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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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先週、ベルリン・フィルハーモニーの生演奏を聴いてすっかり味をしめてしまったYuNですが、今年の年末コンサート(Silvesterkonzert)にも行くことになりました!

ベルリン・フィルの年末コンサートといえば大人気で、ウェブ上ではチケットはほとんど完売。
当日券を入手するのもかなり難しいと、聞いていました。

それでもダメ元で、Stabiに行ったついでにフィルハーモニーに寄ってみたのです。

「立ち見席、出る?」って。
(立ち見席は当日になってからでないと出ない)

なんと、

「立ち見もあるけど、ポディウム席がまだ残っているんじゃない?」

と、予想外の返答が!

チケット売り場で問い合わせてみたところ、無事にポディウム席のチケットをゲットできました。
やったー!サン・サーンスの「バッカナーレ」(オペラ「サムソンとデリラ」より)が聴ける!「カルメン」も聴ける!ほくほくー。

チケット取れなかったら「椿姫」を観に行こうと思っていたけれど、これは、来年。
2010年の締めくくり(inベルリン)はベルリン・フィルです。
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市立図書館で映画「ロミオとジュリエット」(1968)を借りてきたのでひっそり鑑賞。

この映画、大学2年のときに授業(演劇論)で部分的に観たけれど、全体を通して観るのは今回がはじめて。(ディカプリオ版は一応全部観たけど、冒頭のアロハ+銃のインパクトが強すぎてそれ以外の個所をあんまり覚えていない)

『ロミオとジュリエット』は悲劇だけれど、実はシェイクスピアの4大悲劇には入っていない。なぜかというと、喜劇的な(祝祭的な)要素も多々含まれているからだそう。
……ぼんやり映像観ているだけだと「なぜそうなる!」といろいろツッコミたくなるんだけれど、映画が原作にかなり忠実(台詞までもがShakespeare's English)であることを考えると、そもそも原作がツッコミどころ満載ということになる。

ツッコミどころ満載というか、

「運命のいたずら」

というのか……。

マキューシオはロミオがケンカの仲裁に入ろうとしたがために死亡、
ジュリエットが仮死状態にあることを伝える手紙は数分ほどの差でニアミス、
ロミオが毒を飲んだ直後にジュリエットが目覚める……

登場人物の性格が、直接悲劇を引きよせているわけではない。
まさに「star-cross'd lovers」(悲運の星のもとの恋人たち)そのもの。


はじめてこの映画を観たとき、

別の女性に恋心を抱いていたはずのロミオが、ジュリエットを一目見るなり「心変わり」をし、昔の女は忘れた!と言わんばかりに猛アタックをするさまに「おい!」とひとりツッコミを入れていましたが、

ロレンス神父がそんなわたしのツッコミを作中で代弁してくださいました。
設定とかそういうものを一瞬忘れて、思わず「そうだよね!」と同意。

いやはや。


ずっと、舞台を観ているような気分でした。
若かりしオリヴィア・ハッセーが可愛かった。
しかし、「ジュリエットは(まだ)13歳」と思いながら観ると、なんだかどきどきする……。

これは名作だよねえ。

クリスマス当日。
友達と3人でオペラ「フィガロの結婚」を観に行ってきました。

すごく有名な演出家の手掛けた舞台であると聞いて、ものすごく期待が高まっていたのだけれど、その期待を裏切らないすてきな公演でした。

家臣・フィガロの結婚をめぐるどたばた劇。
「セビリアの理髪師」の続編にあたる作品(ただしロッシーニ版は「フィガロ」よりもあとに完成)ですが、前作を知らなくても十分楽しめるつくりになっています。

フィガロとスザンナ、
スザンナに横恋慕する浮気者の伯爵、
伯爵の心離れを嘆く夫人ロジーナ、
惚れっぽい小姓のケルビーノ……

どの登場人物もいとおしくってにくめない。

オケの演奏やソリストたちの歌唱力がよい、というのももちろんありますが、ソリストの細やかな演技がとても印象に残りました。コミカル、かつ、キュート。劇場全体が心地よい笑いに包まれることもしばしば。

特に、当初フィガロと結婚しようとしていたマルチェリーナと、フィガロに復讐しようとしていたドン・バルトロが実はフィガロの実の両親であることが判明し、めでたしめでたし……となるくだりが面白かった。

少年ケルビーノを演じるのは女性なのですが、これまた可愛い!
こんな男の子にぺたぺた触られても、お姉さま方は怒れないよね。

そんなケルビーノの「恋とはどんなものかしら」。
曲は知っていたけれど、歌として聴いたのははじめて。

冒頭のフィガロとスザンナが新居について話しているシーンの劇中曲も、その昔ピアノで引いたことのある曲だった。初級用の楽譜で、「フィガロの結婚より」というタイトルしかついていなかったから、どんなシチュエーションで歌われるのか見当もつかなかった。15年近く抱えていた謎が、今日ようやく解決。


舞台もファンシー。

DSCF4070.JPG

見えにくいですが、舞台の周りにお花がちりばめられています。
「わあ、お花……」と思っていたら、隣で友達が「あれなに?ゴミ?」とか言っているのが面白くて吹いた。ゴミじゃない!ゴミじゃないと信じたい!(誰にも花だと言われていないけれど、花だよね、あれ?)


素晴らしい内容だっただけに、舞台装置の切り替えにやたらと時間がかかって、テンポが多少悪くなっていたのが残念。第3幕→第4幕と移行するあたりなど、暗転してから5分ほどそのままに……。
さすがに会場もざわざわしはじめて、隣に座っていたおばあさんなど「フィガロの結婚式が無事に行われたのだから、もう終わりなのよね?」と訊いてきて、「いやいやこのあとまだ続きがあります」と説明するのに必死だった。最初、気を利かせてジョークでも言ったのかと思ったけれど、目は真剣そのもの。あー、焦った。
 

DSCF4071.JPG DSCF4072.JPG


でも、全体的には本当に本当によい公演でした。

今まで、シラー劇場で観た「トスカ」が自分の中でダントツだったけれど、「フィガロの結婚」はそれに匹敵するくらい素晴らしかった。テンポさえ悪くなかったら、「今まで観た一番よいオペラ」になっていたかも。


外は、ホワイト・クリスマス。
観劇後は近くのレストランに入って、おしゃべりしながらまったりご飯。

こういうクリスマスもまた、よいねえ。

さて、気がついてみれば今日はクリスマス・イヴです。

ドイツでは家族で一緒に過ごす一日。
多くの友達が帰省するなか、静まり返った街でひとり過ごすクリスマス・イヴは、結構さみしい感じがする。こうなると恋人の有無なんぞまったく関係ない。

そんなわけで、同じ境遇の留学生友達(form韓国)キョンちゃんとささやかなホームパーティー(という名の食事会)を開くことに。

キョンちゃんがご飯を炊いてくれるというので、わたしはおかずとケーキを持って行くことに。

今日はスーパーは14時で閉まってしまうので、大急ぎで牛肉(自分用)と牛ひき肉(持ち寄り用+冷凍保存用)を購入。
ハンバーグを作ろうかと思ったけれど、卵を買い忘れた。これによってケーキを作るのも一気に難しくなる。急いで卵およびクリームチーズなしのレシピを探す。

その結果、

「牛しぐれ煮」と「抹茶ケーキ」

を作りました。

牛しぐれ煮はともかく、抹茶ケーキのほうは小麦粉もぎりぎり足りなくて、適当な配分で作ったせいかなんか「抹茶パン」みたいな仕上がりに……。
更にホワイトチョコレートも刻んで入れたんだけれど、あまりにうす削りになってしまったため、完全に生地と同化している。うーん、どうも抹茶を使ったスイーツはうまくいかないな。(直接的に抹茶のせいではないとはいえ)

「会場」はキョンちゃんのおうち。
手作りのプルコギと、古代米のディナー。古代米とかうれしすぎる。
改めて、日本と韓国の食文化は近いんだなあ、と実感。

牛しぐれ煮も抹茶ケーキ(もどき)もおいしく食べてもらえたようで、うれしかった。

ご飯食べて、おしゃべりして、まったり。

その後、キョンちゃんは映画を観に行くことにしたのだけれど、今日は睡眠時間が限りなく少なく、このままついて行ったら確実に寝そうな気がしたので、家に帰ることに。


帰ったら、上の隣人がラティーノ・クリスマス(大音量でラテン音楽をかけて騒ぎまくる)を開催していた。せめてクリスマス・ソングにしてくれればよかったものを……。
こちらも対抗して、you tubeで「展覧会の絵」を検索、視聴。カラヤン指揮、ベルリン・フィル演奏の「プロムナード~キエフの大門」を飽きるまで聴いていたら、いつの間にか上が静かになっていた。

最後の最後で、静かなクリスマス・イヴ(正確には日付が変わっていたので当日!)を手に入れましたとさ。こんな一日もまた、よいでしょう。


明日はオペラ「フィガロの結婚」を観に行くんだー。

今日、同期がヨークに帰りました。
長いようで短い6日間(実際にはドレスデン泊が入っていたので5日間)だったなあ。

ドイツに来てから気ままにひとり暮らしをしていますが、11月後半から12月にかけて何度かお客さんがやってきては旅立って……というのを繰り返し、ひとり生活に戻るたびにちょっとしんみりしています。

でも、「さみしい」と思えるのは、それだけすてきな時間を過ごしたという証でもあるのでしょう。

一緒に近所のパン屋さんに行って、朝ご飯を食べて、送り出す。
日本でもイギリスでもがんばっている彼女に負けないように、自分ももっともっとがんばらなければ。


とても楽しい6日間だったよ!
本当にどうもありがとう。

これからも、どうぞよろしくね。

かれんだー

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YuN


ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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