ゆうゆう自適。
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ハカセ(仮)+お友達と一緒にうどんを食べに、susuruに行ってきました。
思えば、ベルリンで住んだ家の下見をした日に、はじめてsusuruを訪れたんだった。(8月7日)
あの日、食べたのはかもうどん。今晩食べたのも、かもうどん。かもうどんではじまり、かもうどんで終わるベルリン生活……。
大変おいしゅうございました。
玄米茶に加え、今日はデザートに抹茶アイスをつけた。うふふ。
お友達と食べに行くと、おいしいご飯は一層おいしくなりますね。
また、一緒にうどんを食べに行こうというはなしになりました。次はカレーうどんが食べたい。
うどん会のあと、お友達のおうちでまったりティータイム。
食事中にドイツ文学のはなしになって、「わたしの本棚にある本の中で、好きなのを持って行きなさい」と言っていただいたのであった。
あれも読みたい、これも読みたい!となったけれど、最終的に彼女おすすめの作品を2冊、手に取った。フォンターネの『嵐の前』Vor dem Sturm、メーリケの『画家ノルテン』Maler Nolten。
いつか返しに来るね、と約束した。
この本を手に取るたびに、表紙を視界の隅に捉えるたびに、ベルリンでの日々を思い出すだろう。
ありがとう。ありがとう。
自分を信じてくれるひとのために、わたしもまた、信じる。
その想いが、しなやかな強さになりますように。
ぐちぐち考えていても仕方がないので、「くちなおし」に軽めの話題を。
今日から、ドイツではサマータイムがはじまりました。
1時間、時計の針を進めます。今日、「預けた」1時間を、冬に「返して」もらうわけですね。
昨年4月にドイツに来たわたしは、その1時間を預けていません。
なのに、10月末に1時間もらってしまっていた。
そして、本来ならば3月23日にドイツを発つはずだった。
なんだか時間ドロボウみたい
と、思ったりなんかしたものです。
ですが、思いがけないかたちでドイツ滞在を延長することになり、サマータイム切り替えを経験することもできました。今ここで、冬に多めにもらった1時間を返します。ふふふ。
日が、ますます長くなりました。
これからドイツは、すてきな季節を迎えます。
今年はきっと、ヴァルノウ河やバルト海をなつかしく思うことでしょう。
東京は今のところだいじょうぶだよ、と言って周囲の人たちを安心させようと努めてきたけれど、それは結局「東京」という(比較的)安全な場所から物事を見ているに過ぎないのかもしれない。
メディアが宮城や福島、東京に重点的にスポットを当てていて、他の地域――茨城や群馬、栃木――の状況がその陰に隠れてしまっているのには気がついていた。それでも日本に戻ることに対して大きな不安を抱かずにすんでいるのは、「東京」に帰るからなのか……。
日本が大変なときに海外にいる自分を後ろめたく思ったこともあるけれど、
まさか東京に帰ることに対して罪悪感を覚えることになるとは、思ってもみなかった。
20年間、ドイツの地方都市で暮らしてきたけれど、首都(ボン、そしてベルリン)に住みたい!と思ったことは特になかった。今いる場所で、自分の世界は満たされていたから。
ロストックは、これまで自分が生活してきた街の中ではもっとも小ぢんまりとした街だったけれど、それでも日常生活を送る上で困ることはなかった。地方分権化の強みなのかなと思う。
ドイツのメディアだったら、「ベルリンはだいじょうぶです」なんて絶対言わないだろう。
ドイツでは地方分権色に染まっているくせに、日本に帰れば「東京中心主義」に傾いてしまっている……のかもしれない。無意識のうちに、傲慢かつ鈍感な態度に出てしまっているのかも。
考えても仕方のないことなのかもしれないけれど、ついつい考えてしまう。難しいな。もっと、いろんなものが見えるようになりたいのに。まだまだ、自分の視野は狭い。
本来ならば明日日本に帰国するつもりでしたが、31日まで滞在を延長することにしました。
最大の理由は「スカンジナビア航空の運航状況がカオス」だから。
ここ1週間の間、コペンハーゲンから成田までの間にワンストップを入れたり、成田便がそもそもキャンセルになったり、日本行きのフライトがまったく安定していない。23日は予定通り飛ぶようですが、24日の便はキャンセル(振替運航)。
日本で予定していた行事もことごとく中止になっているし、今日本に帰ったところですることもない。それだったら、ぎりぎりまでドイツにいたほうが節電になる……かもしれない。そんなわけで、フライト予約を無料で変更してもらいました。日本のSASサービスセンターは土日祝日(春分の日!)はお休みだったので、ドイツSASサービスセンターに電話。1月に登録した情報が残っていたため、対応が迅速!ありがたい。
31日までに運航状況が落ち着いているのかどうかわかりませんが、思いがけなく増えた1週間です。しっかりと、充実させたい。
とはいえ、家主には「23日には退去する」と伝えてあったので、荷物をまとめ、すぐに入居ができるように隅々まで掃除をする必要があります。ちゃんと出られるのか。
25日にはロストックに行って、「おやぶん」と面談の予定。
前回の面談から進捗状況がほぼ横ばいという情けない事態(資料収集とデータベース作成にうつつを抜かしすぎた)。ううう、「しゅっちょう」前になにかしらアイディアをひねり出すことはできないだろうか……。
がんばれ自分。
かれんだー
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りんく
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。