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ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
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大学の書籍部で文庫本を何冊か購入。
手持ちのお金がちょっと少ないな、ということで、学生証によるキャッシュレスサービスで決算することにする。……することに、しようと、した。

無表情に明滅する「未登録」の文字。

んんん?
未登録ってどういうこと?

進学したから?
……いやでも、2年前に特別な手続きはしなかったはず。
在学届けもカード会社に提出したと思うんだけれど。

生協の事務室にいって、カード会社に問い合わせてみたところ、どうも「卒業生」として登録されていたらしいことが判明。
「卒業した以上、大学の施設は使えませんよ」と言われても腑に落ちるわけがない。在学してるから!勝手に退学させないで~(大体、クレジットカードのデザインが「在学生用」なのに、どこでどう「卒業生」認定されたのか……)

結局、カード情報を更新することで落ち着きましたが、それまで(約ひと月)はICキャッシュが使えないとのこと。まあ、生協で大きな買い物をする予定は今のところないからいいけれど、……なんだかなあ。

レジに持っていった本は、とりあえず手持ちのお金で購入。
ぎりぎりセーフ。

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先生と面談。
進捗状況を報告して、今後の計画の打ち合わせ。

ふたつ、新たな目標を立てる。
これらを最低ラインに設定した上で、もっとばりばり前進したいところ。


話のタネに、先日のブリタニカ国際百科事典を持ち出してみる。

ヨーンゾンとヴォルフの扱いの差に、さすがの先生もびっくりされた模様。
雑談の末にたどり着いた結末は、「英米に多少なりともゆかりのある作家に対しては思い入れがあるのでは」という仮説。

たしかに、ヨーンゾンはニューヨークに一年ほど滞在していたことがあるし、Jahrestageもニューヨークが舞台。晩年はイギリスで暮らしていた。フォークナーの影響も受けていた。

……親近感、わいたのかな。

ただし、この仮説を通すと旧ソ連・共産圏の作家・作品は全部アウトのような気がする……ヴォルフの項目が薄いのはもしやそのせい!?


ううう、だんだん気になってきたなあ。
今度から、息抜きはWIKIPEDIA渡り歩きとかじゃなくてブリタニカにしようかしら。

電子辞書を買い換えました。三号機です。

長年連れ添ってくれた二号機(クラウン独和辞典)ではいい加減太刀打ちできなくなったことと、今年度から相棒に昇格した独和大辞典との外出を可能にするためです。

クラウンは方言(特に北方・オーストリア)がカバーできない、独和大辞典は持ち歩くには重すぎる。
常々独和大辞典収録タイプをお供にしている方々をうらやましく思っていましたが、ようやく入手しました。嬉しいことにDUDENまで入っているので、出先でばりばり活躍してもらおう。
クラウンさんも入っています。独和大辞典にはないけれどクラウンには載っている用例、というのも存在するので、いろいろ使い分けていこうと思う。


しかし、思わぬ伏兵はブリタニカ国際大百科事典。
日本の百科事典で、ここまでウーヴェ・ヨーンゾンについて詳しく書かれている記事ははじめてみた。しかも『三冊目のアヒム伝』Das dritte Buch über Achimについては個別の項目まで存在している!
でもデビュー作とされている『ヤーコプについての推測』Mutmaßungen über Jakobでも代表作Jahrestageでもなくて、なぜ『アヒム伝』なんだろう?各作品の訳も定訳ではないし、編集したひとの思い入れでも反映されているのかしら。

ちなみに、クリスタ・ヴォルフの項目はヨーンゾンの半分以下、しかも1976年の『幼年期の構図』Kindheitsmuster以降の作品が紹介されていない。せ、せめて『カッサンドラ』と『残るものはなにか』Was bleibtは入れてほしかった……!

ヴォルフには興味なかったのかしら。


なにはともあれ。
Yahoo! 百科事典と並んで、この三号機にはお世話になりそうな予感。


しかし、しかし。
機能が多すぎて未だに使いこなせていません!大・問・題。

飲み会の席で、「おすすめの本」トーク。

山田詠美の『無銭優雅』のはなしになったとき、

「恋をするなら中央線でしろ!」

というフレーズを大プッシュしたのですが、


はじめて共感を得られた!
わかってくれるひと発見!


いやいや、ほんとに。
かつて中央線の延長(not沿線)沿いに住んでいたこともあるけれど、『無銭優雅』を読むとほんとに中央線で恋がしたくなる!


本トークで白熱しすぎて、一部の人々をドン引きさせた可能性あり。
ごめんなさいごめんなさい。

でもでも、楽しかったなあー……。

今日は他大学に「出張」してきました。
……や、単に大学図書館で資料のコピーをしてきただけですが。

司書の方々が親切で驚いた。
コピー機専属の職員の方もいて、こちらの細かい要求にとても丁寧に対応していただき感動!
10円コピー機がなかなか空かず(試験期間だからしょうがない、図書館内でのレジュメのコピーは禁止されているけれど気持ちがわからなくもない)、途方に暮れていたらコピーカードを貸し出してくれました。(コピー後に清算)コピーカードを新たに買い求める必要はなかったので、本当に助かった

無理かと思っていた領収書まで書いていただいて、これでバッチリ!

……と思っていたら、その領収書をどこかでなくした疑惑

あーあ、ばか自分。
コピーの束抱えて館内をうろうろしているときに紛失したかな。

大してダメージはないけれど、親身になって対応してくれた職員さんになんか申し訳ない。


自分のミスは置いといて。
他大学の図書館ってこうなっているんだなあ、と、
未知の領域を散策しているみたいで面白かったです。

……でも、「大学」っていうよりは「高級な公共サービス」って感じの施設だったなあ。大学自体を含めて。
それこそ未知の世界!

かれんだー

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YuN


ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


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