ゆうゆう自適。
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朝5時起き、6時の電車に乗って日付が変わるぎりぎりに帰宅。
最寄駅に行ったら、意外と多くの人がホームで待っていた。ヴァルネミュンデ発の電車にも、乗客の姿がちらほら……。(ベルリン行きはがらがらだったけれど)ああそうか、普段自分が「遅起き」なだけで、世界はちゃんと朝早くから動いているんだね。(すごく当たり前の話)
日帰りの「遠足」はしょっちゅう行っているけれど、日帰りでベルリンはたった一日のことでも、2、3日は滞在したような気分になる。ほぼ20時間、フル稼働していたせいかもしれないけれど。
それだけ、こゆーい一日でした。
午前中は「ベルリン大散策」。気になる地区は片っぱしから歩いてイメージをつかむのが目的。これまで「観光」という目的でしか歩いたことのない街を、「生活」の視点から見てみようと。
ロストックからベルリンに出てくるのは今回で2度目。
前回も、そして今回も思ったのだけれど、「メクレンブルクモード」でベルリンを目の当たりにすると、その規模の大きさにただただ圧倒される。
普段、徒歩圏内で生活をしていて、限られたトラムにしか乗らない人間にとっては、Sバーンと地下鉄が何本も何本も交錯して走っている街は実に大都会!電車とか5分に一本に来るなんてありえない!(うちの最寄り駅は多くても12分に一本しかトラム停車しない)<こんなこと言っていると東京に戻れないような気がする
山手線みたいな(内回り、外回りの2通りある)Sバーンに遭遇したときは、どっち方向の電車に乗ったらいいかわからず、あわあわしているうちに一本乗り過ごした。矢印で「時計回り」「逆時計回り」って書かれてもわからんよ!でも、冷静に考えると、そっちのほうが「外回り」「内回り」と書かれるよりわかりやすいかも?
午前中はPrenzlauer BergとCharlottenburg地区に行ってきた。
旧東ドイツのPrenzlauer Bergは古くて大きいな建物が多い。カフェも多く、学生に人気の地区らしい。たとえるならば「下北沢」的な雰囲気でしょうか。
対するCharlottenburgは西側の地区。地下鉄から外に出た瞬間、思わず、「あ、これは知っている」「なつかしい」と思った。旧東ドイツの地区はもちろん、北ドイツともどこか異なる雰囲気。デュッセルドルフやフランクフルトの住宅街でよく見た景色。きっとこれは西ドイツに共通しているものなんだろうなあ。
「治安面でいったらベルリン南西部がオススメ」と、何人もの人に言われましたが、これは納得。よく言えば「住みやすそう」、悪く言えば「無難」?HUとFU、両方に行きたい場合は、Charlottenburgが理想的なんだけれどなあ。
正午に、ベルリンに「しゅっちょう」中の先輩と再会!
最後に会ったのは3月末の研究会のときだったので、実に4カ月ぶり。……よくよく考えてみると、そんなに「ものすごくひさしぶり!」ってこともないような……。
一緒にお昼を食べてから、ちょっと趣味のお散歩におつきあいいただきました。
目的地はFriedenau地区。そう、ヨーンゾンのアトリエがここにあるのです!
以前友人に写真を送ってもらったので、間接的に見たことはあるのだけれど、今日たまたま電車の中で読んでいた本に住所が載っていたので、自分の目で確かめてやろうではないか!と思ったのでした。
ヨーンゾンのアトリエは、扉の上にアクリルのプレートがかかっているので、すぐにわかりました。「おおお、これは写真に収めなければ!」と騒いでいたら、ちょうど住民が帰ってきて、怪訝そうな目で見られました。ヨーンゾンで騒ぐ外国人はさすがにめずらしいか。
すぐ近くの通りにヨーンゾンが住んでいた家もあったのですが、こちらは火事で全焼してしまったため、今はありません。でもこの通りのどこかに、昔ギュンター・グラスが住んでいた家はあるはず。
グラスって今もベルリン在住なのかな?という話をしたのですが、現在はリューベック近郊に住んでいるとのこと。……そういえばリューベックにギュンター・グラス・ハウスあったなあ、「なんでリューベック?」ってうっかり(!)素通りしてしまったけれど。いや、あのときはマン・ハウスでもうお腹いっぱいだった。
次の約束があったので、先輩とはZoo駅で解散。
こんな観光スポットでもなんでもない道楽におつきあいいただき、本当にありがとうございます!次に会うのは恐らく帰国後、それまでにもっともっと「しゅぎょう」を積まなければ。
このあとベルリンっ子の友人とお茶をする予定が、「予想外の事態」により一旦白紙になるというハプニングが!あとでまた改めて連絡を取ることに。
学科の先輩がイチオシしているNeukölln地区に行ってみました。トルコ系をはじめ、多くの移民が住んでいることで有名な地区なのですが、本当に本当に、国際色が豊かなところでした。ドイツ語以外のことばもたくさん聞こえてくる!トルコ系のお店もたくさんある!
ちょっとうろうろしてみました。図らずも地図を読み間違えて反対方向に進んでしまったため(この辺がわたしクオリティ)、あまり時間は取れませんでしたが、ほんの少しだけでも垣間見えてよかった。ベルリンは、本当にいろんな表情を持っている街だなあ。
そして本日のメインイベント・おうちの下見。最初に行ったPrenzlauer Berg地区です。
家の周辺はなかなかすてきなところでしたが、残念ながら、肝心のおうちが心から「住みたい!」と思えるところではなかった。細かい違和感を指し引いたとしても、敷地内で建物修理の大工事は、ない!見た感じ長期化しそうだし、これでは日中、おうちで作業できないよー。
Prenzlauer Bergにはあこがれるし、おうち探しの早期決着も目指したいけれど、ここで安易に妥協してはイカン気がする。後ろ髪、引かれるけれど。
ベルリン版山手線(仮)で半周、地下鉄に乗り換えてDahlemへ。駅を出てから気づいたのだけれど、ここの駅舎、茅葺屋根だよ!まさかバルト海域以外のところでお目にかかることになるとは……。
友人と2、30分話「せけんばなし」をして、早々と解散。たぶん近いうちに「あいる・びー・ばっく」だよ、そのときまたよろしく!
ロストックに出発するときも、クリスタ・ヴォルフの朗読を聴きに来たときも、そして今回も、毎度のように国会議事堂を中央駅の中から「見ているだけ」。相変わらず、まだ中には入っていない。もうあれは住んでからでいいや逃げるわけでもなし。
さて、どこで食べようか、と悩んだところで、ベルリン名物(?)カレーソーセージのインビスを食べることに。「ベルリンのカレーソーセージは、ルール地方とは違うらしい」という話で先日盛り上がったことを思い出した。茹でソーセージはベルリン流、とのことらしいのですが、今回食べたのは、ノルトライン・ヴェストファーレン州でもおなじみの焼きソーセージバージョン。わたしの(割と味に対して鈍感な)舌では違いがわからなかった。残念。これも修行かしら。
さあて、あとは帰りの電車に乗るだけ……と、早くも「おわった」モードになりかけたけれど、ご存じのように、「帰るまでが遠足」です。最大のイベントはまだ残っていました。
なんと、なんと、
ホームでゼミの仲間とばったり遭遇。
ふたりして「なんでここに?」とあっけに取られておりました。
ロストックの街中で会ったこともないのに、なぜにベルリンで!
仲間は彼女さんの妹の誕生日パーティーに出席するために、週末はパッサウに滞在していたらしい。なんと、行きも帰りも電車!ベルリンに直接用があったわけではなく、単に乗り換える必要があっただけで、ホームで待っていたところわたしが来た……ということだったらしい。
彼はわたしがこちらでお世話になっている先生の直弟子で、昨年、先生と一緒にエアランゲンからロストックに移ってきたそうです。研究している分野が割と近く、一度じっくり話してみたいなあ……とは思っていたものの、きっかけがつかめず、そのままになっていました。まさかこんなところでおはなしできる機会を得られるとは。
ロストックまでの3時間強、ひたすらふたりで話倒していました。
研究のはなしもたくさんできたし、研究以外の雑談もすごく楽しかった。
また、来年以降のヨーンゾン研究プロジェクトのはなしも聞かせてもらって、ああ、自分は案外「単なるお客さん」なだけでもなかったのかもしれない、としみじみ思った。
わたしはあと2カ月弱でこの街を去るけれど、きっと縁は続いていく、と今なら思える。だって、偶然が偶然を呼んでベルリンでばったり会えるくらいなんだもの!そのためには受け身でいてばかりもいられない。
家は見つからなかったけれど、その代わり、ほかのものをたくさん見つけた一日。
今日は家でおとなしく読み仕事。
ヨーンゾンの作品の舞台(架空の街)のモデルについて考察・検証する本を読んでいたのですが、地名をガイドブックの地図で確認したり、ぐーぐる先生に質問したりするだけでぐったり。だめだ、想像力が貧困すぎて、その場にいかないとイメージわかない。いや、イメージはそれなりにわくんだけれど、「この街にある××は作中の△をほうふつとさせる」なんて書かれてしまうと、この目で見たい!と思ってしまうのです。リアリズム色の強い作品なだけあって。
絶対に行かなければいけないのはKlützとGüstrow。
あとは東西南北メクレンブルクあちこち。
……州内全体を旅行なんて、長く住んだノルトライン・ヴェストファーレン州でだってしたことないぞ。
この夏は勉強とハイキングだ!
今日はお外はそれなりに晴れていましたが、午後、突然天気雨が降りました。さんさんとおひさまが照っているのに、ざあっと雨が。通り雨だったらしく、すぐに止みましたが。
これは前兆だったのか、2時間後には本格的な雷雨が到来。一気に気温が下がりました。
先週に比べると多少天気が悪くなったとはいえ、相変わらず「ふるふる詐欺」が続いていたので、ちょうどよいのかも。ヴァルノウ川の水位が下がらないように。
さて、明日は「しゅっちょう」してまいります。
朝5時起きです!いえい。
……電車の中で熟睡かな。
週末はここの広場でよくなにかしらの催し物が行われているけれど、市って見た覚えがないかも。(単にそのとき街に行かなかった、という説ももちろんありうる)果物がメインだったかな?
さてベルリンの地図を買うか、と本屋さんへ行く。
しかし目当ての地図はなく、さてどうしたものか……と考えたところで、背後にある特設コーナーが目に入った。メクレンブルク・フォアポンメルン州の特設コーナー。観光シーズンだからか、最近はこういった特設コーナーに力が入っている。
さてどんな本があるんだろう、とちょっと見てみることに。
一番最初に目に入ったのは、ハイキング・コースが載っているガイドブック。バルト海沿いのエリアと、内陸エリア。ぱらぱら、とめくってみると、家にあるM-V州のガイドブックには載っていないような散策コースが掲載されていた。
これ、郊外にいくときはものすごく便利なのでは?
遠足のプランも立てられるし、なにより、見ているだけでも楽しい。
そんな調子で、M-V州の豆知識本とか、ヨーンゾンの作品の世界観がうかがえるKlützer Winkelのガイドブックとか、ロストックにまつわる作家のアンソロジー本とかに魅入られて、気がつけば相当な額のお買い物に。結局、ベルリンに関係するものはなにひとつ買わずに出てきてしまった。
と、特設コーナーがいけないんだよ!
そんな、メクレンブルクの魅力に太刀打ちできない今日この頃。
Rostockerはファンタならぬレモン割りというものがあって、これならいけるんじゃないか?と思って購入。
しかし、たぶんわたしひとりじゃ一日で一本飲めないと思うんだよな……来月お客人が来たら酒盛りするか。(わたしが相手じゃ「盛り」にならないと思うが)
買ってあとから気がついたこと、それは、
「うち、もしかしなくとも栓抜きないんじゃ……」
そうだ。
普段ビールなんて飲まないから、栓抜きが必要になる場面なんてこれまでなかったんだ。
これはゆゆしき事態。
前はワインオープナーがなくて、今度は栓抜きか!
でも、待てよ、
もしかしたらワインオープナーについているんじゃ?と思い、確認してみると、
あった。
おおお、これでいつでも飲めるではないか、Rostocker!
あー、あのときちょっと奮発して(といっても2、3ユーロの違い)一ランク上のワインオープナー買っておいてよかった!
先取りしている時点で「旬」ではないような気もするけれど。
ほうれんそうを買いに近所のマルクトへ行ってきました。
種なしブドウもいいなー、にんじんもここで買おうかなー、などとぼんやり考えていると、カウンターの前でPfifferlinge(アンズダケ)を発見。おおお!
Pfifferlingeの旬の季節はもう少し遅いので、ここに置いてあるものは国産ではなくポーランド産。お値段もちょっと高め。
でも食べたいなー、食べたいよー、ということで、100グラムだけ買ってみることにしました。ちょうど先に並んでいたおばさんも買っていて、お店の人に調理方法を訊いていたので、こっそり(?)立ち聞きしてみる。ほほう、ささっと水で洗えばいいのだね。どこも切り取らなくていいのだね。
おうちで解体した鶏もも肉と一緒にクリームソースに絡めて、いただきます。
今滞在はじめてのPfifferlinge。めちゃめちゃおいしかったー!
もう半分ほど残っているので、これは炒めて食べようかな。バター炒め!うーん、旬の季節が今から楽しみ。
かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。

