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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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お友達からお誘いを受けて、UdK(Universität der Künste、ベルリン芸術大学)で開催されたピアノコンサートに行ってきました。

曲目はコチラ。

Johann Sebastian Bach Präludium und Fuge g-moll, WK II
Carl Reinecke Trio für Klarinette, Viola und Klavier A-Dur, Op. 264
Robert Schumann Sonate fis-moll, Op. 11
    (Clara zugeeignet von Florestan und Eusebius)
Sergej Prokofieff Siebte Sonate, Op. 83
Johannes Brahms Konzert d-moll, Op. 15

ちょっとした発表会なのかしら、と思っていたら、たっぷり2時間を超えるピアノコンサートでした。
いやあ、素晴らしかった。ぼちぼちクラシック・コンサートに行くようにはなったけれど、ピアノ曲は全然くわしくない。(ラフマニノフのピアノコンチェルトくらいしか……)

中でもブラームスのコンチェルト(ピアノ2台用バージョン)は壮大で、圧倒された。
ピアノだけでこんなに厚みのある演奏ができるんだ……。

さっそく図書館に行って、いろいろCDを借りて勉強しようと思った。
上の隣人がやかましいときのリフレッシュにもなるし、一石二鳥だわー。
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W.A. モーツァルトの「後宮からの誘拐」を観に行ってきました。ひさびさのオペラ。

トルコの太守セリムに誘拐された婚約者・コンスタンツェを救い出すため、スペインの貴族・ベルモンテは召使いのペドリッロの力を借り、王宮に忍び込もうとする……。

モーツァルトの初期のオペラ。
彼の作品の中でも、比較的「お気楽」な部類に入るのだそうな。

軽快で耳に心地よい音楽、
シンプルな展開、
適度に織り込まれたトルコ文化(=エキゾチックなもの)に対するあこがれ……

モーツァルトの後期の作品に比べると「メリハリ」が抑えられていて、休憩も入らない(上演時間は2時間10分)ので、集中力を保つのが少しつらかった。気楽に聴いていればいいはずなのに、なぜか真逆の状況。
演出もものすごくシンプルで、舞台装置のようなものが一切ない。舞台が「上半分」と「下半分」に区切られていたくらい。そのせいか、ソリストたちの歌唱力がものすごく際立っていた気がする。素晴らしかった。

女中・ブロンデがイギリス人という設定だからか、英語の台詞がいくらか盛り込まれていた。結構過激な台詞だったので、「えっ、モーツァルトの時代に英語?しかもこんなトーンで?」と一瞬焦った。歌と台詞のパートからなるジングシュピール(Singspiel)だからこそ実現できたのだろうなあ。

そういえば、ブロンデとペドリッロのカップル、ソリストさんが「The Rake's Progress」のアンとトムと一緒だった。どこかで聴いたことがあると思ったら!
DSCF4968.JPGオーストリアン・スイーツ、Kaiserschmarren(パンケーキ)。
ソースを2種類まで選べる、ということで、「バニラソースと生クリーム」をチョイスしたらエライことになった。

生クリームの量が、カイザーシュマレンとほぼ同等。

いや、ハカセ(仮)とシェアするつもりでオーダーしたので、まさかの「ひとりでいただきます」ではなかったけれど、これはお茶の類がないと苦しい。

でも、なんだかんだで食べたなー。
余った大量の生クリームは、ハカセ(仮)がぺろっと平らげました。さすが、ドイツ在住男子。ワタシマケマシタワ。

DSCF4967.JPG


スパゲティー・アイスで日本在住のみなさんから「ありえん」と言われますが、これを見たらなんと反応されるんだろうか。でもこれおいしいのよ!

今週に入ってから、ベルリンは真冬に逆戻り。

夜のStammtischまで時間があるので、それまで引きこもって勉強しているか……と思っていたところ、ふとみたStabi(国立図書館)のアカウント・ページを見て凍りついた。

書籍が3冊、延滞扱いになっている……。

うあああ、返却するのすっかり忘れていた!
て、てっきり24日以降だと思っていたのに、オンラインで延長するの忘れていた。

強制的に一度返却しなければならない上に、延滞料金まで発生している。
一冊2ユーロ、3冊で6ユーロ。地味にイタイ。


もはや引きこもっている場合ではなくなったので、大急ぎで外に出て、延滞していた3冊+一週間以内に返却しなければならない資料を一気に返却。しっかり6ユーロも徴収されました、とほほ。

この6ユーロが図書館をよりよいものにするために役立つのであれば……と最大限、プラスの方向に考えてみることにする。(ポケットマネーに化けるんだとしたらいたたまれない)

これからは

① むやみやたらと本を借りっぱなしにしない(ちゃんと管理する)
② こまめにオンラインでステータスチェックをする

を心がけるようにしよう。ドイツだろうと、日本だろうと。

うーん、FUのほうだと「もうすぐ返却期日ですよー、延長しなくてもだいじょうぶ?」というメールが自動的に送られてきて、大変便利なのに!Stabiも後日「何冊延滞していますよ」と書面で寄こすんじゃなくて、事前にメールで通知してほしいわ……。


みなさん、書籍の延滞にはご注意を。
ドイツでは容赦なく延滞金が発生します。

ベルリナーレもついに閉幕。
あっという間の10日間でした。

そういえばベルリナーレ開催時の街の様子を紹介していなかったので、締めくくりに……。
 

DSCF4952.JPG DSCF4951.JPG DSCF4954.JPG
 

ポツダム広場と、Berlinale Palast(メイン会場)の写真。
ベルリナーレ・クマさんと一緒に映っている写真もあるのだけれど、案外、でっかい。

いい映画にたくさんめぐり会えたなあ。
中でもイチオシはやはり「Submarine」!あのシュールな世界観が、わたしを捉えて離さない。

 

DSCF4963.JPG


ベルリナーレのポスター。シンプルだけれど、存在感バツグン。
またの機会に、参戦することができるだろうか。

……6日で映画7本とまではいわなくても、ぽつぽつ、観ることができたら、それはすてきだよね。

かれんだー

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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