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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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『ファウスト』を読んでいて。
魔女たちがブロッケン山Blocksbergに集まってお祭りをする「ヴァルプルギスの夜」Walpurgisnachtっていつだったっけ?と思って調べてみると、なんと4月30日から5月1日かけての夜であることが判明。

今日だよ!

そうかー、魔女たちは今晩ブロッケン山に集まって宴会をするのかあ、と考えると、なんだかすてきじゃないですか?(『ファウスト』を読む限り、そんなファンタジックなものでもなさそうだ)
ヴァルプルギスの夜は、子どものころに読んだ『小さな魔女』Die kleine Hexe(Otfried Preußler)のイメージで捉えています。たぶんはじめてきちんと読んだドイツ語の本だったから、なおさら印象に残っているんじゃないかなー。

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あたたかい、といったそばから、またもや冷え込んだロストックです。

朝は気合いでパーカーのみで外出。
昼になるにつれてなぜかどんどん寒くなり、部屋の中も微妙に寒い。

明日から5月なのになあ。


明日はメーデー。
お店がお休みなので、今日中にお買いもの。

土曜日が休日だと、特別に日曜日の営業が許される地方もあるのですが、ロストックはほぼ該当なしでした
蚤の市はちょっと違うと思う。(訂正:一部のお店はやっていた模様)

週末は引きこもって勉強して、
日曜日の夕方にハンザロストックのホーム最終試合を見に行ってきます!
なんと気がついたら2軍残留をかけて戦う試合になっていました……ロストックがブンデスリーガの3軍にまで降格したことは未だかつてないらしいので、ある意味歴史的な戦いになるのでしょうか。

晴れるといいなあ。

Gehlsdorf.ロストックにも春がやってきました!
コートを着なくても外に出られるくらい、あたたかい一日でした。
ロストックでは未だコートなしで外に出たことがなかったので(シュヴェリーンとヴィスマールは例外)、もう、うれしくてうれしくて。

午前中に講義を受けて、家に帰って書類仕事を片づけて。今日の最低限のノルマはクリアしたぞ!というところで、ちょっとお散歩に行くことにしました(あくまで「最低限」ですが……)。だって、こんなにいい天気なんだもの!
本日の突発的な「おでかけ」の行先は、ロストックっ子のおすすめに従い、ヴァルノウ河を挟んで対岸にある地区Gehlsdorf。なんとなんと、フェリーに乗ってゆくのです。うれしいことに、フェリー乗り場は家から歩いて15分のところにある。
事前に地図で大体の位置を把握して、「まあこんな感じかな」と極めて適当に歩いていたのですが、幸いにも(?)すぐに乗り場を発見。ちょうどフェリーが到着したところでした。学生証があればタダで乗れるので、いそいそと乗船。

5分の短い「航海」でした。
フェリーを降りたら、そこは別世界でした。

対岸にKröpeliner Strasseの一帯が見えます。対岸から見る街の景色は、あたりまえかもしれませんが、いつもと違って見えました。沿岸のプロムナードを歩きながら、たくさんのボートやヨットの合間を縫って、街を見る。絶景かな。
ベンチや芝生で日向ぼっこしているひとも、いっぱい。ほんとにぽかぽか気持ちがよくて、なごみます。

絶対また来る!プロムナードの端まで歩いて、Uターン。往復で40分ちょっとのお散歩です。
行きのフェリーでは「立ち入り禁止」と張り紙のしてあったデッキが、なぜか帰りは解禁されていたので(あの張り紙の存在意義は……?)、外に出てみました。5分という短い時間だけれど、十分に楽しめます!これは気分転換にはもってこいのおでかけルートかも……!



さて、もうちょっと「お仕事」するかな。

BLOG6384.JPGもともとは別の用事で街に出たのですが、ふと観光ショップが目にとまったので、入ってみました。
そうそう、ポストカードほしかったんだよね。おお、ロストックの紋章シールもある!おばさんが集めていたし、せっかくだから買っていきましょう。

ドイツを旅行するとき、その街の情景が描かれている小皿を買うのが習慣です。もともとはうちのおかやんが集めていて、自分がひとりでドイツに行くようになってから、「代理」でなんとなく買うようになっていました。(自分が行く街は大体「日本人が好む観光ルート」から外れていることが多いので、ちょっとめずらしい?コレクションになる)
レジの人に「小皿はありますか」と訊いてみたところ、「ちょっと待ってねー」と奥の引き出しから小箱を取りだした。え、そこ?なにやらがさごそ箱の中を探して、紙袋を抜きだす。直径3センチくらいのちっちゃーいお皿が出てきた。それちょっと違う……。

「あら、これでも壊れているのよねー」

!売りものじゃないんだ!

「壊れていますけど、よかったらこれ差し上げますよ」

と、小皿と一緒に、後ろにくっついていたと思われるマグネットをいただいた。
接着剤があればマグネットとして使えるかな?なんにせようれしい。

ポストカード3枚、シール2枚で5ユーロ20だったのですが、家に帰って値段を見てみると、シールが一枚2ユーロもしたのでびっくりした。いや、値段自体はいいんだけれど、それだとポストカードが一枚40セント?逆に安いような……。

石の門「Steintor」シュヴェリーンが「七つの湖の街」と呼ばれている、ということを先のエントリで書きましたが、「7」という数字はロストックにとっても特別な数字です(Die Rostocker Siebenと呼ばれているようです)。

聖マリエン教会の7つの塔、
大きな市場に通じる7本の道、
街の外へと通じる7つの門、
岸辺にかかる7つの商人の橋、
市庁舎に立つ7つの塔、
同時になる(7つの教会の)7つの鐘、
ばら園にある7本の菩提樹。
これらがロストックの象徴である。

という詩があります。
今となっては「市庁舎に立つ7つの塔」以外に7つそろっているものはなく、そもそも詩自体が結構自由に作られているらしいのですが(実際の数字は必ずしも「7」ではなかったらしい)、とてもすてきだなあと思いました。自分の誕生日が「7」に縁があるので、なんとなく親近感を覚えます。

7つの門も残念ながらそろって残っているわけではないようです。残っている門のうち、有名なのは目抜き通りにあるKröpeliner Torと写真にあるSteintor。ほかに残っている門も、時間があるときに見に行かないと!

かれんだー

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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