ゆうゆう自適。
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午後からお散歩も兼ねた買い出しへ。
本当は午前中にすませようかと思っていたけれど、少し勉強をしてから気分転換代わりに……ということで午後に。
ヴァルネミュンデで海を見るのと同じくらい、ロストック港を歩くのが好きです。
港に向かって歩いて、さて道路を渡れば川だ!というところで、こんなものを発見。速度メーター!
「時速50キロ走行」の一般道では、大体時速57キロくらいまでがグリーンゾーンらしい。(58キロを超えると数字が赤くなる)ちなみに、わたしは教習所で「一般道は最大60キロまで」と教わりました……。
少し離れた距離から観測できるようで、赤い数字を確認した車はきちんと減速している模様。赤数字が点灯しても、車が通り過ぎるころにはグリーンになることが多かった。結構効果あるのでは?
そして、
わたしが信号を渡ったら「11」って表示された。道路を横切っているのは自分一人だけなので、観測されているのはどうやら自分。って、歩行者も!? でも、普通にてくてく歩いている状態で時速11キロはありえない。ジョギングの速度だよ!
今日もロストック港は穏やか。
雨こそ降っていないけれど、ちょっと雲が厚くて重たい感じ。すっかり秋です。
今日港で見かけたものたち。
船のロープを結ぶところだと思うのだけれど、なんとなくお魚の尾ひれに見えませんか?なんだか可愛い。
ロストック港のカモメさんたち。かわゆく並んで。
……今日、まじまじと見て気がついたんだけど、彼らはとってもスリムだ!
ヴァルネミュンデのぷっくりしたカモメさんと比べると一回りくらい小さい。
ヴァルネミュンデの子。上の子たちと比べてみましょう。
ヴァルネミュンデの子たちは、観光地住まい(?)ということもあって、いいものばっかり食べているんだろうなー……。そして観光客に甘やかされた(?)結果、メタボな体型に!セレブめ!
遊覧船。ん?ROSTOCKER 7?と一瞬思ったけれど、そうだ、「7」はロストックゆかりの数字だった!Die Rostocker Sieben...
ハンザ・コグ!Hanse Sailのときに乗ろうとして、ドタキャンされた船です。(自分がドタキャンしたのではなく、船にドタキャンされた)
ロストック港がホームなのかな?Hanse Sail終了後も、これに乗ってヴァルノウ川遊覧ができるらしい。
このヴァルノウ川のほとりを歩けるのもあとわずか。
さみしいなあ。
が、ひさしぶりにお天気がよくなりそうな気がしたので、午後からちょっとお散歩に行ってきました。
ひさしぶりのヴァルネミュンデ。
……って、前回行ったの2週間前だよ!どれだけ海が恋しいんだ自分。
どうやら、今日はおまつりのようです。Dorsch(バルト海でとれるタラ)まつり。シーズン終わりのおまつり、らしい。……あ、もしや昨日の花火ってこのおまつりと関係あるのかな?ヴァルネミュンデ-ロストック間で水上花火をあげた可能性がある!うわあ今日外出なかったら気がつかないままに終わっていたよ。
プロムナードには屋台がずらりと並んでいて、とてもにぎやかでした。真夏の土日を思い出す盛況っぷり。
今日のバルト海は鮮やかなブルー。Blue as blue can be、と、本日読んだ個所を思い出す。ポストカードで見た地中海のほうが「鮮やかなブルー」という感じはするかもしれない。でも、ここの色が、今のわたしにとってのblue as blue can be.
まさにこれこそblue as blue can be!(もういい加減しつこい)
今日は風が強いので、ヨットで漕ぎ出すには最適……なのかな?何分波が荒く、小型のモーターボートとかは「どんぶらこ、どんぶらこ」と今にも転覆しそうな感じだった。波しぶき!
さすがに泳いでいるひとはもういないみたい。
その代わり、この強い風を活かして海岸では凧揚げまつり。
色とりどりできれい!
一回も凧揚げ成功したことがない(そんなに何回も挑戦したわけでもない)わたしからしてみれば、気持ちよく凧を飛ばせるのはうらやましい。いいな、いいな。
お名前は「トム・ソーヤー号」。冒険ものがたり!すてき。
たぶんこの船に乗ることはないだろうけれど、Scandlinesに乗ってデンマーク行きたい絶対行く。
ちなみに、このTT-Lineはロストック-Trelleborg(スウェーデン)間を走るフェリーだそうです。学生なら15ユーロでスウェーデンへ!しかし8時間半の航海。長い!
ロストックに1年いるんだったら絶対行った。
プロムナードに戻ると、水夫さんのコンサートが船上で開催されていました。最初に通りかかったときはまだ準備中だったんだけれど、そのときからもうすごい人だかりができていた。
あれから30分ほど経ったけれど、ちょうどはじまったばかりかな?すごーく耳に心地よい歌。もうしばらく聴いていたくて、近くにあったお気に入りのジェラート屋さんでアイスを買って、アイスを食べながら聴くことに。(うわあ言い訳!)
あと、何回この景色を見られるんだろう。先日、フランクフルトに「里帰り」したときはそんなに別れがたく感じなかったのに、ここを去る日を考えるとすごくさみしい。もう、ここもひとつの「故郷」になっているんだな。
だったら、いつか、「里帰り」すればいいのか。
故郷ってひとつだけじゃないよね、と、しみじみ思った秋の夕暮れ。
はじめての北ドイツ生活なもので勝手がよくわからないんだけれど、夏が過ぎると、こうも「灰色」な感じになるんだろうか?
4月から7月にかけてはほとんど雨も降らず、連日天気がよかったけれど、8月に入ってから一気にグレートーンになった気がする。
北ドイツの秋の色、でしょうか。
気温も15℃を切りました。(これを日本にいる家族に伝えたら、暑さでうだうだしていたらしい妹から暴言が飛んできた。それドイツに住んでいる国民全員に言ってくれ!)
涼しいっていうレベルじゃない、これは、寒い!
なんかもう、強制的におうちモードに切り替えて勉強しろって言われているような。
2週間後にはまた少し暖かくなるらしいです。
2週間後のメクレンブルクの天気ほど信用できないものもないので、過剰な期待は禁物ですが、それまでにはやるべきことを片づけて「調査」(という名の散策)に繰り出したい。
とりあえずフェリーでデンマークに行く。絶対行く。
あとはKlützer WinkelとInsel Poel。リューゲン島は……行きたいけど寒そうだなあ。
夜、なぜだか花火が上がっていました。
方向から察するに、ヴァルノウ川付近。
……今日、なにかあったっけ?
街のショッピングセンターがオープン3周年記念で24時までやっていたと思うけれど、それとは関係ないよね。
パジャマのまま玄関に出て、ぼんやり外を眺めていたのですが、遠くで花火が上がっているのが見えた。木が邪魔をしていて、ちょーっと欠けていたのだけれども

玄関から見える星が、とても綺麗だった。
パジャマで立っているだけでは寒くて、もう秋なんだなあ、としみじみ思った。
寮の洗濯機がまたしても壊れました。うがー。
お昼過ぎに管理人さんがどなたかを連れて洗濯室に出入りをしていたので、もしや直してくれたのだろうか?と淡い希望を抱いて様子を見に行ってみれば、「洗濯機は壊れています(業者には連絡済み)」という張り紙がしてあった。
壊れているのはわかってるんだってばー!
明日は土曜日。
どんなに早くても、業者の人が来てくれるのは月曜日になりそう。
ドイツに来て、日常生活の不便に対する「諦念」を覚えたような気がします。
今、日本に戻ったらカルチャーショック受けそう。
昨日はシンクの蛇口がまたもやぐらついたし、なんかもうこの寮は至るところがぼろぼろ。頼むから、ここを退去するまではどうか無事でいてね……?
夜ごはんに酢鶏が食べたいなあ、とぼんやり思ったので、ついでににんじんも買ってくることに。
普段、にんじんはスーパーで買っていたのですが、大抵1kg単位になってしまうため、食べきるのに一苦労。新鮮なうちに完食することはまず不可能で、最後、ふにゃふにゃになってきたものをポトフに大量投入するか、にんじんケーキを作るかのどちらかになっていた。
マルクトなら単品でも買えるはず……と思ったら、本当にあった。「1kgいくら」と書いてあるところで「3本ください」と言う。問題なし。
スーパーで買えば1kg1ユーロしないにんじん、マルクトで買うとちょっと高めなのですが、色とつやがスーパーで買ったものとは段違いだった……。(前回買った「バルト海にんじん」とやらが微妙だっただけかもしれない)つるつる!
さっそく一本のうち半分使って、酢鶏を作りました。
……めちゃくちゃおいしい、このにんじん。
もっと早くにマルクトを有効活用できていればなあ。
お気に入りのお店が見つかった今、あと1カ月足らずでここを去らなければならないことを思うと、やはりさみしい。
いかんなあ。
すぐに感傷的になっちゃう。
かれんだー
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りんく
かてごり
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ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。

