ゆうゆう自適。
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ロストックの親分と面談してきました。
一週間ほど前にアポイントを取るためにメールを送ったら、まさかの「じゃあ来週の月曜日に来てね」との返事が!
ロストック大学の授業はすでに終わっていて、先生は来週以降は出張でロストックを離れることが多くなるとのこと。この日を逃すと、次のオフィシャルな面談日は月末になってしまうので、善は急げ!ということで(大雑把にもほどがある)計画書を作ってロストックへGO!
後半部は前回の面談(半年前……)からほとんど進展がないのですが、今回のポイントは前半部。先生を相手に、プロジェクトの解説です。
貴重なコメントをたくさんいただきました。
さっそく次の試練を課せられた気がしますが、長い目で見ると、今の自分が一番必要としている類の試練なのだな、という気がします。
最近、親分が敬称の「Sie」ではなく親しみを込めた「du」で呼びかけてくるようになったのですが(一般的に、ドイツの大学教員は学生を「Sie」で呼びかけるのがデフォルト)、自分は親分をどう呼べばどう呼べばいいんだ?と悶々としている問題(教員が「du」に切り替えたら、こちらも「du」に切り替えるのがマナーらしい)は、時間の都合で未解決のままとなりましたが、これは次回の面談のときに尋ねるとして。
ロストックを去る少し前から抱いていた「プチ野望」に一歩、近づきました。
片道2時間半(往復5時間)、3時間半滞在という強行軍でしたが、来てよかったな。
わざわざ面談時間の前に時間を作ってもらえて(しかも途中電話対応などがあったので若干長引いた)、本当にありがたい。
次は3月。それまでに、一歩でも二歩でも先に進まなければ。山登りは今、はじまったばかり。
ロストックに出向いて、「ああ、帰って来たんだな」と思うのは、カモメの鳴き声を聞いたとき。
これは、ベルリンでは絶対に聞こえない音。
今日はヴァルネミュンデまで行っていないけれど、ここまで出れば波の音や潮の香りもする。どちらも、ベルリンにはないもの。
ロストックは大きな街じゃない。
ベルリンやミュンヘンでの生活を満喫したひとにとっては、面白みにかけるところなのかもしれない。
でも、ここはわたしにとって「はじめての街」。
ここでひとりで生活をはじめて、歩きはじめた。
もちろん、友達や仲間の協力があってこそだけれど、
ここが「はじまりの場所」だった。それは変わらない。
ロストックとベルリンの順番が逆でよかったなー、とちょっと思ったりもするけれど。
たとえ順番が逆だったとしても、それはそれでロストックを楽しむ別の方法を見つけていたかな、と楽観的に考えてみる。
だって、そのほうが楽しいもの。
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かれんだー
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りんく
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
3月
この調子で頑張っちゃってください.
できたら3月中にもう一回ベルリン行きたいなぁなんて漠然と考えてますが,忙しそうですねぇ.
おお
基本的にはベルリンにいるので、いらっしゃる場合はぜひぜひご一報くださいな!
もうロストックでの反省を活かして(引っ越し2日前に荷物を詰めるものではない)、早め早めに準備をするつもりでいます。
本業のほうは、ようやくスタートラインに立ったところです。でっかい宿題が出たので、がんばって(というと小学生みたいですが)進めていきたい。