ゆうゆう自適。
つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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5日前は考えてもみなかった。
まさか5日後に再びベルリンを訪れることになろうとは……!
前回、30分弱の慌ただしい面会を果たした友人に「土曜日にまた行くことになったよはははは」と話したらさすがに仰天された。早すぎる"I'll be back"!
今回もメインは家探し。件の友人が大学の掲示板で物件を見つけてくれて、すぐさま連絡先に電話、とんとん拍子でアポイント……という流れに。本来、電話で交渉事は苦手なのだけれど、相手がものすごくフレンドリーかつフレキシブルに対応してくれたので、スムーズに話がまとまった。条件はほとんど理想に近かったので、あとは実際に部屋と家周辺と交通アクセスを確認するのみ。
ちょうどベルリンに研究滞在している日本の大学の友達Mちゃんとも会えることに!朝9時過ぎにベルリン中央駅で待ち合わせ、という無茶な要求にもかかわらず応じてくれてありがとう。
Mちゃんのオススメ!ということで、Kreuzberg地区に連れて行ってもらいました。ついて早々、ベルリン名物・カリーヴルスト(カレーソーセージ)を食べることに!(あとから聞いたところによると、どうもすっごく有名なお店だったらしい。やった!)
ソーセージは「腸つき」「腸なし」を選ぶことができました。Mちゃんが「腸つき」をオーダーしたので、わたしは「腸なし」バージョンを食べることに。腸なしソーセージって食べたことないなあ、そういえば。初体験。
皮をむいたソーセージの表面を、油で揚げる。こ、これはもしや、以前ロストックで見かけた「創業40年」(だったかしら)のソーセージ屋さんの出していたソーセージと同じ!?
いろいろびっくりしたけれど、とてもおいしゅうございました。鈍いわたしの舌では「ベルリン風カリーヴルスト」の味つけの違いはやはりよくわからないのだけれど、「腸なし」は新鮮でした。こういう食べかたもするのだね。
そのままクロイツベルクをお散歩して、すてきなカフェを紹介してもらう。いやー、ベルリンはカフェがたくさんあっていいね。ケーキとお茶の天国だね。(危険危険!)
キャロットとナッツのキャラメルケーキを食す。フルーツフレイバーの煎茶は香りがよくておいしかった。甘すぎず後味もすっきり!
更にクロイツベルク周辺の市場を少し散策してから、解散。
すぐさま次の約束、おうちの下見へと向かう。今日も絶賛、ノンストップ活動中!
物件の最寄り駅で、この物件の掲示を見つけてくれた友人と合流。下見へれっつ・ごー!
駅前で地図を見ながらああでもないこうでもないと(主にわたしが)騒いでいたら、通りすがりのおじさんが道を教えてくれた。さんきゅう。しかし我々の目的地はホテルじゃなくて民家なのです……観光客に間違えられたよ!まあ日本人がふたりして地図見てわやわやしていたら無理ないか。しかも、そのうち一人(わたし)はでっかいリュックを背負っているし。
肝心のおうちは、なかなか住みやすそうなおうちでした。電話でフレンドリーだった家主さんは、対面でもとってもフレンドリーでした。
家~駅周辺の雰囲気も交通アクセスも良好、入居・退去時期もフレキシブルに対応と、インターネットを自分で引く必要がある以外はすべての希望を満たしている状態なので、OKが出るならここに住みたい!
月曜日に電話をします。らぶこーる。
下見のあとは完全にフリーだったので、友人とぶらぶらすることに。
お世話になっている先輩に「Hackescher Marktに無印良品があるよ」と教えてもらったので、ふらっと無印良品を冷やかしてきた。なんだか、すごーく不思議な気持ちになった。いや、だって、商品の配置とか音楽とか、においまで完全に無印良品の空間なんだもん!
先輩に勧められた旅行用洗濯板(手洗い洗濯用)を探したのだけれど、さすがにそれはなかった。残念!それがあれば、「洗濯機さまご臨終」の事態もらくらく乗り越えられると思ったのに。
プレンツラウアー・ベルク地区へと移動して、前回できなかった「カフェでまったり」を決行。レモンタルトを食べた。おいしかったー。(ちなみにここまでの食事:ラスク、菓子パン×2、カリーヴルスト、ケーキ、ケーキ。我ながらヒドイ!)
なかなかスタイリッシュでおされなカフェだったのだけれど、なぜかお客さんのほとんどがノートパソコンとにらめっこ。無線LANゾーン?おひとりさまでもまったりできそうな空間だ。
どういう経緯でそういう話になったのか思い出せないんだけれど、たまたま友人とW杯のドイツ対イギリス戦の話になった。イギリスのゴールが認められなかったとき、「コメンテーターが『ラッキーでした』って言っていたんだけど、そういう問題じゃないよね!」と騒いでいたら、お店のひとに「なにがラッキーだったの?」と問い返されてしまった。……まあ、途中までわからん言語(=日本語)を話していたやつが、突如部分的にドイツ語を挟みはじめたら、そりゃあ気になるよね。
事情を説明すると、「でも、ドイツはいいプレーをしていたよ」といたずらっぽい応えが。うん、あのゴールが入ってもドイツは勝ったと思うけれど、でも、もーう少しゲームの展開が変わったと思うのですよ、お兄さん!
続いて「君たちどこから来たの?」と訊かれて、「ロストック」「ベルリン在住」と答える我ら。空気読んでない?恐らく期待されている返答は「日本」とか「東京」なんだろうけれど、直接そこから来たんじゃないしなあ。「そもそも日本から来ているんだけどね……」と前置きしないと、「んん?」って顔をされてしまう。Sorry!
プレンツラウアー・ベルクをそのままたるたるお散歩。
Zionskirche。"Zion"と聞くと、ぱっと思いつくのはシオニズムだけれど、どうやらプロテスタントの教会らしい。ちょっと調べてみたけれど、「シオン教会」というのはたくさんあるのね。クリスチャン・シオニズム?キリスト教とユダヤ教の架け橋?不勉強すぎるので出直してきます。
「東側」にある教会らしく、まだまだ戦災復興が完了していない。壁の近くにあって爆破されなかっただけマシといえるのか……?(ロストックのJakobi教会をはじめ、社会主義統一党の方針によって「復興」ではなく「爆破処理」されてあとかたもなくなった教会は数多い)
どーん、とカラフルな十字架が中央に掲げてある。その後ろにも十字架。今更だけれど、プロテスタントの教会って磔刑像ないんだよねと思い至る。そういえばしばらく磔刑像見ていないかも。
最近は北ドイツの教会ばかりめぐっているせいか、異なる土地にある教会を見ると、建築様式の違いに真っ先に目が行く。れんが造りのゴシック様式では、ない。
そして、以前、作家のWladimir Kaminarが言及していたMauer Parkをはじめて見た。とっても広い公園。……ベルリン在住のみなさまはどう感じているのかわからないけれど、わたしは、このネーミングは「ない」と思う。壁公園!そりゃあ壁に囲まれているけれど!
夜ごはん。うどん屋さんで「かもうどん」を食す。
(乱暴な食事という意味で)暴食のあとの「まとも」な食事!胃に染みいるやさしいやさしい味のうどんでした。実家から送ってもらったうどんをたまに食べたりするけれど、太麺を食べるのはひさしぶり!おつゆがおいしかった。しいたけしいたけ。
玄米茶と一緒に。
はあ。しあわせ。
今日も充実した一日でした。
まさか5日後に再びベルリンを訪れることになろうとは……!
前回、30分弱の慌ただしい面会を果たした友人に「土曜日にまた行くことになったよはははは」と話したらさすがに仰天された。早すぎる"I'll be back"!
今回もメインは家探し。件の友人が大学の掲示板で物件を見つけてくれて、すぐさま連絡先に電話、とんとん拍子でアポイント……という流れに。本来、電話で交渉事は苦手なのだけれど、相手がものすごくフレンドリーかつフレキシブルに対応してくれたので、スムーズに話がまとまった。条件はほとんど理想に近かったので、あとは実際に部屋と家周辺と交通アクセスを確認するのみ。
ちょうどベルリンに研究滞在している日本の大学の友達Mちゃんとも会えることに!朝9時過ぎにベルリン中央駅で待ち合わせ、という無茶な要求にもかかわらず応じてくれてありがとう。
Mちゃんのオススメ!ということで、Kreuzberg地区に連れて行ってもらいました。ついて早々、ベルリン名物・カリーヴルスト(カレーソーセージ)を食べることに!(あとから聞いたところによると、どうもすっごく有名なお店だったらしい。やった!)
ソーセージは「腸つき」「腸なし」を選ぶことができました。Mちゃんが「腸つき」をオーダーしたので、わたしは「腸なし」バージョンを食べることに。腸なしソーセージって食べたことないなあ、そういえば。初体験。
皮をむいたソーセージの表面を、油で揚げる。こ、これはもしや、以前ロストックで見かけた「創業40年」(だったかしら)のソーセージ屋さんの出していたソーセージと同じ!?
いろいろびっくりしたけれど、とてもおいしゅうございました。鈍いわたしの舌では「ベルリン風カリーヴルスト」の味つけの違いはやはりよくわからないのだけれど、「腸なし」は新鮮でした。こういう食べかたもするのだね。
そのままクロイツベルクをお散歩して、すてきなカフェを紹介してもらう。いやー、ベルリンはカフェがたくさんあっていいね。ケーキとお茶の天国だね。(危険危険!)
キャロットとナッツのキャラメルケーキを食す。フルーツフレイバーの煎茶は香りがよくておいしかった。甘すぎず後味もすっきり!
更にクロイツベルク周辺の市場を少し散策してから、解散。
すぐさま次の約束、おうちの下見へと向かう。今日も絶賛、ノンストップ活動中!
物件の最寄り駅で、この物件の掲示を見つけてくれた友人と合流。下見へれっつ・ごー!
駅前で地図を見ながらああでもないこうでもないと(主にわたしが)騒いでいたら、通りすがりのおじさんが道を教えてくれた。さんきゅう。しかし我々の目的地はホテルじゃなくて民家なのです……観光客に間違えられたよ!まあ日本人がふたりして地図見てわやわやしていたら無理ないか。しかも、そのうち一人(わたし)はでっかいリュックを背負っているし。
肝心のおうちは、なかなか住みやすそうなおうちでした。電話でフレンドリーだった家主さんは、対面でもとってもフレンドリーでした。
家~駅周辺の雰囲気も交通アクセスも良好、入居・退去時期もフレキシブルに対応と、インターネットを自分で引く必要がある以外はすべての希望を満たしている状態なので、OKが出るならここに住みたい!
月曜日に電話をします。らぶこーる。
下見のあとは完全にフリーだったので、友人とぶらぶらすることに。
お世話になっている先輩に「Hackescher Marktに無印良品があるよ」と教えてもらったので、ふらっと無印良品を冷やかしてきた。なんだか、すごーく不思議な気持ちになった。いや、だって、商品の配置とか音楽とか、においまで完全に無印良品の空間なんだもん!
先輩に勧められた旅行用洗濯板(手洗い洗濯用)を探したのだけれど、さすがにそれはなかった。残念!それがあれば、「洗濯機さまご臨終」の事態もらくらく乗り越えられると思ったのに。
プレンツラウアー・ベルク地区へと移動して、前回できなかった「カフェでまったり」を決行。レモンタルトを食べた。おいしかったー。(ちなみにここまでの食事:ラスク、菓子パン×2、カリーヴルスト、ケーキ、ケーキ。我ながらヒドイ!)
なかなかスタイリッシュでおされなカフェだったのだけれど、なぜかお客さんのほとんどがノートパソコンとにらめっこ。無線LANゾーン?おひとりさまでもまったりできそうな空間だ。
どういう経緯でそういう話になったのか思い出せないんだけれど、たまたま友人とW杯のドイツ対イギリス戦の話になった。イギリスのゴールが認められなかったとき、「コメンテーターが『ラッキーでした』って言っていたんだけど、そういう問題じゃないよね!」と騒いでいたら、お店のひとに「なにがラッキーだったの?」と問い返されてしまった。……まあ、途中までわからん言語(=日本語)を話していたやつが、突如部分的にドイツ語を挟みはじめたら、そりゃあ気になるよね。
事情を説明すると、「でも、ドイツはいいプレーをしていたよ」といたずらっぽい応えが。うん、あのゴールが入ってもドイツは勝ったと思うけれど、でも、もーう少しゲームの展開が変わったと思うのですよ、お兄さん!
続いて「君たちどこから来たの?」と訊かれて、「ロストック」「ベルリン在住」と答える我ら。空気読んでない?恐らく期待されている返答は「日本」とか「東京」なんだろうけれど、直接そこから来たんじゃないしなあ。「そもそも日本から来ているんだけどね……」と前置きしないと、「んん?」って顔をされてしまう。Sorry!
プレンツラウアー・ベルクをそのままたるたるお散歩。
Zionskirche。"Zion"と聞くと、ぱっと思いつくのはシオニズムだけれど、どうやらプロテスタントの教会らしい。ちょっと調べてみたけれど、「シオン教会」というのはたくさんあるのね。クリスチャン・シオニズム?キリスト教とユダヤ教の架け橋?不勉強すぎるので出直してきます。
「東側」にある教会らしく、まだまだ戦災復興が完了していない。壁の近くにあって爆破されなかっただけマシといえるのか……?(ロストックのJakobi教会をはじめ、社会主義統一党の方針によって「復興」ではなく「爆破処理」されてあとかたもなくなった教会は数多い)
どーん、とカラフルな十字架が中央に掲げてある。その後ろにも十字架。今更だけれど、プロテスタントの教会って磔刑像ないんだよねと思い至る。そういえばしばらく磔刑像見ていないかも。
最近は北ドイツの教会ばかりめぐっているせいか、異なる土地にある教会を見ると、建築様式の違いに真っ先に目が行く。れんが造りのゴシック様式では、ない。
そして、以前、作家のWladimir Kaminarが言及していたMauer Parkをはじめて見た。とっても広い公園。……ベルリン在住のみなさまはどう感じているのかわからないけれど、わたしは、このネーミングは「ない」と思う。壁公園!そりゃあ壁に囲まれているけれど!
夜ごはん。うどん屋さんで「かもうどん」を食す。
(乱暴な食事という意味で)暴食のあとの「まとも」な食事!胃に染みいるやさしいやさしい味のうどんでした。実家から送ってもらったうどんをたまに食べたりするけれど、太麺を食べるのはひさしぶり!おつゆがおいしかった。しいたけしいたけ。
玄米茶と一緒に。
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かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
YuN
ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。