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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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ベルリナーレもついに閉幕。
あっという間の10日間でした。

そういえばベルリナーレ開催時の街の様子を紹介していなかったので、締めくくりに……。
 

DSCF4952.JPG DSCF4951.JPG DSCF4954.JPG
 

ポツダム広場と、Berlinale Palast(メイン会場)の写真。
ベルリナーレ・クマさんと一緒に映っている写真もあるのだけれど、案外、でっかい。

いい映画にたくさんめぐり会えたなあ。
中でもイチオシはやはり「Submarine」!あのシュールな世界観が、わたしを捉えて離さない。

 

DSCF4963.JPG


ベルリナーレのポスター。シンプルだけれど、存在感バツグン。
またの機会に、参戦することができるだろうか。

……6日で映画7本とまではいわなくても、ぽつぽつ、観ることができたら、それはすてきだよね。
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2月10日から20日までの11日間、ベルリンでは第61回ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)が開催されています。

直前にパンフレットを入手したものの、情報量が多すぎて、なかなか目を通せずにいました。
すでに折り返し地点に来ていますが、せっかくだから今しか観られない映画が観たい!ということで、今更ながらベルリナーレに参戦することに。

前売り券はオンラインでも購入できるのですが、もともと枚数が少ないので、人気作品は開始と同時に瞬く間に完売。成す術もない……。

仕方がないので、Potzdamer Platzにある公式チケット・カウンター(先行販売)に行くことに。
友達に「一時間半くらい並ぶのは覚悟したほうがいい」と言われていたけれど、朝9時半の時点ですでに長蛇の列が!友達も一緒に並んでくれたおかげで、ほとんど苦痛ではなかったのが幸い。これはベルリンっこに「なんなの?ばかなの?」と言われても反論できない。うん。

Wim Wendersの「PINA」や、Moritz Bleibtreu主演の「Mein bester Feind」(My Best Enemy)が観たいなあ、と思っていたけれど、すでに先行販売も完売。でもこの2作は近日中に一般公開を迎えることが決まっているので、それほどダメージは大きくない。(プレミアム上映に参加したい場合は別)
チケットの残数が表示されているモニタをチェックし、金曜夕方の「Toast」のチケットが十分残っていることがわかったので、これのチケットを買うことに決定。

そして、

カウンターで「あのモニタ実は更新されていなくて、『Toast』はさっき完売しました」と聞かされたときは「わたしの2時間を返して!」と本気で思った。

このまま引き下がるのもなんだかくやしいので、その場の勢いで金曜夜の「Submarine」を購入。イギリスの映画。青春ものらしい。どうでもいいけれど、この映画を観ると決めてからビートルズの「Yellow Submarine」が頭から離れない。

でも2時間並んだのはまったくの無駄でもなく、収穫もちょっとはあった。

朝一番(9時半)の映画は(コンペティション部門でも)観に行くひとが少ないのか、チケットが結構残っている。これは先行販売ではなく、早めに行って当日券を買ったほうがよさそう。(当日券だと学割が適用されるので、チケット代が半額になる)
ついでに、明日観に行く予定のチェコ映画のチケット残数もチェック。余裕。これもお昼上映だし、直接行ってもどうにかなりそう……。


このあと友達に行ったことのないメンザ(穴場!)に連れて行ってもらい、お昼を食べてから解散。
これからオーストリア映画を観に行きます。レビューは別エントリにて。

ノルウェー料理を食べに行ってきました。

Munch's Hus、「ムンクの家」。
ドイツで最初にして唯一のノルウェー料理レストランなのだそうです。

なんと、ドイツにはノルウェー料理レストランは一軒しかないのか!ということで、なんとなく行ってみることになった「ムンクの家」。
その前に、ノルウェー料理とはどんな料理なのだろう。事前にネットでメニューを見たのだけれど、「さかながおいしそう」「肉料理もあるのね」と思うのが限界。想像力が貧困でごめんなさい。


お店は結構盛況で、カウンター席のみが空いていた。
特に問題もなかったので、そのままお店に入ることに。

Elv og hav(淡水魚と海水魚のヴァリエーション。サケ、ザンダー、エビの3種)とLangefilet(ノルウェーの漁師さんオススメのお魚らしい)をオーダー。


めちゃくちゃおいしかった。
おさかなはもちろん、添えてあるクリームが絶品!
お店の雰囲気もすてきだし、これはおはなしも弾みます。

デザートも頼んでみた。Tilslørte Bondepiker。
リンゴのピュレ(ピュレというよりは角切りのような感じだったけれど)に生クリームとシナモンを添えて。

これもまたおいしい!生クリームがたっぷりかかっているのに、全然くどくない。
このさじ加減が、ノルウェー流なのでしょうか。


お店のスタッフも気さくで、とても気が利く。
うっかりナプキンを落としても、さっと新しいのを差し出してくれた。

ぐるっと店内を見回してみると、エドヴァルド・ムンク一色。ムンクの絵(のレプリカ)が、ずらり!
さすがにかの「叫び」はなかったけれど、以前日本で見た絵が何点か飾ってあった。鮮やかだけれど、どこか暗いものを背負った絵。黒く塗りつぶされた目が、じっとこちらを見つめる。

かつてドイツの眼科医(……だったよね)に「子どもの部屋に飾る絵を描いて」と依頼され、描いた絵があまりに暗過ぎて却下になった、というエピソードを思い出した。

ここに飾られているムンクの絵は、「暗さ」も「不気味さ」も多少は醸し出しているけれど、店内の落ち着いた雰囲気の邪魔はしていない。むしろ、いいアクセント。


なんとも居心地のよいレストラン!
機会があったら、また来たいなー。(お肉料理も気になるし)

そして一層、本場ノルウェーにも行きたくなった!
「職業柄」そうなんだろうけれど、Stabi(ベルリン国立図書館)に行くと、知人と遭遇する確率が高い。まあ、同業者(=学生全般も含む)である以上、出没先も似てくるか。

本を借りに行ったら、どこか見覚えのある人とすれ違う。

……えーっと、ずいぶん前にドイツ語の授業で一緒になった他学科の先輩のような気もするんだけれど、何分最後にお会いしたのが数年前なので、本人かどうかイマイチ自信がない。(当人はベルリンに来ているらしいのだけれど)

声をかけるべきかかけないべきかもやもや悩んでいるうちに、その方は図書館の中へ。

いや、こちらに目を向けても無反応だった以上、

① 赤の他人
② 当人だがこちらのことは綺麗さっぱり忘れている

のどちらかである可能性が非常に高いわけで、こんな状態で声なんぞかけられない。東京(キャンパス内)とかならまだしも。


受け取った本(Stabiでは本の貸し出し予約をしないと基本的に閲覧できない)に目を通すと、間違ったタイトルであることが判明。がーん。
ああ、昨日予約したときにサーバーエラーになって、復帰したあとに古い情報が送信されたんだな……明日までに絶対にほしいので、再度予約。3時間経たないと受け取れないので、授業に出るために一旦Stabiをあとにする。


3時間後、目的の本を無事に受け取る。
だいじょうぶ、今度は正しい。

さて帰るかー、と図書館の外に出ると、今度は友達とばったり。
すごい遭遇率だな。

せっかくなので、しばらく立ち話。
留学生センターでのチューターとして採用されたらしい。めでたや。


第1のケースの真相は藪の中だけれど、まあ、こんな不思議体験が起こりうるのもベルリンならでは?

昨日、大学から帰ったらDHLの不在届けが入っていた。

割と厚めの本を頼んでいたので、どこかで預かってもらうことになるのは予測済み。
なので、この不在届け自体には驚きを覚えなかった。

問題は、受け取り先。

お隣さんでも、近所でも、
徒歩10分のところにある郵便局でもなく、

なぜか3駅離れたところにある郵便局。


……なんで、そんなところに?


この郵便局がまた、駅と駅のちょうど間というかなり面倒な場所にある。
どっちで降りても徒歩10分は歩く。イヤガラセか。

再送なんていう粋なサービスは(たぶん)存在していないので、大学に行くついでにしぶしぶ受け取りに向かう。


一応、自分が住んでいる地区ではあるんだけれど、この辺は歩いたことがない。
ちょっとした散策気分で、最短ルートを確認した上で歩く、歩く。

Zooにも近いせいか、ホテルがたくさん並んでいるんだなあ、とか
そのZooも実は(時間はかかるけれど)徒歩圏内なんだなあ、とか

ちょっとした発見がありました。

……でもそうか、一回逆ルートで歩いたことがあるから、Zooからそう遠くないことは知っていたんだった。ずいぶん前のことだから、忘れていたよ。夜だったし。

ふだんあまり使わない地下鉄に乗って、

「お、自分もベルリンを自由に移動できるようになったじゃない?」と思ったのもつかの間。
乗り換えの駅で間違えて反対方向の電車に乗ってしまった。

ハイ残念!

かれんだー

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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