ゆうゆう自適。
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午前中は「出張」。
「こういうのはイカン」と先生にダメ例を挙げられるたびに、「おおうわたしのことか」とどっきりしたり、「まだまだだなあ」と凹んだりもするけれど、それと同時に曇った視界が少しずつ、晴れていくような気もします。
がんばろう。
おとやんが東京に戻ってくるとのことで、急遽「阿修羅展」(東京国立博物館)に行くことになりました。
まず父母+わたしで展示を見て、夜に妹と合流して家族でごはん、という流れ。
土日祝日は大混雑しているという噂の阿修羅展、金曜の夕方はどうなんだろう?と、どきどきしながら博物館へ。
音声ガイドの貸出に長蛇の列ができるているのには驚きましたが(ナビゲーター・黒木瞳効果?)、展示会場そのものの混み具合は許容範囲。同じ会場で開催されたダヴィンチ展よりは遥かに移動しやすいし、見やすい。
入ってすぐのガラスケース展示だけは、人の流れが停滞していて見づらかったけれど、「主役」の仏像はみな高いところに展示されているので(あるいは見上げるほど大きいので)、ちょっと遠目からでもよく見える。
ずらり、と並んだ八部衆像と十大弟子像が圧巻。
それぞれの立像に特徴があって、姿も表情もみんな違う。
十大弟子像に至っては、「あ、この名前はお経でおなじみだ!」と感動。舎利弗だ、舎利弗だ。
お寺で耳にした物語を再現しながら、像を眺めておりました。
そして、主役の阿修羅像。
これは360度ぐるり、と見ることができるのですが、ものすごい人だかりで一周するのが大変。
流れに身を任せていたら、そのままうっかり半周ほど多く回ってしまいました。ぐるぐる。
背、高い!腕細い!表情が繊細!
造られたのは、1300年前。途方もない時間です。
一通り観終わったあとも、八部衆像・十大弟子像・阿修羅像をもう一度見たい!ということで、さくっともう一週してきました。よかった、よかった。満足。
阿修羅像の人気が高いのはわかるけれど。
公認ファンクラブまであって、更には「阿修羅フィギュア」まであって、それが完売してしまうほど大人気だとは知らなかった……。
え、なになに?
阿修羅って日本ではそんなに愛されているの?
わたしが知らないだけ?
その後、妹と合流して、夜ごはん。
家族4人、こうして外で合流して食事に行くのはひさしぶりかも。
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。