ゆうゆう自適。
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② 「自分の『当たり前』は他人の『当たり前』ではない」
自分にも、相手(誰でもよい)にもいえること。
特に②は見落としがち。一歩間違えれば「おしつけ」になるなと思う、今日この頃。
研究に使う文献を注文。
カードの明細に記載されているユーロのレートを見て唖然……。
なんだかもう、1ユーロ=170円台に突入しそうな勢い。
ばりばり働かなくちゃ!
ものすごくひさしぶりにアクセス解析を見てみる。
一日一件あるかないかだけれど、サーチエンジンからいらっしゃっている方が何人かいるようなので、どのような検索ワードでここにたどり着いているのかをチェックしてみる。
以下、ランキング。
1. ペンテジレーア
2. カフカ
3. ドイツ語
4. バッハマン
(次点: セリネット)
ばりばりドイツ文学。
確たる目的をもって検索をかけたことが想定されるけれど、……このページ開いて、絶対がっかりしただろうなあなにひとつ役に立つことが書いてない。
というわけで、さっさと宣言してしまおう。
「ここはお勉強ブログではありません」
日常に独文がからんでいるだけのブログです。(変な日本語……)
上のランキングを見ていて、今学期の自分の関心の置きどころを物語っているなあと、ぼんやり思った。ペンテジレーアに惚れこんで、カフカにうつつを抜かして。これで2と3の間にヴォルフが入ったら、完ぺきだ。
師匠経由で託された翻訳のお仕事。これが意外に骨で、さっそく言語の壁にぶち当たってます。
美術、具体的にはバウハウス関係の文章なんだけれど、まず「バウハウスとはなんぞや」というところから入らなくちゃならない。(もはや無知を隠す気力すらない)
最初に文面がメールで送られてきて、今日、ようやくイメージ写真が郵送で家に届いた。昨日美博から持ってきた資料と併せて、少しずつイメージがつかめてきた、ような、……気がする。
文字通り24時間、寝ても覚めてもバウハウスのことばっかり考えてます。
昨日から今日にかけてみた夢はバウハウス。さっきうたたねしたときに一瞬見た夢もやっぱりバウハウス。
末期だと思う。
あれだ、寝る前に「これはどう訳そう、あれは一体なんだ」とか考えたりなんかするから、夢にダイレクトに出てくるんだ。おかげで全然気が休まらない。
しかも昨日、面談であらゆる方面においてのモチベーションをごそっとそがれたため、なにに対してもどうもやる気が起こらないという最悪の事態に陥ってます。
と・に・か・くしんどい。仕事や勉強だけじゃなくて、遊ぶのすら面倒。許されるなら気がすむまで寝ていたい。(当然許されない)
ぐだぐだしながらも2時間ぐらいバウハウスと仲良くし、一回目の締め切りまでに提出するものは訳し終えたけれど、……自分の日本語のひどさに凹む。
昔、ドイツ語の授業で「文法間違えていたら恥ずかしいなあ」と思ってなかなか発言できなかった時期があったけれど、今は日本語がその状況。しゃべるのはまだいいけれど、書いたもの(論文)を人に見せたくない。どう考えても致命的。
どうやったら日本語が上達するんだろうと本気で考えています。
待ちに待ってたクリスタ・ヴォルフ全集。
次に読もうかなあ、と思っていた論文集が、なんと落丁本だった!!
一部のページがきちんと切られていなくて、ページの下の部分が「袋とじ」みたいになってる!
しかも、よりによって今必要な論文のところが……
師匠の全集は、『カッサンドラ』に不備があった。
で、わたしのは論文集。
しっかりしてくれー、ドイツの出版社さーん!
師匠と相談した結果、ふたりしてまとめて返品・交換してもらうことになりました。
はるばる海を渡って来てくれたのにごめんよ、生まれ変わって戻ってきておくれよ。
かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。