ゆうゆう自適。
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以前にもちょっと書きましたが、一般の方にも開かれている講義=講演なので、学生ではない方も結構聴きに来ています。
どうせ後方席は若い学生さんで埋め尽くされているので、はじめから前方のほうへ移動。大体いつもすみっこにちょこーんと座るのですが、今日は映画を上映するということで、比較的聴衆が多い(ちょっと理論っぽい話になると、これがものすごい勢いで激減する
)。よって、今日はすみっこも埋め尽くされている。さてどうするか。てけてけ歩いて、初老の男性の隣に座ることにしました。開始まで少し時間があったので、このお隣の男性と少しお話。
見た目が(会場では非常に珍しい)非ドイツ人であり、加えて先生が二回目くらいの講演で「こちらのYuNさんはヨーンゾンを研究するためにベルリンではなくロストックを留学先に選んでくれたのです!」と大々的にアナウンスを行ったため、よくも悪くも「悪目立ち」しているわたし。この男性も、「外国の人なのにヨーンゾンを研究しているなんてびっくり」と思って話しかけてきたのかもしれません。
(あとで「実はドイツの生まれなんです」と種明かしをすると、「なんだ、それでは、あなたに対して抱いた尊敬の念を少し撤回しないといけませんね」といたずらっぽく笑った。チャーミングなおじいさんだ……)
「ヨーンゾンがいた場所はめぐってみましたか?」
「まだです。ゆくゆくは足を運んでみるつもりです」
「それがいいと思いますよ」
そんな感じでのんびりとお話をしていたのですが、しばらく後に、とんでもない事実が発覚。
この男性、
ヨーンゾンを個人的に知っていたのだそうです。
それどころか、ヨーンゾンとは同年代で(つまり「初」老ではなかった!75歳超えているよ!)同じ学生寮に住んでいたらしい!
「いやー、彼はドイツ語学科で、わたしは物理学科だったから、寮で顔を合わせる程度だったけどね」
いやいやいやいや、
生前のヨーンゾンを知っていた、というだけでもすごすぎる!
しかも「彼がライプツィヒに行ってから一度遊びに行ったこともあるよ」とも言っていたので、結構親しかったのではないかと思われる。(西ドイツに渡ったあたりから音信不通になったみたいですが)
はー。
文字と写真のみを媒体としている間は、作家の人物像ってどうも現実味を帯びてこないときがあるけれど、この瞬間、自分の中にある「モノクロイメージ」に一気に色がついたよ。
それは今回見た映画も同じ。ヨーンゾンが一時期新聞で連載していた旧東ドイツのテレビ批評のもとになった映像(ドキュメンタリー)を見たのですが、文字だけではまったく浮かび上がってこなかったイメージが、部分的ではあるけれど、はっきりとかたちを得た。
「これはたしかにあったはなしなのだ」と。
ヨーンゾンは、たしかにこの映像を見て、これらについてコラムを書いたのだと。
世界が、ほんの少し変わった気がする。
それほどにすごい夜だった。
残りの500グラムでリベンジです。
簡単に皮むきを終えて保存していたシュパーゲルですが、更に徹底的に皮をむいてみました。(そのせいか若干スリムに)
オランデーズソースをあっためて、前回と同じ付け合わせ(というか残りもの……)を用。残った鶏肉を簡単に揚げて、ハイ、完成!
さーて今度のお味はどうだろう。
相変わらず見た目が貧相なのですが、今回はさらしてみたりする。
今回は、と、いうと、
やわらかーくやわらかーくできました

ちょっと筋が残っているところもあったけれど、おいしい!
一回目が残念だっただけに、感動もひとしおです。うふふ。
いくらシュパーゲルの大部分が「水分」とはいえ、500グラム×2回はさすがに大ボリューム。ちょっと間を開けて、旬のうちにまたまた食べたいと思います!スープにも挑戦……できるかな。
郵便ポストに入っていた、街の新聞をぱらぱらと見ていて、そういえば週末にクラシックコンサートに行くのもいいなあ、と今更ながら思い至る。
ネットでプログラムを検索して、あ、これ聴きに行きたい!と思うまではよかったんだけれど、次の瞬間「そういえば服装はどうするんだ」という疑問に突き当たった。
高校のとき、クラスでバレエを見に行ったときはジーンズで来ている子もいたけれど、ティーンネージャーに許されることがハタチを過ぎたいい大人にも許されるとは限らない。
ワンピースの一枚でも持ってくればよかったなあ。
あったかくなれば、きれいめのシャツ+黒パンツにブーツで(ぎりぎり)凌げそうだけれど。
あとはスーツ?……これは最終手段にしたい。
まだだ先のはなしなので、もうちょっと考えてみよう。
5月です。ドイツではシュパーゲル(白アスパラ)が旬を迎える季節です。(最近あんまり寒いので、シュパーゲルが旬だという気持ちにはなりにくいような気もしますが)
今日は朝から雨降りでどんより。
朝イチの授業も休講だし、おうちでぬくぬくしながら勉強していたい気分だったけれど、どうしても、どうしてもシュパーゲルが食べたくなって、重い腰を上げることにしました。
スーパーでもちらほらと見かけるけれど、シュパーゲルと言ったら市場で売っている印象があったので、とりあえず市庁舎前に行ってみる。Neuer Markt(新市場)という名前なだけあって、市が立っているのだけれど、毎日やっているのか決まった日だけやっているのか、実はよくわかっていない。
今日は、市が立っていました。予想通り、シュパーゲルを出しているお店がいっぱい!スーパーよりもずっと安かったので、調子に乗って1キロ購入。ちょっと奮発してドイツ産!……ところで1人前って何グラム?(500グラムらしい)
スーパーに行ったらオランデーズソースのコーナーがあらかた売りつくされていた。さすがだ。
しかしシュパーゲルってどうやって調理するんだろう?
我が家でもシュパーゲルを買ったことはあるけれど、なぜか「味噌汁の具」などの変わり種として登場することが多く、スタンダードなものを家で食べた記憶がない。ネットで調べてみると、「皮をむく」→「ゆでる」というプロセスを踏むらしい。
今回ドイツに来てはじめて知ったのだけれど、ドイツにはシュパーゲル用の皮むきが存在する。シュパーゲル用、とはいっても普通の皮むきとほぼ同じで、わたしはそれをむしろ「シュパーゲル以外」の用途として使用していました。今回、いよいよ本領発揮!?
するする~と皮をむいて、いざゆでよう!という段階になって、手持ちの鍋ではどうがんばってもシュパーゲルが長すぎて収まらない、という悲しい事実が発覚。仕方がないので、真ん中にざくっと包丁を入れる。
シュパーゲルをゆでている間に添え物(じゃがいも・にんじん・鶏肉)を準備。ソースをあたためて、はい完成!見た目はなんだか残念な感じですが(残念すぎて写真をアップロードするのもはばかられる)、味は懐かしのシュパーゲルそのもの!感動!
が、そんな感動もつかの間、すぐにシュパーゲルの筋や皮と格闘することに。
あれーっ、皮全部むけていなかったの?
おいしかった、
おいしかったんだけど、
食べ終わるころにはへろへろにもなっていた。
2、3日以内に残りの500グラムも食べたいと思うけど、うまく調理できるかなー。勉強しないとな。
そして、母がシュパーゲルを味噌汁の具にしていたのは、単に調理が面倒だったからではないかという疑惑を抱くに至る。むーん。
買いものの途中でふらふら~と本屋さんへ。
入り口付近の「ハンザコーナー」をぼうっとながめていたら、目に飛び込んできた一冊。
Plattdeutsch(北ドイツ方言のひとつ)の辞書。
(わかりづらいですが、パスポート写真くらいの大きさしかない、超!ちっちゃい辞書です。いろんな方言のものが出ています)
おおお!
これほしかったのー!
ずいぶん前にメクレンブルク方言の辞書を買ったけれど、あれは「標準ドイツ語-Plattdeutsch」という索引しかなかったので、ほとんど活用できなかった。
こちらはPlattdeutsch-標準ドイツ語、標準ドイツ語-Plattdeutschの両方をカバー。収録語彙数は4500。ざっと見たところ、基本的な言葉はちゃんと入っている模様。
これがあればヨーンゾンの方言もわかるかなー。ふふふ。
コメンタリーには「全訳」が掲載されているけれど、まあ、よいのだ!今手元にないし!(重すぎて日本に置いてきた)
ロストックでPlattdeutschを話すひとには会ったことがありません。
ヴァルネミュンデには、Plattdeutschで創作する作家さんがいるみたいですが。(新聞のコラム読んでもなんとなくしか内容わからなかった……)
かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。

