目の成績である」という大変迷惑な項目まで用意されていて(この項目最悪!)、ここに書いてある数字はばりばり「嘘も方便」。
……ここまで書いてもらって、感謝のひとことすらなかったか、わたし。
一度連絡ぐらいはしてみよう。
5年越しの感謝と、近況報告。
そう思って学校のHPを開く。
学校に直接メールを書いて、メールアドレスを訊こう!と思ったものの、どうも学校関係の質問は「手紙・電話・ファックス」しか受けつけないらしい。
というわけで、ファックスを書きます。
ちょっと、どきどき。
先生、
西洋古典を専攻するまでには至らなかったけれど、相変わらずのローマ・ギリシア大好きっこなんです。
修士論文に使おうと思っている『カッサンドラ』は、先生のもとで読んだ『アエネーイス』がなければ、きっと出会うこともなかった。
先生の授業はえらくハードで要求が高くて、(それまでの先生のときと比べて)成績がガタ落ちしたけど(それを恨んだ時期もあったけど)、今はそれでよかったのかなあと思える。
いいことも悪いことも、全部くぐりぬけてきて、今の自分がいるんだもん。
(や、今の自分にも改善点は山ほどあるんだけど)
ありがとう、ありがとう。
さあ、がんばろう
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。