忍者ブログ

ゆうゆう自適。

つらつら、まったり。つれづれ(不定期)雑記帳。海風薫るロストックから伯林、そして再び東京へ。再びドイツへ「帰る」日を夢見て、今日も今日とてしゅぎょう中。
2025/07    06« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »08
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝一番で、大学に行ってベルリンの指導教官と初面談。
ほんとのほんとにきっかり15分だったけれど、ここ数週間、自分がもやもやと考えていたことを的確に指摘された。「どうしたものか」と悩んでいたことにまっすぐ着手しよう、そう改めて思えるようになった。
 
これは、目先の目標。
 
もうひとつ、ベルリンに来てからぐるぐる迷っていることについても、背中を押していただいた気がする。
 
15分とは思えない、濃い面談だった。すごいなー。とても親切に対応していただいたし、見事としか言いようがない。
でも、「相談事を持ってくる」→「次回、アドバイスをもらう」という流れは、やはりまどろっこしいような気もしないでもない。
 
国会図書館→家→大学図書館、と、午前から夕方にかけてあちこち移動。
 
夜は、東京の指導教官と8カ月ぶりの再会。
かなりどきどきしたけれど、実際に会ってみるとなにも身がまえる必要はなかった。
 
食事を取りながら、この8カ月間の生活および進捗状況について改めて報告。
(ベルリンで遊び歩いていることも含めて)ありのままを話したつもりだけれど、しきりに
 
「君の口からそんなことばを聞く日が来ようとは」
「日本を出る前とはだいぶ様子が変わってきたじゃないか」
「吉元ばなな(卒論)だヴォルフ(修論)だと言っていたときとは大違いだな」
 
etc. etc.
と感心された……。
 
ええと、ものすごく都合よく解釈すると、こっちに来てから多少は成長したということになるのかもしれないけれど、日本を出る前の自分は一体……。
 
そんなに便りなかったのかなあ。とほほ。
 
でもたしかに、ドイツに留学してから、これまで見えていなかったものがたくさん「見える」ようになった。まだ、ほんの一片でしかないことはわかっている。それでも少しずつなにかが見えてくることが楽しくて、もっともっとその先を見たくて、今ここにいる。
 
まだ、歩きはじめたばかりだけれど。この8カ月、手探りで進んだ道を恩師に認めてもらえて、すごくすごくうれしかった。
 
 
ずっと保留にしていた答えをひとつ、勢いも手伝って、出した。
もうあとには引けない。引かない。引きたく、ない。
PR
早朝にYちゃんを送り出してから2度寝し、数時間後にのそりと活動開始。
 
まず、音楽図書館で借りたバレエ「ジゼル」のDVDを終わりまで観る。ボリショイ・バレエ団のモスクワ公演、1990年上演(そしてDVD製作はなぜかNHK)。なんかまとまった時間が取れなくて、切れ切れになっていたんだよねえ。
ジゼル役のプリマは公演当時40代後半だったらしいのだけれど、少女のように若々しく、それでいて深みのある踊りで魅せてくれる(ウィリーになったあとのジゼルの演技は、ある程度年齢を重ねないと難しいんじゃないかしら……と、勝手なことをいってみる)。「ジゼル」の結末の解釈は分かれるらしいのですが、この演出でジゼルは、婚約者のいる身でありながら身分を偽り、自分に愛をささやいた公子アルブレヒトを赦したのだと思う。(無念のまま消えるバージョンもあるらしい)
 
音楽図書館は14時にならないと開かないので(借りるのも返却するのも面倒で仕方がない時間帯)、午後になってから家を出た。DVDを返して、前々から借りたかったドイツ(ベルリン!)のパンクロック・バンド、Die ÄrzteのライヴCD Rock’n’Roll Realschuleをレンタル。……Die Ärzteは20年近く前から知っているけれど、まともにCD聴くのは今回がはじめてだ。
 
大学図書館でひたすら論文をスキャンしたあと、家に帰って、さて、Rock’n’Roll Realschule!えっと、これは2000年ごろに行われたライヴを収録したCDなのかな。いろんな歌にアレンジがかかっている。
Schrei Nach Liebeとか、なつかしすぎる。これはよく覚えているんだけれど、クラスで牧師さんの家に招待されたとき(ボランティア関係のイベントがたくさんあるカトリック系の学校で、「切手集め」のイベントでは、切手を一番多く集めたクラスが牧師さんの家でケーキをごちそうになる、という「副賞」があった)、来客用の部屋でSchrei Nach Liebeを全員で熱唱したことがあったなあ。牧師さんの家でサビの「Ar x chl x ch!!」と叫ぶ、そりゃあすごい光景だった。担任(宗教の先生)は苦笑していた。
 
Westerlandはサビだけ知っていたんだけれど、これ、ベルリン在住のひとが故郷のヴェスタラントに帰りたーい!っていう歌なのね。Ich will zurück nach Westerland♪ってサビだけ覚えていても、そんな細かいところまでは知らなかった。
 
そんな感じでぼんやり聴いています。
朝はジゼルで夜Die Ärzte、ってすごい組み合わせだなあ……。
今日はYちゃんと一緒にベルリンめぐり。
まず定番の「ウンテル、デン、リンデン」から行こうかなあ、と思いきや、その辺はすでに一度行ったことがあるとのこと。それなら、いかにも観光地!という場所はむしろ外したほうがよさそう。
 
しかし、まずは腹ごしらえから!近所のパン屋さんに行って、朝ごはん用のパンを購入。ついでにスーパーマーケットにも行って、お買いもの。
パン、ハム、ヨーグルトに紅茶(orココア)というスタンダードな朝食だけれど、気に入ってもらえたみたいでうれしい。はじめて食べたバタークロワッサンは絶品で、ふたりして舌鼓を打った。今後、我が家に来客があった場合はこのパン屋さんに行こう!
 
朝食後は、アレキサンダー・プラッツ(Alexanderplatz)を経由してプレンツラウアー・ベルク(Prenzlauer Berg)へ。「ベルリンで一番おいしい」というウワサのカリーヴルスト屋さん「Konnopke‘s Imbiß」に行ってきました。
地下鉄路線の工事に伴い、お店が移転したことは聞いていたけれど、どこに仮店舗が建っているのか知らなくて、周囲をうろうろとさまよってしまった。(あやうく、このお店にせっせと通っていたことのあるというSくんに電話をかけるとこどだった)
現在は、屋台形式の仮店舗がすぐ近くに展開されています。やはり決め手はソース。おいしくいただきました。
 
アレクサンダー・プラッツに戻って、その周辺をお散歩。天気がよければテレビ塔に登ろうかと思っていたけれど、展望室の付近には霧が重たくかかっていたのでした……。
 
赤の市庁舎周辺と、アレキサンダー・プラッツ駅周辺には、比較的大きめのクリスマス・マーケットが展開されていました。そう、今日が初日!時間が時間なのでかなり閑散としていましたが、その分、ゆったりと歩くことができました。Yちゃんはホットワイン(Glühwein)、わたしはワッフルをそれぞれ飲み食いしては、ほくほく。
 
デパートでYちゃんが冬用のブーツを購入。デザインが可愛くて、なによりあったかそうで、自分もついついほしくなる。ええと、手持ちの服と相談してから考えようかな……。
 
優雅にドイツレストランで食事をして、帰路についたのでした。
たくさん歩いて、たくさん食べて、たくさん話したなあ。


「地元」案内といえるほど詳しくないけれど、ちょっとでも楽しんでもらえたなら幸い。
東京の同期、Yちゃんがベルリンにやってきました!
観光ではなく、学会発表が主な「しゅっちょう」の目的なのですが、その前後に時間を作ってベルリンに滞在することに。
 
そんなわけで、我が家にてささやかに「おもてなし」。
……する、つもりだったんだけれど、さっそくお迎えの時点でトラブル発生。

テーゲル空港にちょっと遅れて到着したら、なんと飛行機は早めに到着していたらしく、到着ロビー(なんて呼べるようなシロモノでもなく、単なる「出入り口」付近)に行ってもYちゃんの姿はなかった。
うああ、こんなことならちゃんと連絡先伝えておけばよかった!小さい空港だし、迷うこともないだろうって思っていたのがあだになった!
こうなったらインフォメーションで呼び出しをかけてもらうしかないかなあ、と来た道を引き返していると、反対側からYちゃんの姿が……!どうやら彼女もロビーらしからぬロビーに不安を覚えたらしく、ほかに大きな発着ロビーがないかどうか確認しに行っていたらしい。うー、遅れてごめんよごめんよ。無事に会えてよかったあ……!
 
Yちゃんに会うのは、約8か月ぶり。積もるはなしがありすぎて、深夜2時半くらいまでおしゃべりにつきあってもらいました。長旅で疲れているだろうにごめんよー。
 
ひさしぶりに聞く「ホームグラウンド」のはなしは、そのすべてが懐かしかった。普段、生活している分には気にならないのに、不思議。
ホームシックにはならないけれど、それでも遠く離れているところにいるんだなあ、という感覚はある。人間関係のちょっとした(あるいは、大きな)変化が、一番びっくりする。
 
 
……それはお互いさまかな、なんて、思ったりもするけれど。


なにはともあれ、これから数日間、どうぞよろしくお願いします。ぺこり。
前々から気になっていた、Ritter Sportの専門ショップに行ってきました!以前、この周辺をお散歩したんだけれど、例のごとく目が「節穴」でしかないわたしは、さくっと看板をスルーしていました。
Ritter Sportの商品(チョコレートはもちろん、こまごまとしたグッズまで)が販売されているショップ・コーナー、Ritter Sportの歴史をたどることのできる展示室、Ritter Sportのチョコレートをいろんなかたちで堪能できるカフェ……そして、チョコレート工場も(要予約かな?)。チャーリーもびっくりね。
 
いくつかおやつ用の板チョコを購入。しかし、こんなにずらっといろんな種類が用意されていると、目移りしちゃって困るー!全部食べたくなっちゃうー!
目下のところ一番気になっているのは、Ritter Sportデザインのビニール・コーティングバッグ。すっごくかわいい!ただ、大量に本を入れて持ち運ぶにはちょっと心もとないかなあ。
 
ん。今度また、改めておみやげ探しに来ようかな。
 
近くにもう一件別の、歴史ある高級ショコラティエがあって、店内をぐるっと回るだけでどきどきしてしまいました。だって、チョコレート一色よ?夢のような国ですよ。ショウウィンドウにあるプラリネがとてもとても魅惑的。
 
こんなお店でホット・チョコレートを飲むのもすてきだろうなあ……。タイミングを間違えると満腹になって食事が入らなくなるか、最悪、胸やけを起こすかしそうですが。

かれんだー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新こめんと

[09/21 YuN]
[09/17 むさぴょん]
[09/15 YuN]
[09/14 ぶた]
[09/14 YuN]

最新とらっくばっく

ぷろふぃーる

YuN


ドイツ生まれ、ドイツ育ちの「なんとなく日本人」。根っからのラインラントっこ。

日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。

深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。

2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。

ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。


ぶろぐ内検索

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- ゆうゆう自適。 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]