ゆうゆう自適。
つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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引っ越し当日。
前日に荷物を箱詰めすることは叶わず、結局徹夜もせず、図らずも延長戦へ突入。
朝6時に起きて荷造り続行、9時にドイツ語学科の事務室に行って証明書を受ける。荷造りが終わる気配は一向にない。当然だけれど、海に行ってる場合じゃない。
ひたすら箱詰め作業。一番大きな箱にありったけ物を詰めたら、持ち運ぶのもやっとの重さになってしまった。箱が大きいせいで、腕を伸ばしてもしっかりと箱を持てない。1回、地面に落としました。新聞紙で包んでいるとはいえ、中に入っているガラス類は全滅だろうなと覚悟。
よたよたしながら隣の郵便サービスセンターに持っていった箱の重量は、20kg超。両腕の感覚がこの時点でなくなりました。汗だくになりながらも10-15kgの荷物を次々と運んで、ようやく荷造りは終了。箱は6つ。今日だけで2つ買い足した。
退去予定時刻は12時半、この時点で箱を郵便ステーションに運んですらいなかったので、お部屋チェックの時間を1時間遅らせてもらうことに。1時間で荷物を運び出すことはできたけれど、お部屋の退去前お掃除が全然できていない。床を掃いて、軽く拭こうと思っていたのになんてこった。
見かねたハウスマイスターが、退去前お掃除を手伝ってくれました。お部屋のチェックも兼ねているので、問題箇所はその場で解決。昨日、ぴっかぴかに磨いた窓やシャワー室は問題なくOK。やったあ。しかし破損したドアの修復に200ユーロ要求されてしょんぼり。なんかねえ、自分だけのせいでもないような気がするんだよねえ。ぶつぶつ。
小物を廊下に放り出して、お部屋チェック終了。鍵の受け渡しもしてしまったので、もう中には入れない。当初予定していた電車には乗れなかったけれど、2時間分の余裕ができたので、ゆったりと最後の準備をすることに。
あんまり荷物が多いので、急遽箱をもうひとつ買って、お掃除道具を全部詰め込む。5kg弱、決して軽くはない。トランク+IKEAのでっかい袋(枕+α入り)+洗濯物干し(結局撤去を命じられた)+リュックを持っていかなければならないんだし、これ以上余計な荷物は増やしたくない。
その後の移動は悪夢のようでした。
トランクの半分はふとんなので、ロストック到着時よりは軽くなっている。むしろ厄介なのはIKEAのでっかい袋のほうで、肩がけがうまくできずに大変しんどい。羽枕ってこんなに重いんだね……。
トラムに乗って中央駅、券売機を探して右往左往(今回乗る電車が発着するホームは、ロストック中央駅で唯一券売機のないハズレホーム)、お昼を食べる暇さえなかったから、急遽パンを購入。ロストックが始発だから、発車1時間前くらいから電車に乗れるのがうれしかった。
怒涛の勢いで、ロストックとお別れ。
別れの余韻に浸ることなく、そのままベルリンへ。
ちゃんとお別れができなかった。
ヴァルネミュンデにも行けなかった。
戻ってくるよ。
また帰ってくるよ。
だからそれまでさよなら、ロストック。
たった半年の滞在だけれど、ここだってもう、わたしの「故郷」なんだ。
前日に荷物を箱詰めすることは叶わず、結局徹夜もせず、図らずも延長戦へ突入。
朝6時に起きて荷造り続行、9時にドイツ語学科の事務室に行って証明書を受ける。荷造りが終わる気配は一向にない。当然だけれど、海に行ってる場合じゃない。
ひたすら箱詰め作業。一番大きな箱にありったけ物を詰めたら、持ち運ぶのもやっとの重さになってしまった。箱が大きいせいで、腕を伸ばしてもしっかりと箱を持てない。1回、地面に落としました。新聞紙で包んでいるとはいえ、中に入っているガラス類は全滅だろうなと覚悟。
よたよたしながら隣の郵便サービスセンターに持っていった箱の重量は、20kg超。両腕の感覚がこの時点でなくなりました。汗だくになりながらも10-15kgの荷物を次々と運んで、ようやく荷造りは終了。箱は6つ。今日だけで2つ買い足した。
退去予定時刻は12時半、この時点で箱を郵便ステーションに運んですらいなかったので、お部屋チェックの時間を1時間遅らせてもらうことに。1時間で荷物を運び出すことはできたけれど、お部屋の退去前お掃除が全然できていない。床を掃いて、軽く拭こうと思っていたのになんてこった。
見かねたハウスマイスターが、退去前お掃除を手伝ってくれました。お部屋のチェックも兼ねているので、問題箇所はその場で解決。昨日、ぴっかぴかに磨いた窓やシャワー室は問題なくOK。やったあ。しかし破損したドアの修復に200ユーロ要求されてしょんぼり。なんかねえ、自分だけのせいでもないような気がするんだよねえ。ぶつぶつ。
小物を廊下に放り出して、お部屋チェック終了。鍵の受け渡しもしてしまったので、もう中には入れない。当初予定していた電車には乗れなかったけれど、2時間分の余裕ができたので、ゆったりと最後の準備をすることに。
あんまり荷物が多いので、急遽箱をもうひとつ買って、お掃除道具を全部詰め込む。5kg弱、決して軽くはない。トランク+IKEAのでっかい袋(枕+α入り)+洗濯物干し(結局撤去を命じられた)+リュックを持っていかなければならないんだし、これ以上余計な荷物は増やしたくない。
その後の移動は悪夢のようでした。
トランクの半分はふとんなので、ロストック到着時よりは軽くなっている。むしろ厄介なのはIKEAのでっかい袋のほうで、肩がけがうまくできずに大変しんどい。羽枕ってこんなに重いんだね……。
トラムに乗って中央駅、券売機を探して右往左往(今回乗る電車が発着するホームは、ロストック中央駅で唯一券売機のないハズレホーム)、お昼を食べる暇さえなかったから、急遽パンを購入。ロストックが始発だから、発車1時間前くらいから電車に乗れるのがうれしかった。
怒涛の勢いで、ロストックとお別れ。
別れの余韻に浸ることなく、そのままベルリンへ。
ちゃんとお別れができなかった。
ヴァルネミュンデにも行けなかった。
戻ってくるよ。
また帰ってくるよ。
だからそれまでさよなら、ロストック。
たった半年の滞在だけれど、ここだってもう、わたしの「故郷」なんだ。
電車の中では文字通り「死んだように」ぼうっと車窓をながめていました。
ベルリンではお迎えがあったので、どうにかこうにか新居までたどり着く。
体中イタイ。両腕なんか内出血している。明日、使いものになるのか?
そんな中、
新居のキッチンに「Herzlich Willkommen!」(ようこそ!)と書いてある手作りのウェルカム・プレートが置いてあって、すごくうれしくなった。このおうちで、今日からベルリンでの生活がはじまる。
さよなら、ロストック。
こんにちは、ベルリン。
これから半年間、どうぞよろしくね。
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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。