ゆうゆう自適。
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一年半前との違いは、受講者がふたりになったこと!
さよなら、マンツーマン授業!
……ただ、翻訳作業が前回のように「なんとなーくな日本語訳」ではすまされなくなったので、気合いを入れないといけません。うやー。
カフカは作品も面白いけれど、それ以上に伝記が(いろんな意味で)面白いので、今後の授業が楽しみです。
夕方以降は学科の新入生歓迎パーティー。
(ちなみに自分は「新入生」ではなく、古株にカテゴライズされております)
いろんなひとに「いつ留学するの?」と訊かれますが、今のところは「未定」です。
この暗中模索の状態で気軽に行くべきではないと思うので、目的がはっきりするまでは日本でできること・やるべきことをひとつずつ地道にクリアしていくつもりでいます。
しかし予定は未定、意外な番狂わせもあったりするかも。なんて。
思いがけずドイツ語仲間(ごがくやさん)を発見し、めちゃくちゃテンションが上がりました。
ドイツ関係にちょっとでも関心がある……というだけで、相手に親近感を覚えてしまう今日この頃。共通の知り合いがいたりなんかしら、なおさらです。
さて、お風呂入ってすっきりしてから、少しがんばろうか。
……といっても、わたしの授業がはじまるのは明日から。
今日は、ひどく大雑把にいうと、結果的に一日中お茶ばっかり飲んでいました。大学で玄米茶に緑茶に紅茶に、家に帰ってからも緑茶にキャラメルマキアート。なにを極めたいんだ。
もうちょっといい言いかた(?)をすると、お茶をお供にいろんなひととお話したり、思いがけないところで知人とばったり会ったりしました。
「会ったことがあるかも?」という程度の面識しかなかった先輩とお話したり、
面識はあってもじっくり話したことがなかった先輩(意外なところでの指導教官つながり)とまったりお話したり、
大変楽しかったです。
新学期早々、まだ授業もはじまってもいないのに五月病気味で(暗中模索モード100%)、しょうもない話もたくさんしてしまった気がするけれど、お話相手になってくれてありがとうございます。
今日ほど、英語関係の事務TAをやっていてよかったと思った日もない。
がんばろう。
図書館に寄ってから、帰路につく。
駅に向かう途中で博物館のボス(厳密にいうともう「ボス」ではないんだけれど)に会い、駅では留学中の先輩(たまたま一時帰国中)に一年半ぶりにばったり会い、それだけでなんだか幸せになってくる。
うん、がんばろう。
さあ、明日から授業!
一年前、バウハウス・デッサウ展東京で大変お世話になったキュレーター・Tさんと再会。
最後の巡回展・宇都宮美術館からいただいた招待状にTさん主催のワークショップが告知されていたので、来日することは知っていたけれど。宇都宮に行く余裕はなくて、残念だけれど会えないなあ、とすっかり諦めていた。後日、メールで緊急報告しよう、そうしよう……と。
だから、一週間ほど前に「よかったらお茶でも飲みましょう」というメールが届いたときはびっくりしたし、覚えていてもらえてすごくうれしかった。
即座に返信をしたものの、毎日多忙なTさんとはなかなか連絡がつかず、「今日の午後はどうでしょう?」というメールを夕方に読んだときは「やっぱり無理かもしれない」という諦念が脳裏をよぎった。
ええいダメもとだ!と即座に返信、電話番号を伝えて、滞在先のホテルにも「遅くなってもいいので電話ください」と伝言をお願いして。
こまめにメールボックスをチェックしていたら、深夜に「明日の朝9時から10時半の間はどうでしょう」という衝撃の連絡が入っていた。これ、寝る前に見ていなかったらどうなっていたんだろう。
時間(9時半!)と待ち合わせ場所の確認をして返信、就寝。翌朝(すなわち今日)にOKの返事を確認して、そのままGO!
目的地と時間はだいじょうぶかな、と始終どきどきしていましたが、無事、Tさんに会うことができました。
お茶をしながら、近況報告。
一年前の「通訳大惨事」が話題にのぼったり、恥ずかしいやらなにやら。これは、これからも語り草になるんだろうか。それこそも笑い話にできてしまえるくらい、充実した一週間だったなあ。
ふと話が途切れたときに、Tさんが「そろそろ"du"でお話しませんか?」と切り出してきた。
もちろん異存なんてあるはずもない。
Tさんとは「キュレーター」と「にわか通訳」という関係で知り合ったから、お互いずーっと敬語(「あなた」すなわち、"Sie")で話かけていて。彼と親しいひとたちがみんな「きみ」"du"で話しかけているのを見て、いいなあと思っていながらも、自分から言いだすのはどうにも気が引けていた。
ドイツ人と親しくしている方の間ではよく聞く話ですが、この"Sie"から"du"に切り替えるタイミングを見極めるのは難しい。学生であれば、10歳年上だろうが年下だろうが、最初から問答無用で"du"にできるので楽だけれど、今回みたいに途中で変えたい場合(それも自分のほうが立場が下である場合)ってどうすればいいのか未だによくわからない。
これは日本人の友達相手でも同じことで、最初敬語で話していた人、特に「先輩」が「友達」になった場合、自分の「ですます口調」に違和感を覚えながらもそのまま続行。伝達レベルにおいて問題がないとはいえ、……うーん。
だからこそ、今回の申し出は本当にうれしかったわけです。
あらためて、自己紹介。
「こんにちは、Tです」「こんにちは、YuNです」
"du"で。苗字ではなく、ファーストネームで。
ここからは、「友達」です。
12時に大学に行かなければならなかったので、Tさんとは11時過ぎにお別れ。
少しの時間だけれど、会えて本当にうれしかった!
また、逢う日まで。
が、大丸ミュージアムのあるフロアに行っても、ミロ展が開催されている気配はない。そもそも、まったく別物の展示(大マイセン展)が開催されている。なんで?ミュージアムガイドにも載っていないし、うーん……。
あわてて、先日ネットでダウンロードした割引券をチェック。
オフィシャルページの情報によると、たしか会期は来週の月曜までだったはず……って、んん?
よく見てみると、
開催場所は「大丸東京」ではなくて、
「大丸神戸」になっていた。
……。
ばかだーーーー!
ううう、「ミロ展」「大丸」「東京」で検索して、オフィシャルページにたどり着いたものだったから、てっきりそのまま東京展の会期だと思い込んでいたよ……。
でもよくよく考えてみると、2、3週間前にミロ展に行った先輩がいる時点でアウトなんだよなあ。大丸ミュージアムの展示の会期はそんなに長くないし。
母親を誘おうかなとも思っていたんですが、声かけなくてよかった、大迷惑をかけるところだった!
そのまま帰るとなんだか負けた気がするので(というかどうあがいても敗北)、無駄に大丸の中をうろうろしてきました。OLさんに交じって場違い度100%!
でも、普段大丸に買い物をしに来ることはほとんどないので(せいぜい親の付き添い)、これを機に春ものの服やバッグ(ドイツのブランドBREEもあった!)をさくっと見てきました。まあいいか、楽しかったから。
残念ながらミロ展はしばらくお預け。
近いうちにまた、別のかたちで来日してくれることを願って。
……今度美術館・博物館に行くときは、きちんと会期(なにより会場!)をチェックしてから行こう……。
新しい学生証とシラバスをもらって、新たなスタートがはじまるんだ、とようやく実感。
実質半年ほど在宅ワーク(ようするに引きこもり生活)を続けていたせいで、「大学」に行って「授業を受ける」ということが途方もないことのようにも感じられます。(修士論文の後遺症が色濃い……)
興味のある授業はいろいろあるので、研究と並行してばりばりがんばりたい。
わくわくする反面、暗中模索気味な現在に不安も感じていたりするのですが、失敗を恐れずに突き進んでいきたいです。
かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。