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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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……勉強しないで遊んでばっかりな、そんな今日この頃。
 
相変わらずHUから正規の学生証が届かない。
いつまで経ってもベルリン全体の大学図書館が使えないし、そもそも授業の登録だってできない。なにこれイヤガラセ?古巣(=ロストック)に帰れってこと?せっかく「古巣に帰りたい」発言の頻度が減ったところだったのに……。
 
家で勉強することも当然できるけれど、上のラテンな隣人が朝からやかましいとそれだけでモチベーションが下がる。せめて、午後から夜くらいまではどこかの施設で勉強したいという気がしてきた。この点、ロストックよりは引きこもらなくてすむかもしれない。ちゃんと学生証さえ届けば。
 
ぼんやりと、ベルリンの秋の向こうに冬の気配を感じ取れるようになったので、冬コートを探しに行ってきました。

DSCF3600.JPG
 
昨日、Alexanderplatzを通りかかったときに気になったジャケットが一枚あって、買うか買わないか散々迷ったんだけれど、ショート丈だったのでイマイチ踏み切れなかった。今度は何度か試着して、姿見で念入りにチェックして、よーし買っちゃうぞ!というところまで行きかけたけれど、結局別のロング丈コートに「浮気」。たぶん、ここ数年で買ったコートの中でもトップクラスの重量を誇っていると思う。ちょっと予算オーバーだけれど、あったかそうだし(これ重要!)、なによりこれまで着たことのないシルエットのコートだったので、思い切って購入。
 
ショート丈、可愛いんだけど、コーディネイトが難しいんだもんなあ。
 
 
夜は、東京の先輩とご飯。3年ぶりの再会!
感動の……といいたいところですが、財布一式を忘れてしまったため、開口2番目くらいに「お金を貸してください」と言い放ったわたしはサイテーです。
 
 
DSCF3601.JPGご近所さんなんだろうなあというのは前々から知っていたけれど、実際、本当にお互いの家が近く、ちょっとびっくり。
シャルロッテンブルクの湖(Lietzensee)の周辺をお散歩。シャルロッテンブルク・エリアは、先輩のことばを借りれば「ひなびた区画」。湖をバックに写真を撮ってもらったら、めちゃくちゃ「田舎の子」然としていてウケた。これがドイツの首都だと、ドイツ一の大都市だと、誰が信じてくれるだろう?ベルリンのほかのエリアはまた違った印象なんだろうけれど、わたしは、シャルロッテンブルク周辺のこの落ち着いた雰囲気が好きです。
 
ドイツ料理のKneipe(飲み屋さん)で、ご飯。
近況報告から研究トークまで、実にたくさんお話しました。
 
自分の研究計画を話したところ、「なんで?」「どうして?」の質問を浴び、ああ、そこは深く考えていなかったなあ……と気づかされること、たびたび。先輩の話を聞いて、あの作品もこの作品も読んでみたい!この分野の研究所が読みたい!と思ったりして、大変刺激的だった。
3年前に渡独されて以来、きちんと研究の話をする機会はこれまでなかったんだけれど、実は彼女とわたしの研究分野は非常に近い。「ドクトラント」と互いの研究についてとことん話す、というのはドイツ語でも日本語でもしたことがなくて、はじめてに近い経験だった。自分の勉強不足・修行不足をただただ痛感させられるけれど、それ以上に、もっともっと勉強したい!と、徐々にモチベーションが上がっていった。
 
研究環境について話している過程で、先輩も自分と似たような悩みを抱えていたことを知る。ロストックにいようとベルリンにいようと、我々「留学生」にとって難しいことというのは、等しく存在しているんだな……。
それにしても、ベルリンはゼミでも受講者が80人とかありえるんだね。ロストックは(Jahrestageゼミということもあるんだけれど)10人ちょっとだったよ……さすがドイツ最大の大学都市、規模がケタ違い。
 
仮にドイツで博論を出すなら、「どこで書くか」は非常に大きな問題になってくるなあ。
 
そんな感じで話に花が咲き、気がつけば深夜1時。
終電はなくなっていました。……そりゃそうだよね、いくらベルリンでも終電くらいあるよね……。
ちょっとおもしろかったのは、わたしが「この道明るいですねえ」と言ったのに対して、先輩が「え、わたしは暗いと思った」と答えたこと。……わたしの感覚は、相変わらず田舎(ロストック)基準のようです。ロストックのSバーンの駅前とか、めっちゃ暗かったもん。
 
幸い、地下鉄を代行する夜バスが比較的すぐに来たので、スムーズに帰ることができました。朝も、昼も、夜も、遊んでばかり。でも、今日は研究の話もいろいろしたし、いいでしょう?と、自分に言い訳をしてみる。
 
 
よしゃ、気合い!
でも気合いを入れても学生証は来ないだろうし、まあ、適度に。
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ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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