ゆうゆう自適。
つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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事の発端は、フランクフルト在住の友人(ギムナジウム中等部時代の同級生)からのメール。
「YuN、約束のカフェ、いつになりそう?」
ドイツに行く前から、彼女に「今度ドイツ行くから、フランクフルトに行くときには連絡するよ。お茶しよう!」と連絡していた。
渡独前の時点ではヨーンゾン・アーカイヴもフランクフルトにあったし(哀しき過去形)、一度は絶対に行くつもりだったけれど、急を要するというわけでもなかったので、ベルリンに越してから行こうかな、と、ゆるーく捉えていた。
でも今、手元に、DB Saturn-Ticketが2枚残っている。ドイツ中のほとんどすべての列車に乗れる、片道切符。4枚綴りで122ユーロ、期限は8月末まで。
乗車券が半額で購入できるBahnCard50を所有しているため、なかなかこのDB Saturn-Ticketを使う機会に恵まれなかったのだけれど(要は片道70ユーロ以上かかるところまで行かないと逆に損をしてしまう)、フランクフルトまで行けば軽く元が取れる。
これはもう、行 く し か な い!
たとえ片道6時間かかろうとも!
そんなわけで、またまた早朝6時に家を出て、ロストック駅を出発したのであります。
行きはハンブルク乗り換え、IC。
前回、ハルツ山地へ行ったときとほぼ同じルート。
3年ぶりのハンブルク駅。
2週間前にここで乗り換えをしたけれど、そのときは隣のホームに移動しただけだったので(しかも屋外ホーム)、駅舎を見るのは実に3年ぶり。当り前だけれど大きいねえ。
ベルリン中央駅も大きいには大きいんだけれど、わたしの中でドイツの「大きい駅」というのは、ここハンブルクやフランクフルトやミュンヘンのように、横にどーん!と広い駅舎。ちょっと、古い感じの。
乗り換えまで1時間ほど時間があったので、駅周辺をうろうろすることにしました。
先日Alsterwasser(レモネード1:1で割ったビール)の話が出ていたので、Binnenalster(内アルスター湖)まで行ってみることに。
3年前に来たときは、駅舎から近いという印象があったんだけれど、1kmくらい離れているらしい。そういえば、中央駅は街の中心から少し離れているんだった。
ここから、市庁舎や聖ニコライ教会がうっすらと見える。できることなら運河や港まで行きたいところだけれど、それはまた今度かな。メクレンブルクに比べれば大都会ですが、やはり北ドイツ。この雰囲気はだいすきです。
ドイツ人は「ハンブルク派」と「ベルリン派」の2タイプに分かれるらしいのですが、自分はどっちだろうなあ。根っからの田舎者なので、どちらに住むことも想像できない。
余裕を持って待機しよう、ということで中央駅に戻る。
次はフランクフルトまで直通、ICE。
ホームに行ったら、なんだか信じがたい光景が目の前に広がっていた。
青いユニフォーム/マフラーの老若男女(主に男性)が、ホームにあふれている。ブンデスリーガ1部、Hamburger SVのサポーターの皆さま!
中央駅周辺でも見かけたけれど、てっきりホーム戦なんだとばかり思っていた。同じくハンブルクホームのSt. Pauliとぶつかったら面白いのに、なんて無責任に考えていたわけですが、どうもこの様子だとアウェー戦らしい。ど、どことだろう。
すると、
「ああ、そのICEに乗れば13時にフランクフルトに着くよ」
という会話が耳に届いた。
!!
それ、
わたしも乗る電車。
ということは、わたしはこのサポーターの皆々さまとフランクフルトまで一緒?
そして、HSVの今日の対戦相手はEintracht Frankfurtか!
わお。
席、予約しておいてよかった。
早々にビールを飲んで出来上がっている連中もいるにはいましたが、基本的には穏やかで、割と快適な乗車時間でした。大テーブルがメモ作業にはちょっと不向きであるという点を除けば、勉強も意外とはかどったし。
途中で完全武装のおまわりさんが乗車してきて(通路側の席だったので、ピストルを間近に見てしまった!)物々しい雰囲気にはなったけれど、まあ、ある意味貴重な体験ではありました。
しかし、
フランクフルト中央駅が近づくにつれてサポーターのテンションが一気にヒートアップしたのにはびっくりしたし(コンパートメント席でまさかのラジカセonで応援歌を熱唱)、おまわりさんに「あんたらなんで緑の服来ているの?Werder Bremenのファン?」と絡んだりする輩がいてひやっとした。おまわりさん、めちゃくちゃ機嫌悪そうだった……。
中央駅に着くなり、サポーターたちは一か所に集まって「ハンブルガーが来たぞー!」と大声でアピール。駅舎中にこだまする、HSVコール。何事かと顔を見合わせる人たち、その中にはEintrachtのサポーターも。
巻き込まれてはかなわないと、大急ぎで移動!
フランクフルトに到着して真っ先に思ったことは、
別に特別愛着があるわけではないけれど、今日ばかりは勝ってくれEintracht!
でした。
「YuN、約束のカフェ、いつになりそう?」
ドイツに行く前から、彼女に「今度ドイツ行くから、フランクフルトに行くときには連絡するよ。お茶しよう!」と連絡していた。
渡独前の時点ではヨーンゾン・アーカイヴもフランクフルトにあったし(哀しき過去形)、一度は絶対に行くつもりだったけれど、急を要するというわけでもなかったので、ベルリンに越してから行こうかな、と、ゆるーく捉えていた。
でも今、手元に、DB Saturn-Ticketが2枚残っている。ドイツ中のほとんどすべての列車に乗れる、片道切符。4枚綴りで122ユーロ、期限は8月末まで。
乗車券が半額で購入できるBahnCard50を所有しているため、なかなかこのDB Saturn-Ticketを使う機会に恵まれなかったのだけれど(要は片道70ユーロ以上かかるところまで行かないと逆に損をしてしまう)、フランクフルトまで行けば軽く元が取れる。
これはもう、行 く し か な い!
たとえ片道6時間かかろうとも!
そんなわけで、またまた早朝6時に家を出て、ロストック駅を出発したのであります。
行きはハンブルク乗り換え、IC。
前回、ハルツ山地へ行ったときとほぼ同じルート。
3年ぶりのハンブルク駅。
2週間前にここで乗り換えをしたけれど、そのときは隣のホームに移動しただけだったので(しかも屋外ホーム)、駅舎を見るのは実に3年ぶり。当り前だけれど大きいねえ。
ベルリン中央駅も大きいには大きいんだけれど、わたしの中でドイツの「大きい駅」というのは、ここハンブルクやフランクフルトやミュンヘンのように、横にどーん!と広い駅舎。ちょっと、古い感じの。
乗り換えまで1時間ほど時間があったので、駅周辺をうろうろすることにしました。
先日Alsterwasser(レモネード1:1で割ったビール)の話が出ていたので、Binnenalster(内アルスター湖)まで行ってみることに。
3年前に来たときは、駅舎から近いという印象があったんだけれど、1kmくらい離れているらしい。そういえば、中央駅は街の中心から少し離れているんだった。
ここから、市庁舎や聖ニコライ教会がうっすらと見える。できることなら運河や港まで行きたいところだけれど、それはまた今度かな。メクレンブルクに比べれば大都会ですが、やはり北ドイツ。この雰囲気はだいすきです。
ドイツ人は「ハンブルク派」と「ベルリン派」の2タイプに分かれるらしいのですが、自分はどっちだろうなあ。根っからの田舎者なので、どちらに住むことも想像できない。
余裕を持って待機しよう、ということで中央駅に戻る。
次はフランクフルトまで直通、ICE。
ホームに行ったら、なんだか信じがたい光景が目の前に広がっていた。
青いユニフォーム/マフラーの老若男女(主に男性)が、ホームにあふれている。ブンデスリーガ1部、Hamburger SVのサポーターの皆さま!
中央駅周辺でも見かけたけれど、てっきりホーム戦なんだとばかり思っていた。同じくハンブルクホームのSt. Pauliとぶつかったら面白いのに、なんて無責任に考えていたわけですが、どうもこの様子だとアウェー戦らしい。ど、どことだろう。
すると、
「ああ、そのICEに乗れば13時にフランクフルトに着くよ」
という会話が耳に届いた。
!!
それ、
わたしも乗る電車。
ということは、わたしはこのサポーターの皆々さまとフランクフルトまで一緒?
そして、HSVの今日の対戦相手はEintracht Frankfurtか!
わお。
席、予約しておいてよかった。
早々にビールを飲んで出来上がっている連中もいるにはいましたが、基本的には穏やかで、割と快適な乗車時間でした。大テーブルがメモ作業にはちょっと不向きであるという点を除けば、勉強も意外とはかどったし。
途中で完全武装のおまわりさんが乗車してきて(通路側の席だったので、ピストルを間近に見てしまった!)物々しい雰囲気にはなったけれど、まあ、ある意味貴重な体験ではありました。
しかし、
フランクフルト中央駅が近づくにつれてサポーターのテンションが一気にヒートアップしたのにはびっくりしたし(コンパートメント席でまさかのラジカセonで応援歌を熱唱)、おまわりさんに「あんたらなんで緑の服来ているの?Werder Bremenのファン?」と絡んだりする輩がいてひやっとした。おまわりさん、めちゃくちゃ機嫌悪そうだった……。
中央駅に着くなり、サポーターたちは一か所に集まって「ハンブルガーが来たぞー!」と大声でアピール。駅舎中にこだまする、HSVコール。何事かと顔を見合わせる人たち、その中にはEintrachtのサポーターも。
巻き込まれてはかなわないと、大急ぎで移動!
フランクフルトに到着して真っ先に思ったことは、
別に特別愛着があるわけではないけれど、今日ばかりは勝ってくれEintracht!
でした。
そういえば中央駅付近でこんなものを発見。
信号の上にタイマー、なんて、ドイツではじめて見た。台湾ではよく見かけたような記憶があるけれど……。
もしや青信号も「あと何秒」と表示される仕様かと思いきや、タイマーがついているのは赤信号のみだった。ドイツの信号のマークは、よーく見てみると細かい違いがあったりして、なかなか面白い。
アンペルマン以外にも注目!
信号の上にタイマー、なんて、ドイツではじめて見た。台湾ではよく見かけたような記憶があるけれど……。
もしや青信号も「あと何秒」と表示される仕様かと思いきや、タイマーがついているのは赤信号のみだった。ドイツの信号のマークは、よーく見てみると細かい違いがあったりして、なかなか面白い。
アンペルマン以外にも注目!
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ぷろふぃーる
YuN
ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。