ゆうゆう自適。
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5月です。ドイツではシュパーゲル(白アスパラ)が旬を迎える季節です。(最近あんまり寒いので、シュパーゲルが旬だという気持ちにはなりにくいような気もしますが)
今日は朝から雨降りでどんより。
朝イチの授業も休講だし、おうちでぬくぬくしながら勉強していたい気分だったけれど、どうしても、どうしてもシュパーゲルが食べたくなって、重い腰を上げることにしました。
スーパーでもちらほらと見かけるけれど、シュパーゲルと言ったら市場で売っている印象があったので、とりあえず市庁舎前に行ってみる。Neuer Markt(新市場)という名前なだけあって、市が立っているのだけれど、毎日やっているのか決まった日だけやっているのか、実はよくわかっていない。
今日は、市が立っていました。予想通り、シュパーゲルを出しているお店がいっぱい!スーパーよりもずっと安かったので、調子に乗って1キロ購入。ちょっと奮発してドイツ産!……ところで1人前って何グラム?(500グラムらしい)
スーパーに行ったらオランデーズソースのコーナーがあらかた売りつくされていた。さすがだ。
しかしシュパーゲルってどうやって調理するんだろう?
我が家でもシュパーゲルを買ったことはあるけれど、なぜか「味噌汁の具」などの変わり種として登場することが多く、スタンダードなものを家で食べた記憶がない。ネットで調べてみると、「皮をむく」→「ゆでる」というプロセスを踏むらしい。
今回ドイツに来てはじめて知ったのだけれど、ドイツにはシュパーゲル用の皮むきが存在する。シュパーゲル用、とはいっても普通の皮むきとほぼ同じで、わたしはそれをむしろ「シュパーゲル以外」の用途として使用していました。今回、いよいよ本領発揮!?
するする~と皮をむいて、いざゆでよう!という段階になって、手持ちの鍋ではどうがんばってもシュパーゲルが長すぎて収まらない、という悲しい事実が発覚。仕方がないので、真ん中にざくっと包丁を入れる。
シュパーゲルをゆでている間に添え物(じゃがいも・にんじん・鶏肉)を準備。ソースをあたためて、はい完成!見た目はなんだか残念な感じですが(残念すぎて写真をアップロードするのもはばかられる)、味は懐かしのシュパーゲルそのもの!感動!
が、そんな感動もつかの間、すぐにシュパーゲルの筋や皮と格闘することに。
あれーっ、皮全部むけていなかったの?
おいしかった、
おいしかったんだけど、
食べ終わるころにはへろへろにもなっていた。
2、3日以内に残りの500グラムも食べたいと思うけど、うまく調理できるかなー。勉強しないとな。
そして、母がシュパーゲルを味噌汁の具にしていたのは、単に調理が面倒だったからではないかという疑惑を抱くに至る。むーん。
街に出たら、「春まつり」が開催されていました。
シュヴァルツヴァルド(黒い森)地方で雪が降るくらいなので、春とは程遠い気候の今日この頃ですが、街の雰囲気がいつもと違ってわくわくしました。
菓子パンを売っているお店で「プリンパン」を買うか買うまいか散々迷って(子どものころからの大・大好物!なぜかロストックのパン屋さんでは見かけない……)、結局買わずに帰りました。ふう。
ただ、お店を見ているだけでも楽しかった。
クリスマスマーケットの時期とか、こんな感じなんだろうなあ。そのころはロストックを離れているけれど、週末とかに遊びに来れたらいいな。
季節をぐるりと、経験してみたい。
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。