ゆうゆう自適。
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学会ふつかめ。
今日は1時間早めの開始で9時から。
そんなに早くはないのでしょう、でも、午後から大学に行く日はまだ寝ている時間だったりする。眠い!寒い!うわーん!
集中力が持続しないのが本当にツライ。
今回の会場はベルトルト・ブレヒト文学館なのだけれど、小ホールを使っているため、机のたぐいが一切ない。ただいま「生活習慣を直そう!計画」を実行中なので、足が組めず、ノートを取るのが大変。とりあえず対策としてリュックを抱えて台代わりにしたけれど、結果的にはひざに負担がかかってるんじゃないのこれ……。
ぽけっとしていたら、東京の先輩を発見。
ポストDDR文学が専門の方なので、来ないのかな?とは思っていたけれど、やっぱり来ていた。
午前の部が終了したあと、一旦大学まで行ってメンザでお昼。パン屋さんでパン2個買うよりも、メンザでがっつり食べたほうが安いってすごいね。
その後、先輩にベルリンの指導教官の部屋まで案内してもらい(ありがとうございます!)、面談の予約をする。そのまま大学近くのすてきカフェに連れて行ってもらって、しばらくおしゃべりしてから解散。そして、ついにビザ・サービスでパスポートを回収!よかった……これで滞在が正式なものに……!
夕方、学会会場に戻ると、今度は東京の同期のSくんを発見。やー、今日はいろんなひとに会うなあ。
ちょうどSくんに「今度お昼食べようよー」ってメールを送ろうと思っていたところだし、これを機に……と夜ごはんを一緒に食べることに。その流れで、先週お邪魔した日独交流シュタムティッシュへごー!
現地で道に迷うこと、1時間。
自転車持参のSくんを引きずりまわして、歓楽街を行ったり来たり。
ごめん。ほんきでごめん。でもひとりだったら泣きたくなっていたと思う。
記憶を頼りにうろうろするのはやめようキケン。
でも、直感くらいならアテにしてもいいかもしれない。(薄着のおねーさんたちが立っている通りは歩いた覚えはなかった)
会場に着いたら着いたで、なぜか夫婦or恋人と勘違いされて(男女が一緒に飲み屋に入っただけで即カップルと断定されるのか……?)、Sくんには最初から最後までメイワクをかけっぱなしだった。まさかとは思うけれど、日本人グループにやや遠巻きにされていたのはそれが理由ではあるまいな?
誤解だからー!
それでも、ドイツ人と日本語ドイツ語入り混じって会話をするのはなかなか楽しい。
元・アメリカ国籍、現ドイツ国籍(第一言語はドイツ語)の方と知り合いになった。
Bildungsinländerということばを知っている「一般人」にはじめて会ったよ……。仲間!なかま!
今日から3日間。その間、授業には出られないけれど、このようなアカデミックな催し物が多いのもベルリンならでは。機会があれば、どんどん参加したい。
しかしまあ、これでもか!というくらいぎゅうぎゅう詰めになったプログラムで、10時から18時まで、休憩が2回しか入らないぶっ続け状態。いわゆる大御所の発表+質疑応答が延びるに延びて、気がつけばお昼休みが大幅カット。途中の休憩も15分のみ……。暖房ががんがんに入っているせいかホールの空気も悪いし、時間の経過とともに集中力がどんどん低下。
これはキツイ。
初日は旧東独(DDR)文学というジャンルについて、の議論がメイン。
DDR文学はどこへ行くのか?そもそも、DDR文学というジャンルは今後も存在しうるのか?
「ドイツ文学史」という流れの中にDDR文学がどのように組み込まれていくのか、について考えることは、たしかに重要。10年前の国語教育ではノータッチだったけれど、今は少しは変わっているんだろうか。
後半ではクリスタ・ヴォルフの新刊『天使の街』Stadt der Engelについての議論も。お、今一番ホットなところじゃない?と楽しみにしていたのだけれど、聴いてみたらがっかり。始終「ドイツ再統一から20年経った今でもDDRに幻想を抱き続けているなんて信じられない」というトーンで議論が展開されて、げんなりしてしまった。
ヴォルフが過去に、かつてのDDRに今もとらわれているという点はたぶん(新刊をまだ読んでいないので断定できない)間違っていない。でも、この作品を(その要素は十分すぎるくらいにそろっているとしても)はじめから「自伝的小説」と決めつけて、「語り手・わたし=ヴォルフ」とすることも疑問に思うし、「上から目線」で論じることに至っては納得がいかない。擁護するわけじゃあないけれど、彼女本人の生き方そのものを「断罪」するのはわれわれゲルマニストの仕事じゃない。
それこそWessi(西ドイツ人)の傲慢じゃないの?
旧東ドイツについて研究しているはずなのに、結局、根っこの部分までわかろうとしていないんじゃないのかな……。
わたしだって、まだわからない。語れるほどものを知らない。くやしいなあ。
あー、なんか自分の修論(見下してはいないけれど一方的議論な点はまさに同じ)を思い出して、もやもや2割増し。ヴォルフはむずかしい。ほんとにむずかしい。今の自分ではまったく歯が立たない。
でもいつか、いつか絶対、こういった一方的な議論にも太刀打ちできるように、なる。なってみせる。どれだけかかるかわからないけれど、修論を「清算」するまでは終われない。
まずは、あと2日!がんばる!
ひさしぶりにロストックのお師匠と対面できたのはうれしかった。
前回会ったときから進捗状況が変わっていないというのが致命的。あああ。
郵便受けを見ると、手紙が入っていた。
わたしに手紙なんて一体誰?と思って封筒を見る。
フライブルクからの手紙。宛名は……うちの家主Lukasと同じ名字のひと。
Lukasはフライブルクの出身。ということは、この手紙はLukasのご両親から?
すうっと過ぎる、いやな予感。
今月の家賃払ったよね?
それとも、予期せぬトラブルがあったのかな?
いずれにせよ、直接面識のないご両親からわざわざ手紙が送られてくるなんて、よっぽどの事態に違いない。
どきどきしながら、封筒を開ける。
すると、中から大学の印の入った封筒が出てきた。
……ん?
こ れ は
だ、大学の学生証!
わたしの!
正しい住所が書いてあるのに、なぜか家主の実家に送り届けられたらしい。なんで?なんでなんで?
家の郵便受けは家主と「連名」にしているのに、
家主宛ての郵便物が届いてもいいように、「c/o」指定もしているのに、
なぜフライブルク?
わざわざc/o宛ての実家を調べ上げて、そこに送ったというの?
ちゃんとそこの住所に人が住んでいるのに?
労力の使いどころを完全に間違えているよDeutsche Post。
人員削減とかいう前に、まず社員の教育からはじめたほうがいいんじゃないの?
DHLといい、Deutesche Postといい、
どこまでわたしを「なかったひと」にしたいのか!
なんかいろいろと腑に落ちないけれど、とりあえず学生証が届いてよかった……。これでベルリン中の大学図書館が使えるよ。明日、パスポートを取りに行ければ(行けるのか?)、身分の保証もできる!
Lukasにメール書いて、ご両親にお礼を伝えてもらおう。
「荷物を預かっていますか?」メモを投函した翌日、奥にある家具製作所に明かりがついていたので、物は試し!と荷物の行方を尋ねてみることに。
敷地内は人気がなく、どこに行けばいいんだろう……とおろおろしているうちに、ひょこっと若いお兄さんが登場。
「あの、荷物を預かっているって……」
事情を説明しようとしたわたしを遮り、お兄さんはこう言った。
「うんうん、わかっているよ」
そして作業場に行くや否や、出入り口付近のテーブルの上に乗せてあった箱を差し出した。
ほんとに、ほんとに、家具製作所に荷物を預けたんだ……。
よりにもよって、土曜日の昼~日曜日終日は完全に閉まっている作業場に荷物を預けるなんてどういうこと?とDHLの人間をとっ捕まえて小一時間ほど問いただしたい気分である。
「うんうん、わかっているよ」なんて言うあたり、この家具製作所は結構な確率で「預かり所」と化しているのではないだろうか。なんかそんな気がしてきた。
とにもかくにも、ようやくシーツをゲット!
長かったー!
部屋に戻ってさっそく「模様替え」。
シーツを取り替えて、枕&布団カバーもついでに交換。
春夏カラーから、秋冬仕様に変更しました。
ちょっとうきうき。
うん、このシーツがウチに届くまでの経緯はこの際忘れて、このうきうき感を楽しもう!
先日の日独Stammtischで知り合った方と、お散歩&ご飯。
まだベルリンに来たばかりで、よくわからない……とのことだったので、ウチの「ご近所」(シャルロッテンブルク周辺)を紹介することに。
まずはZooで待ち合わせをして、ぶらっとKaDeWe見物。
わたしもおかやんから「シュトレンを送って!」と頼まれているので、その下見がてらに。
11月に入った途端に、なのか、KaDeWeはすっかりクリスマス仕様になっていた。
エントランスには大きな大きなクリスマス・ツリー!クリスマス・オーナメントやお菓子もたくさん。はわー、クリスマス気分になりますねえ。あと一カ月半くらいあるけれど。
6階のお菓子売り場もすっかりクリスマス・モードになっていて、いたるところにクリスマスのお菓子が。チョコレートにクッキー、ときどきシュトレン……。目移りしちゃうね。どれも可愛いし、どれもおいしそう!
KaDeWeのあとは、すぐ近くのアジアン・マーケットへ。
偶然、韓国の柚子茶を発見して、思わず衝動買い。これね、だいすきなの!のどにやさしい、からだもあったまる。
それからお気に入りスポット・シャルロッテンブルク宮殿をご紹介。午後5時半ごろに着いたのだけれど、もうすっかり暗くなっていて、残念ながら庭園を歩くことはかなわず。いや、歩けるには歩けるけれど、外灯がひとつもないのでおすすめしない。
夕食はSavignyplatzで。Spätzleのお店。ボリュームたっぷりでおいしかった。
ここでもう一名合流。朝からテロ行為のように何度か電話をして、夜にようやく捕まったという……。3人でまったりご飯を食べて、腹ごなしにちょっとお散歩→スタバへ移動。
共通の趣味のはなしで大いに盛り上がる。同志発見ね!
まことに楽しい夜でした。
かれんだー
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りんく
かてごり
最新とらっくばっく
ぷろふぃーる
日本の大学院で現代ドイツ文学を勉強中。ただいま、ドイツにて「しゅっちょう」修行の旅の途中。今やすっかりメクレンブルクの空と大地と海に心を奪われています。
夢は、日本とドイツをつなぐ「ことばや」さんになること。
深刻になりすぎず、でも真剣に。
こつこつ、しっかり、マイペース。がんばりすぎない程度にがんばります。
2010年4月-9月までロストック(メクレンブルク・フォアポンメルン州)、10月-2011年3月までベルリンに滞在。再度ドイツに留学することが、今後の目標のひとつ。
ぽつぽつと、不定期的に過去の日記を埋めていきます。

