ゆうゆう自適。
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友達から「メンザでお昼を食べない?」とのお誘いが。
せっかくだから別のキャンパスに行ってみようか、という話になり、
ちょうどTU(Technische Universität、工科大学)のメンザで「日本週間」やっているということで、そちらに行ってみることに。
TUへ行くのは、今回がはじめて。
Zoo付近にあるのは知っていたけれど、こんなに近かったんだなあ。メンザもうちの大学よりよっぽど大きい!
メニューをいちいちチェックするのが面倒だったので、一番近いところにあった「お魚とエビのフライ」を食してみることに。
付け合わせのしいたけご飯がなんだか塩っ辛かったけれど(そしてしいたけの存在感がゼロ)、白身魚とエビのフライは普通においしかった。
しかし友達の頼んだ鶏肉の甘酢あんかけ(?)みたいなものは、なんだか不思議な味がした……。
というか、一口食べてなんの肉かよくわからなかったあたり、自分の味覚は相当ダメなんじゃないかという気すらする。まあ、ある意味安上がりだからいいか。<ほんとか?
お昼のあとは、友達と一緒に健康保険会社へ。
ちょうど数日前に保険料が値上がりしたっていう通知があって、「もしやわたしだけ?」と不思議に思っていたんだけれど、友達のところにも届いていたらしい。
値上がりの対象になったのは我々だけではなく、全員。お国から「保険料を値上げなさい」という通達があったとのこと。今回みたいに一気に10ユーロ近く上がるのはめずらしいことらしいんだけれど……むーん。
どうせ払っているんだったら医者にかからなきゃ損だよね、というはなしに。
毎月ちゃんと保険料を収めている以上、変にがまんしたって意味ないね。近々整形外科に行ってぼろっぼろの両膝(原因不明の炎症+ぺだる号の事故の後遺症)を診てもらうつもりです。
Zoo付近の大きなアジアン・マーケットに連れて行ってもらってから、うわさの(?)「西ドイツデパート」KaDeWe(Kaufhaus des Westens)を冷やかしに!
エントランスが、特にずらっと並んだ化粧品のコーナーが、どこか日本のデパートを彷彿とさせた。そうね、三越に似ている気がする。
すごいなあ、おしゃれだなあ、
とか言いながら、上から下まで一通り見てみる。
食品コーナー以外にお世話になることはなさそうだけれど、一度は行ってみなくちゃという念願、叶ったり!KaDeWeのエコバックがほしいので、そのうちまた行くとは思うけれど。
そんな、「西ベルリン」ツアー。
このあと友達と別れて、授業を受けに「東ベルリン」へ。
秋の「ウンテル、デン、リンデン」は、なかなかすてきです。
授業開始前に、教室でアルトゥール・シュニッツラーの『輪舞』を読んでいたのだけれど、
ドイツ語の文章を読んでいてはじめて、人の目が気になった。
そこはかとなくアダルトな感じがする。
そして、この文脈のGeliebteは間違いなく「愛人」である。
「行間を読ませる」どころの騒ぎじゃないよね、これ。
ヨーンゾンやフォンターネもびっくりだな。
家では人の目を気にすることなくのびのび読める!
……って、こういうときに限って調子がイマイチなんだよなあ……。
あったかくして早く寝よう、明日は長丁場だ!
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かれんだー
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。
愛人
昔ハイデルベルクで受けた現代(というより「同時代」)ドイツ文学講義の課題図書にBirgit Vanderbeke の“Alberta empfängt einen Liebhaber”って本もあったんですが,Liebhaberっていう語の持つイメージは「愛人」なんでしょうか?
Liebhaber
ちなみにDudenを見るとLiebhaberはGeliebterだそうです、やはりどちらも「愛人」なのか……。
Ich bin Liebhaber von... だと「××の愛好家です」になる分、Liebhaberのほうがもうちょっとニュートラル(?)かもしれません。