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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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健康診断を受けてきました。

身体測定、レントゲン撮影、血圧測定に血液採取……。
最後に、心電図。

所定の器具を装着して診察台に横たわる、ただそれだけ。
あとは、心電図が記録されるのを待つだけ……なんだけれど。


「すみませんが、もう一回取らせてください」

ひやり、と背筋が凍るひとこと。


うわわわわ。
今まで健康そのものだと思っていたけれど、もしや心臓になにかしらの不具合があったりするんだろうか。


じっとしていたほうがいいのか、むしろ呼吸を止めたほうがいいのか、
なんて見当違いのことばかり考えてしまう。

長い長い一瞬。

はいだいじょうぶです、と言われてもなんだか安心できなくて、「なにか問題がありましたか?」と尋ねてしまった。

「いえね、さっきは変な線が入っていたんだけれど、二回目にはなくなっていたからだいじょうぶですよ」

変な線……


一抹の不安を感じながらも、とりあえず終了。
やー、あれこそほんとに心臓に悪かった。

可能な限り心臓を大事にしていきたいと思います。
……「心臓を大事に」って、具体的にはどうすればいいのかしら。
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「心に残った本」について、お話する機会があった。

梨木香歩『家守綺譚』。
すごく印象に残った文章があった……ということだけ「は」覚えていて、肝心の文章がまったく思い出せない。

あるまじき事態。


家に帰ってから、改めて本を開いてみた。
探していた箇所は、すぐに見つかった。

――思い込みというのは恐ろしいな。
――だがとりあえずは思い込まねばな。


「私」と友人・高堂の会話。

すっかり忘れていた。
これはまさに、今の自分に必要なことばじゃないか。

恐れずに突き進む強さ。
自分を信じて、前に進む強さ。

そうだ。
とりあえずは、思い込んでみなくてはいけなかった。
そうでもしなければ、前になんか進めない。


このことばを忘れていたということ。
なかなか先の見通しがつかないことに対して気ばかり焦って、じたばたしていたことと、きっと無関係ではない。


とりあえず、思い込んでみますか。
初心に戻って。


――だいじょうぶ。
売れているもの。
今は「マスク」でしょうか。


@大学。
おかやんから突然メールが入り、なにかと思ったら

「どこにもマスクが売っていません、どこかで見かけたら買ってください、よろしく」

とのこと。
おとやんに「もしものときのために買っておけ」と念を押されたらしい。

あれかな。豚インフルエンザ対策で品薄になっているんだろうか。


帰宅途中、大学最寄りのドラッグストアをのぞいてみると、「本日は完売しました」という無慈悲なひとことが。
もう一件のぞいてみても、やっぱり同じ。

だめでもともと、自宅の最寄りドラッグストアも見てみると、なにやら高級なマスクしか残っていなかった……。驚いた。やっぱり、対豚インフル?(そこまで過剰にならんでも、と言ったら無責任すぎるかしら)


というわけで、もしものときのためのマスク常備はしばらくできなさそう。
今のところ、我が家の対策は「手洗い」と「しっかりうがい」です。

調べものをしていたら、ナチ党の国民啓蒙・宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスが、実は同郷(Mönchen-Gladbach)出身だということが判明。
わたしはMönchen-Gladbachの生まれではないし、ゲッベルスもどうやら隣町Rheydtで生まれ育ったということで、厳密な意味での「同郷出身」ではないけれど。

それにしても、サッカーチームと地ビール以外にこれといった目玉のないあの街が、ドイツの負の歴史に名前を残した人物のゆかりの地だとは……。


気になったので、街のホームページで「ゲッベルス」について検索してみた。
きちんと目を通したわけではないけれど、ちゃんと特集が組んであって、生い立ちを中心に写真と直筆の画像が紹介されていた。

調べてみると、ナチ時代のMönchen-Gladbachはどんな感じだったのか、そこにゆかりのあるゲッベルスはどのような影響を与えていたのか……といったオンライン新聞記事が結構出てきて、興味深い。

余裕があるときに読んでみよう。

友達に会いに、府中へ。

待ち合わせしたのは、東府中。
東府中で用事をすませた後に府中まで歩いて、のんびり散策しようというプラン。

その途中に、東京競馬場がありました。


ちょっとのぞいて行ってみよう!ということで、さっそく入場。
一歩足を踏み入れたら、そこには想像だにしていなかった世界が広がっていました。

目の前には公園。
子どもたちが、さまざまな遊具で遊んでいる。
広い野原に広がるビニールシート、お弁当を食べている人たち。
一般向けに公開されている馬小屋もあったり。

小高い丘を登った先から見渡せる、競馬のコース。
横手に目をやれば、駅ビル顔負けの施設。

家族づれ、学生グループ、カップル多し。

……まるで、どこかのテーマパークのような。
(コースの向こうには遊園地らしきものも見えたりする)


パンフレットを見たり、モニターを眺めてあれこれ話し合ったりしているうちに、だんだん楽しくなってくる。わくわくする。
実際にレースを見て、レースを観戦している人々の熱気に感化されて、「せっかくだから、やってみよう!」ということになりました。

馬と騎手を確認して、
オッズを確認して、
マークシートを塗る。

自動販売機にマークシートを差し込んで馬券を購入。

めちゃくちゃスムーズでびっくりした。
銀行のATMですかここは。


レース二回で三枚購入、結果は惨敗!(といっても、一枚につき100円しか「投資」していないので-300円)
うーん、守りに入ったのがいけなかったかしら。

手堅く決めよう、と思ったときに、思わぬ番狂わせが起こったりする。
スポーツ新聞にしっかり目を通して、オッズを確認して、事前に馬のコンディションもチェックして、その上で自分なりに予想する……。

これは楽しい!
賭けていなくても、考えて、観ているだけで楽しい!


や、これ、馬が好きでカケゴト好きなひとだったらハマるね。わかる気がする。


ちなみに、友達は見事に一着を当てていました。
倍率3.5倍。でもやっぱり100円なので、350円。あとでお茶をごちそうしてくれましたわーい。


馬券の購入も、払い戻しも、レースの観戦も勝ち負けも、全部一通り体験できて大・満・足!

これまで「競馬」や「競馬場」に対してあまりよくない印象を持っていましたが、予想以上にクリーンな環境で行われているんだなあと、驚きました。気持ち良く滞在できたし、言うことなしです。(もちろん、主催者側のただならぬ配慮の賜物だと思うけれど……)

いやはや、世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなあ。
勉強になりました。

かれんだー

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YuN


ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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