ゆうゆう自適。
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港を散歩していると、ちょっと大きめの積み木を投げて棒を倒すゲーム(?)に興じている人々をよく見かける。なんだろうな、と常々思っていましたが、ベルリンしゅっちょうの帰りに仲間と話をした際、ついにその正体がわかりました。
Kubbという北欧発祥の遊びで、ヴァイキング・ゲームとも呼ばれているそうです。聞いたところによると、ロストックでも割とメジャーな遊びらしい。
「プレゼントに最適だよ」、「おもちゃ屋さんで普通に売っているよ」という話を聞いているうちに、これは日本に持って帰ったらおもしろいかもしれない!と(ルールもろくにわからないくせに)思い、さっそく今日、紹介してもらったおもちゃ屋さんに足を運んでみました。
ドイツのおもちゃ屋さんに入るの何年ぶりだろう!
まずはKubbを探すぞ、と店内をうろうろ。それと思しきセットは、2階に置いてありました。
しかしなんというか……予想に反して、なにやら大きな箱に入っている。こんなに大きかったっけ?ためしにケースを手に持ってみると、ずっしり重い。これ、気軽にプレゼントってレベルじゃないような気もするんだけど……。
ちょうど店員さんが声をかけてくれたので、訊いてみることに。
「これがKubb一式セットですか?」
「ええ、これがあればゲームがはじめられます」
材質によって値段は変わってくるらしいけれど、重量は基本的に6~7キロは見ないといけないらしい。はい、手荷物として日本に持って帰るの無理!
次なる選択肢としては「早々に日本に送る」だけれど、これだけ重いと送料だってばかにならないだろうしなあ。
あー、でも、これほしい!
まだ時間あるし、どうするかちょっと考えよう……。
「せっかくなので店内を見ていってください」と言われたので、ボードゲームのコーナーを見ることにした。
なつかしいなあ。昔、大型スーパーに行くたびに、親におもちゃコーナーに連れて行ってもらったっけ。ドイツのボードゲームは本当に大好きで、いろいろ持っていたな。あれ、今でも全部実家にあるのかな。
ぼんやりとコーナーを回っているうちに、おもしろいものを発見。バルト海版モノポリー!きたきた、ポノモリー地元バージョン!
裏面にボードが印刷されていたので、地名をチェック。一等地はハイリゲンダムと(たしか)トラーヴェミュンデだった。ロストックとヴァルネミュンデは準一等地。なるほど納得。(ハイリゲンダムが一等地、というのは、一種の戦略でもあるような気がする)
これ、いいなあ。でも、持って帰るにはやっぱりちょっと大きいし、ドイツ語仕様である以上、遊んでくれる相手が見つからなさそう。
実家にデュッセルドルフ版があるのだけれど、これを遊ぶときは、わたしがいつもカードの翻訳担当だった。そこそこ楽しめるけれど、ずーっとカードの文章を訳し続けるのは結構シンドイ。「オープン」にすることが興ざめになりかねないゲームの場合は、ものすごく難しい。
続いて、ポータブルゲームのコーナー。このくらいなら、持って帰ってもかさばらないよね。幼稚園に通っていたときに遊んだゲームとかおいてあるよ、なつかしい……。
ぐるぐる回っているうちに、チェス盤が並んでいるコーナーにたどり着く。そういえば、チェスの勉強をしたいと思っていながら、チェス盤はまだ持っていなかったな。コンパクトで、それでもきちんとしたチェスセットってないだろうか。
手頃な値段のチェスセットのデザインが可愛くて、じっと見ていると、店員さんのおじさんがやってきた。反射的に「これください!」と言ってしまった。いやだってこのセット、すっごく可愛かったんだもん!
店員さんとちょっと世間話を。
つい先日、お友達に「一緒に日本へ行って凧揚げフェスティバル(?)を見に行こう!」と誘われたんだそうです。(忙しくて行けなかったとのこと)そんな催し物があるんだ……。
とってもすてきなおもちゃ屋さんだった。
また今度行こう。まずはKubbをどうするか!
チェス一式セットをご紹介。
チェス盤は4枚のパネルを組み合わせてつくります。
「さてこのチェス盤で練習しよう」と思ったはいいけれど、一人チェスってどうやってやるんだ。ルールの確認しかできないよー。
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かれんだー
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日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。