ゆうゆう自適。
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今回のしゅっちょう!のメインイベントは若手研究者のワークショップ@ロストック。
考えてみると、テーマを変更してからはじめて得た研究発表の場。博士課程の学生とはいえ、専門家がそろっているので一切のごまかしが利かない。
ちなみに宿泊先兼会議の会場はホステル、ゲオルク・ビューヒナー号!
(うっかり外観の写真を撮り忘れたので、昨年夏のかもさん滞在時に撮った一枚を載せます)
青い空。きらめく水面。
天気に恵まれればヴァルノウ川はこんなにもうつくしい。
今回のロストック滞在のヴァルノウは
どよーん
としていたのでありました。
昨日ベルリンに着いたときは27℃と比較的あたたかかったのに、今日になっていきなり気温が下がった。ロストックは海沿いにあるので、更に涼しく感じられる。しかも暴風雨。
夏物の洋服しか持ってきていない自分は一体どうしたらいいのかと、到着して30分で悩んだ。3日間のフルプログラムの最中、服を買いに行っている暇もなさそうなので、これはもうじっと耐えるしかないのか……。
ベルリンに留学中の仲間と一緒に港を歩いているとき、いきなりの雨に降られたためレストランに駆け込んだ。こちらもかもさんと開拓したZur Kogge!ぜひぜひお魚を、と思ったら、仲間はシュニッツェル(ドイツのカツレツ)をオーダーしたのでありました。わたしはイワシ。メクレンブルク名物のイワシ!
ビューヒナー号の中はこんな感じ。
部屋のほうはなんとなく傾いていて、バスルームのドアは開けっぱなしにしても自然に閉まってしまうほど。しかし中は結構快適です。デフォルトで開いていた窓が閉められない!と大変焦りましたが、すぐわきのハンドルを回したら閉まった。よかった。寝巻を忘れたので(おろかもの!)、この寒い中で下着のまま寝るのか……と悲観的になりかけた。
荷物を置いて、すぐに会議の会場へ。
発表者を含めて、参加者は20人ほど。雰囲気はまるで大学のゼミのようにアットホーム。
セッションひとつ終わるたびに「ハイ、じゃあタバコ休憩ね~」といって30分くらい時間を取るゆるさ。しかもタバコ休憩を要しているのは100%学生。
しかし発表自体はガチである。
昨年の国際学会のときも思ったけれど、欧州人は「レジュメ作らない→原稿丸読み」の傾向が強い気がする。テーマによっては非常に内容が追いづらくてしんどい!そして一番わかりやすいのはパワポを使ったフリーハンド。この境地に至るまでの道は厳しいが目標にしたい。
夜は参加者と一緒にご飯。
なんと自分の元住居のすぐ近くにあるレストランでした。ほぼ毎日前を通っていたけれど、中に入るのははじめてだ。悲願のシュパーゲル(白アスパラ)を食しました!間に合った間に合ったー!
もうひとりの日本人発表者と、はじめてじっくりお話する機会もありました。楽しかった……。
さて、明日はいよいよ自分の番です。
隣の部屋から原稿を読む声が聞こえる(すなわち筒抜け!)ので、小声で練習。レジュメ+原稿丸読みで挑む!
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。