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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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朝からどんよりした天気だったので、今日は家でおとなしくしているか……と思っていたのですが、夕方、急に空がさあっと晴れた。

もう夕方だし、やることも山ほどあるし、と、
「家でおとなしくする理由」はそれなりに出てくる。

でも、

なんだかいてもたってもいられなくて、急いで身支度をして飛び出した。

家の前の通りを、いつもと反対の方向に進む。
道なりに進むと、やがてヴァルノウ川が見えてくる。

ヴァルノウ川しばらく、川岸に立ってぼーっとしてました。

対岸には、Gehlsdorfのフェリーの発着場が見える。そういえば、こっち側を歩くのははじめてだったんだ。
遠くに船やヨット群が見える。遊歩道を散歩するひとや、釣りをしているひと。ヴィスマールもこんな感じだったなあ。ヴィスマールよりも広々と、閑散としているけれど、この落ち着いた雰囲気もいい。
日本にいても、ドイツにいても、一番落ち着くのは川を見ているときだなあ。ヴァルノウ川には橋がかかっていないので、視界が本当に広い。のびのびする。

雨天or曇天+冬並みの寒さが続いていることも影響しているのかもしれませんが、ここ一週間ほど、どうも調子が上がらずもやもやとしていたのだけれど、ここに来てちょっとすっきりしたような気がする。


そのまま川沿いにお散歩。

この一帯には劇場やカフェもたくさんあるので、歩いているだけでもすごく楽しい。
チョコレート専門店も発見!おやつにチョコレートかアイスでも……と一瞬思ったけれど、家ですでにおやつを食べてしまったので今日はナシ。また改めて遊びに来よう。


1時間ほどで帰宅。
うーん、ひさしぶりに気持ちのいい散歩日和(夕方限定)だった。

もう元気100%!というわけには行かないけれど、
まあ、だいじょうぶ。

まったり行こう。

BLOG6459.JPG

これ、ガイドブックでよく見る景色!
ここから見た風景だったのね。

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今更な感じがしますが、最近ポッドキャストにはまっています。

今年のはじめにウォークマンを新調して、ポッドキャスト対応になったのはいいのですが、「ポッドキャストはiPod専用に違いない」というカン違いから、その機能がウォークマンにも搭載されていると気がつくのにやや時間がかかりました。

最初はドイツ語のニュースをおとして聞いていたりしたのですが、若干使い勝手が悪く(お気に入りの夜のニュース番組は、翌日昼にならないと配信されない……)、そのうちパソコンに接続するのが面倒になって、しばらく放置していました。
最近はちょっと趣向を変えて、BBCのニュースとDeutsche Welleの番組をいくつかダウンロードして聞いています。「今日はなんの日」と、その日付に起こった歴史的な出来事を紹介する番組が面白い。

なんだか楽しくなってきて、いろんな番組を調子に乗って登録。更に文芸コーナーやドイツ統一関係の特集はバックナンバーもダウンロード。気がついたらウォークマンの中身がすっかりエライことになっていた。そんなこんなで、最近の料理・掃除・その他雑用をこなしているときのおともはポッドキャストです。


つい先ほど、北ドイツ放送で低地ドイツ語方言ではなすニュースを発見。
これは……たぶんほとんどわからんだろうなあ……。

昨日は祝日、Christi Himmelfahrt(昇天の祝日)でした。
ドイツでは「父の日」でもあります。今回、こちらに来てはじめて知りましたが、東ドイツではHerrentag(男性の日)とも呼ばれるそうです。……男性の日はあって、しかもそれは祝日で、不公平だ!というのは、先日知り合った女の子のご意見。

昨日は祝日でも、今日は通常営業……のはずが、街がなんか静まり返っている。
いや、まあ、たしかに朝早いけど(金曜の授業はいわゆる「0限」、7時半から!)、それにしても人がいない。いつもだったら、もっと学生の姿も見かけるんだけど。

講堂に入ったら、部屋がいつもの半分も埋まっていなかった。え~?
まさか休講じゃないよな、と思った瞬間、先生が到着。うん、普通に授業はある……よね。

着席するなり、先生がいきなり学生全員にパンを配りはじめた。なんで??
よくわからないけれど、とりあえずありがたく頂戴する。

ある意味気の毒なのは遅刻をしてきた人たちで、講堂に入るなり先生に「パンはいかがですか」と声をかけられて完全に困惑していた様子。

ぜんっぜんわかんないけれど、今日なにかあるの?


急遽、事務手続きを片づけなくてはならなくなったので、今日は中心部には出ていないんだけれど、……どうも全体的に活気がない気がする。学生の姿が本当にない!

天気が悪いから?
それとも寒いから?
それは今にはじまったことじゃあないし。

寮もすっかり人の気配がしないし(大学に行っている、というレベルではなくて、昨夜から「ひと気がない」!)、「金夜」らしき騒がしい声も聞こえない。


……自主的連休?

毎週月曜日はヨーンゾンについての講義を聴く日。
以前にもちょっと書きましたが、一般の方にも開かれている講義=講演なので、学生ではない方も結構聴きに来ています。

どうせ後方席は若い学生さんで埋め尽くされているので、はじめから前方のほうへ移動。大体いつもすみっこにちょこーんと座るのですが、今日は映画を上映するということで、比較的聴衆が多い(ちょっと理論っぽい話になると、これがものすごい勢いで激減する)。よって、今日はすみっこも埋め尽くされている。さてどうするか。てけてけ歩いて、初老の男性の隣に座ることにしました。

開始まで少し時間があったので、このお隣の男性と少しお話。

見た目が(会場では非常に珍しい)非ドイツ人であり、加えて先生が二回目くらいの講演で「こちらのYuNさんはヨーンゾンを研究するためにベルリンではなくロストックを留学先に選んでくれたのです!」と大々的にアナウンスを行ったため、よくも悪くも「悪目立ち」しているわたし。この男性も、「外国の人なのにヨーンゾンを研究しているなんてびっくり」と思って話しかけてきたのかもしれません。

(あとで「実はドイツの生まれなんです」と種明かしをすると、「なんだ、それでは、あなたに対して抱いた尊敬の念を少し撤回しないといけませんね」といたずらっぽく笑った。チャーミングなおじいさんだ……)

「ヨーンゾンがいた場所はめぐってみましたか?」
「まだです。ゆくゆくは足を運んでみるつもりです」
「それがいいと思いますよ」

そんな感じでのんびりとお話をしていたのですが、しばらく後に、とんでもない事実が発覚。

この男性、
ヨーンゾンを個人的に知っていたのだそうです。
それどころか、ヨーンゾンとは同年代で(つまり「初」老ではなかった!75歳超えているよ!)同じ学生寮に住んでいたらしい!

「いやー、彼はドイツ語学科で、わたしは物理学科だったから、寮で顔を合わせる程度だったけどね」

いやいやいやいや、

生前のヨーンゾンを知っていた、というだけでもすごすぎる!
しかも「彼がライプツィヒに行ってから一度遊びに行ったこともあるよ」とも言っていたので、結構親しかったのではないかと思われる。(西ドイツに渡ったあたりから音信不通になったみたいですが)

はー。

文字と写真のみを媒体としている間は、作家の人物像ってどうも現実味を帯びてこないときがあるけれど、この瞬間、自分の中にある「モノクロイメージ」に一気に色がついたよ。


それは今回見た映画も同じ。ヨーンゾンが一時期新聞で連載していた旧東ドイツのテレビ批評のもとになった映像(ドキュメンタリー)を見たのですが、文字だけではまったく浮かび上がってこなかったイメージが、部分的ではあるけれど、はっきりとかたちを得た。


「これはたしかにあったはなしなのだ」と。
ヨーンゾンは、たしかにこの映像を見て、これらについてコラムを書いたのだと。


世界が、ほんの少し変わった気がする。
それほどにすごい夜だった。
BLOG6435.JPGシュパーゲル再び。
残りの500グラムでリベンジです。

簡単に皮むきを終えて保存していたシュパーゲルですが、更に徹底的に皮をむいてみました。(そのせいか若干スリムに)
オランデーズソースをあっためて、前回と同じ付け合わせ(というか残りもの……)を用。残った鶏肉を簡単に揚げて、ハイ、完成!

さーて今度のお味はどうだろう。
相変わらず見た目が貧相なのですが、今回はさらしてみたりする。

今回は、と、いうと、
やわらかーくやわらかーくできました
ちょっと筋が残っているところもあったけれど、おいしい!
一回目が残念だっただけに、感動もひとしおです。うふふ。

いくらシュパーゲルの大部分が「水分」とはいえ、500グラム×2回はさすがに大ボリューム。ちょっと間を開けて、旬のうちにまたまた食べたいと思います!スープにも挑戦……できるかな。

かれんだー

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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