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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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Gehlsdorf.ロストックにも春がやってきました!
コートを着なくても外に出られるくらい、あたたかい一日でした。
ロストックでは未だコートなしで外に出たことがなかったので(シュヴェリーンとヴィスマールは例外)、もう、うれしくてうれしくて。

午前中に講義を受けて、家に帰って書類仕事を片づけて。今日の最低限のノルマはクリアしたぞ!というところで、ちょっとお散歩に行くことにしました(あくまで「最低限」ですが……)。だって、こんなにいい天気なんだもの!
本日の突発的な「おでかけ」の行先は、ロストックっ子のおすすめに従い、ヴァルノウ河を挟んで対岸にある地区Gehlsdorf。なんとなんと、フェリーに乗ってゆくのです。うれしいことに、フェリー乗り場は家から歩いて15分のところにある。
事前に地図で大体の位置を把握して、「まあこんな感じかな」と極めて適当に歩いていたのですが、幸いにも(?)すぐに乗り場を発見。ちょうどフェリーが到着したところでした。学生証があればタダで乗れるので、いそいそと乗船。

5分の短い「航海」でした。
フェリーを降りたら、そこは別世界でした。

対岸にKröpeliner Strasseの一帯が見えます。対岸から見る街の景色は、あたりまえかもしれませんが、いつもと違って見えました。沿岸のプロムナードを歩きながら、たくさんのボートやヨットの合間を縫って、街を見る。絶景かな。
ベンチや芝生で日向ぼっこしているひとも、いっぱい。ほんとにぽかぽか気持ちがよくて、なごみます。

絶対また来る!プロムナードの端まで歩いて、Uターン。往復で40分ちょっとのお散歩です。
行きのフェリーでは「立ち入り禁止」と張り紙のしてあったデッキが、なぜか帰りは解禁されていたので(あの張り紙の存在意義は……?)、外に出てみました。5分という短い時間だけれど、十分に楽しめます!これは気分転換にはもってこいのおでかけルートかも……!



さて、もうちょっと「お仕事」するかな。

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BLOG6382.JPG観光ショップで買い物をすませて、おつりをサイフに戻したところ、なんだか違和感を覚えた。ユーロ硬貨の裏面は、国によっていろいろとデザインが違うのだけれど、今回もらった2ユーロ硬貨のデザインはどうも見たことがない。なにこれ?
家に帰って調べてみると、「欧州連合の経済通貨統合」(Europäische Wirtschafts- und Währungsunion 、EWWU)の記念硬貨らしい。2009年――そうか、ユーロ導入から10年経ったんだ!もう10年かあ。

残念ながらレア度は低めの硬貨ですが、まあ面白いので、帰国したら家族に見せよう。

サンマリーノとかヴァチカンとか、超レアな硬貨をスーパーのおつりとかでもらってみたい

BLOG6384.JPGもともとは別の用事で街に出たのですが、ふと観光ショップが目にとまったので、入ってみました。
そうそう、ポストカードほしかったんだよね。おお、ロストックの紋章シールもある!おばさんが集めていたし、せっかくだから買っていきましょう。

ドイツを旅行するとき、その街の情景が描かれている小皿を買うのが習慣です。もともとはうちのおかやんが集めていて、自分がひとりでドイツに行くようになってから、「代理」でなんとなく買うようになっていました。(自分が行く街は大体「日本人が好む観光ルート」から外れていることが多いので、ちょっとめずらしい?コレクションになる)
レジの人に「小皿はありますか」と訊いてみたところ、「ちょっと待ってねー」と奥の引き出しから小箱を取りだした。え、そこ?なにやらがさごそ箱の中を探して、紙袋を抜きだす。直径3センチくらいのちっちゃーいお皿が出てきた。それちょっと違う……。

「あら、これでも壊れているのよねー」

!売りものじゃないんだ!

「壊れていますけど、よかったらこれ差し上げますよ」

と、小皿と一緒に、後ろにくっついていたと思われるマグネットをいただいた。
接着剤があればマグネットとして使えるかな?なんにせようれしい。

ポストカード3枚、シール2枚で5ユーロ20だったのですが、家に帰って値段を見てみると、シールが一枚2ユーロもしたのでびっくりした。いや、値段自体はいいんだけれど、それだとポストカードが一枚40セント?逆に安いような……。

石の門「Steintor」シュヴェリーンが「七つの湖の街」と呼ばれている、ということを先のエントリで書きましたが、「7」という数字はロストックにとっても特別な数字です(Die Rostocker Siebenと呼ばれているようです)。

聖マリエン教会の7つの塔、
大きな市場に通じる7本の道、
街の外へと通じる7つの門、
岸辺にかかる7つの商人の橋、
市庁舎に立つ7つの塔、
同時になる(7つの教会の)7つの鐘、
ばら園にある7本の菩提樹。
これらがロストックの象徴である。

という詩があります。
今となっては「市庁舎に立つ7つの塔」以外に7つそろっているものはなく、そもそも詩自体が結構自由に作られているらしいのですが(実際の数字は必ずしも「7」ではなかったらしい)、とてもすてきだなあと思いました。自分の誕生日が「7」に縁があるので、なんとなく親近感を覚えます。

7つの門も残念ながらそろって残っているわけではないようです。残っている門のうち、有名なのは目抜き通りにあるKröpeliner Torと写真にあるSteintor。ほかに残っている門も、時間があるときに見に行かないと!

実は今日の遠足は二本立て。
シュヴェリーンから、そのままヴィスマール(Wismar)に移動しました。ロストックからだとどちらも電車で一時間だけれど、シュヴェリーンからヴィスマールまでは30分。ちょうど、三角形をつくる位置。

ヴィスマールのみなと

以前にもちょっとだけ述べましたが、ヴィスマールの旧市街は、シュトラールズント(Strahlsunt)の旧市街とともに2002年に世界遺産(歴史地区)に登録されています。戦争で多くの被害を被ったものの、中世の建物の大半は未だ健在で、これだけまとまった状態で残っているところはめずらしい……ということでの世界遺産登録となったようです。
まずは旧港に行ってみました。ヴィスマールもハンザ都市で、ロストック、リューベックとともに同盟を結んでいたとのことです。住民に人気のスポットらしく、たくさんの家族づれやカップルの姿が見られました。お魚屋さんもたくさん!にぎやか!
ロストックの街の港も、土日に行ったらもう少しにぎやかなのかな?

まちなみそしていざ、街へ。ガイドブックは持参しているものの、どうにも位置関係がつかめず、最初は右往左往していました。幸か不幸か(?)、大きい建物と行ったら教会や大聖堂くらいのものなので、慣れてくると「なんとなく」歩くだけでも目的地にたどり着けるようになります。
旧市街の雰囲気は、ロストックの旧市街にとてもよく似ています。ただ、ロストックではほんの一角しか見られない中世風の建物が、ヴィスマールにはたくさんある。やはり、あてもなく歩いているだけでも楽しい!大きな街ではないけれど、味わい深いすてきな街です。

聖ニコライ教会ヴィスマールにはゴシック様式の教会が3つありますが、聖マリエン教会と聖ゲオルグ教会は第二次世界大戦時の爆撃で大きな被害を受け、現在も修復中です。唯一、損壊を免れたのがこちらの聖ニコライ教会。(とはいえ、無傷ではなかったので、ところどころ修復を必要としています)
ドイツでケルン、ウルムの大聖堂に次ぐ3番目に大きな身廊を持つ教会だそうです。中に入ってみるとたしかに大きくて、祭壇や絵画、レリーフにオルガンなど、あらゆるものに圧倒されました。
ケルンのように煌びやかというわけではなく、ウルムのように荘厳というわけでもない。そこにあったのは、静謐。感傷に過ぎないのかもしれないけれど、ひやりとした空気の中で、戦争の残したつめあとをかすかに感じ取れたような気がしました。

旧市街をゆったり歩きながら駅に戻り、始発の電車に乗り込む。
電車に乗っているときと、お昼を食べているとき以外はひたすら歩き続けていたので、10時間近く活動していたことになります。さすがにつかれたー。

でもでも、すてきな一日でした。

かれんだー

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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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